佐久の展望台だって宇宙船。
臼田さんはあの山の中。
でも展望台めちゃ暑い。
宿に戻って、夕食。
今夜は宿の自家製のボケ酒(辛口手前)と杏酒(甘口)
ボケはぴりっとしたクセあり。
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コーンスープと金目鯛のグリンピースソース。
昨夜のステーキソースといい、この照り焼き風な醤油味は、
マンズワインのレストランっぽかった。
ご当地味かしら?
小学生メインは、チキンソテー。
こっちの味のほうが好きかも。
まぁ、でっかいお口ね。
2日夜も天体観測をして。
翌朝、天文台にお別れして、チェックアウト。
宿のおじさんが、「星に詳しいお兄ちゃんに」と星座早見表をくれました。
持ってなかったから、大喜び。
旅の記念になるね。
お母ちゃんには、昨夜のメインの付け合せにでた、
自家製のモロッコ豆をたくさんいただきました。
もしや散歩のときに、あちこちの畑でみかけたこの赤い花が、モロッコ豆かしら?
せっかくだから、雷電の生家も見て行きますか。
お約束の・・・。
家の中に土俵と、2階が桟敷席だよ。
雷電は、相撲が強かっただけでなく、当時の記録などを残し、
文武に優れ、仁義に厚かったんだってよ。
帰り道、地図をよくよく検討すると、行きのルートより、
142号を岡谷に出るほうが近くて早くて安い!!
142号自体渋滞もなく、信号もなく、のどかな景色が続く走りやすい道路。
中部横断道路が全域開通されれば、さらに近くなるけれども。
下調べの重要性を悟った次第。
帰り、オットが神坂PAから馬籠が近いので、寄って行きたいとのこと。
神坂PAで聞くと、2キロくらいという。
てっきりあきらめるだろうと思いきや、行く気満々のオット。
PAに車を置いて、この暑い暑い午後、旅の最後に子連れで歩いていくの????
最初からやる気のなくふて腐れ~な女組と、
お父さんの行くところどこでもお供しますワンワンなカッパくん。
いったいどこからどこまでが2キロなの???
見かける表示ごとに「馬籠宿まで2キロ」とか、「1100M」とか。
アップダウンの多い道で、たっぷり30分はかかりました。
ぶーたれながらも気力を振るいなんとか、馬籠にたどり着いてびっくり!!
というか当然というか。
ぐは~~。この町並み自体がものすごい坂道・・・・。
どんびき~な私&こどもを置いて、どんどん行ってしまうオット。
なにがそんなに彼を引き寄せるか??
高校の修学旅行で、馬籠から妻籠まで歩いた思い出があるらしいが。
思うに、休暇前、会社で旅行先の話をした折にでも、
「神坂PAから妻籠近いから行ってごらん」とでも、勧められたのではないか。
後日、友人たちとオット不満話をしていたときに、皆口を揃えて、
「妻の言うことは敢えて聞かないが、他の人の言うこと鵜呑み」傾向があるとの
証言が得られたので、ここに報告しておく。
でもまあ、ここまで歩いてきて、馬籠を見ないのももったいないと思い直し、
(オットの背中も悲しげなのもちょっぴり気になるし)、
ナッパちんには「上でカキ氷食べよう」と声をかけ、ひとふんばり。
雰囲気ある町並みと石畳、
そして水路を清流が流れているのを汲んでは、遣り水をしているのも風情あり。
木工品や、豆菓子、五平餅、栗饅頭などのお店を覗いたり、買い物したり、
なかなか楽しかったですよ。
もちろん、ナッパちんが忘れるはずもなく、カキ氷も食べました。
オットも気が済んだのか、体力の限界だったのか、
馬籠の4分の1くらいでリタイヤして戻りました。
帰りは路線バスに乗って、神坂PAに戻りました。
バス停2つ分5分くらいの乗車だけど、家族で300円なら安いもんですばい。
はぁ~、やっと帰れる~~~。
馬籠、いい町並みです。
水戸黄門の一行になった気分です。
しかし、真夏の神坂PAからの徒歩は危険です。
下手すると、提案者は家族の恨みを買い、旅が台無しになってしまう恐れがあります。
☆中央道馬篭バスストップから馬籠宿入口への案内看板には「徒歩10分」とあるがよほどの健脚でない限り15分~20分必要となる。(ウィキペディア馬籠の項より抜粋)
なんとか、決定的な夫婦喧嘩に至らず、無事帰宅。
やれやれでした。
今回も長い長い旅行記にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
星や宇宙のこと、間違いが多いかも、お目こぼしを。
こうして、振り返ってみると、思い出倍増ですよ。