秋の夕陽を背負った掛川城
二の丸美術館に行ってきました。
展示スペースを観るのは初めて。
大人200円。(こそだて支援カード提示で160円か~~知らなかった)
土曜日は小中学生無料
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ce/3b3a231e147bb3547ed2d033489add24.jpg)
現在の展示は「装身具の美」
江戸、明治時代の髪飾りや煙草入れなど、細密小物の展示です。
笄(こうがい)というもの、初めて知りました。
髪を結い上げる棒のようなもので、
髪を巻き上げたあと、片端を外して、
簪(かんざし)のように髪に挿す。
でもって、髪の正面には、お揃いの柄の丸櫛
女性物の模様は、植物と鳥。
男物の煙草入れやキセルの柄は、瓢箪、茄子、亀とか、七福神とか、
縁起物が多いような。
大振りな煙草入れは、伊達者と言われる歌舞伎役者や相撲取りなど
目立つ職業の人など、持ち物で商売(身分)の違いが一目瞭然。
そういう分別って当然だと思う。
安い格好してるのにバッグだけブランドとかって、お品がないよね。
ルーペで拡大しなきゃわからないような鎖の柄や、
野菜?の上に蟻が乗ってたり。
拡大鏡のようなものもなく、手元も暗かったと思われる時代に、
こんな細かいもの作るなんて、職人ブラボー。
実用性は二の次に小さい物、細かい物を、
職人の腕自慢として作ったとか。
今の時代には作れないものも多いらしい。
やっぱり女性物のほうが興味深く見ましたよ。
化粧ポーチや懐紙いれ。
夜が暗かった時代、部屋に彩りがなかった時代。
黒い髪に映える櫛、地味な着物の胸元からちらりと覗く小物入れ。
実用品の中の小さな色彩は、なによりも美しく見えたはず。
とても大事に使われたんだろうな。
持ち物が少なかった時代のほうが、モノに華がある。
これから、「しゃばけ」とか山本一力さんの小説読むときに、
小物を想像しやすくて楽しいなぁ。
じっくり眺めて1時間=200円の小さな美術館。
よい時間でした。
ちなみに今の展示は11月18日までだそうです。
時間があったらもう一度見てもいいな。
二の丸美術館に行ってきました。
展示スペースを観るのは初めて。
大人200円。(こそだて支援カード提示で160円か~~知らなかった)
土曜日は小中学生無料
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ce/3b3a231e147bb3547ed2d033489add24.jpg)
現在の展示は「装身具の美」
江戸、明治時代の髪飾りや煙草入れなど、細密小物の展示です。
笄(こうがい)というもの、初めて知りました。
髪を結い上げる棒のようなもので、
髪を巻き上げたあと、片端を外して、
簪(かんざし)のように髪に挿す。
でもって、髪の正面には、お揃いの柄の丸櫛
女性物の模様は、植物と鳥。
男物の煙草入れやキセルの柄は、瓢箪、茄子、亀とか、七福神とか、
縁起物が多いような。
大振りな煙草入れは、伊達者と言われる歌舞伎役者や相撲取りなど
目立つ職業の人など、持ち物で商売(身分)の違いが一目瞭然。
そういう分別って当然だと思う。
安い格好してるのにバッグだけブランドとかって、お品がないよね。
ルーペで拡大しなきゃわからないような鎖の柄や、
野菜?の上に蟻が乗ってたり。
拡大鏡のようなものもなく、手元も暗かったと思われる時代に、
こんな細かいもの作るなんて、職人ブラボー。
実用性は二の次に小さい物、細かい物を、
職人の腕自慢として作ったとか。
今の時代には作れないものも多いらしい。
やっぱり女性物のほうが興味深く見ましたよ。
化粧ポーチや懐紙いれ。
夜が暗かった時代、部屋に彩りがなかった時代。
黒い髪に映える櫛、地味な着物の胸元からちらりと覗く小物入れ。
実用品の中の小さな色彩は、なによりも美しく見えたはず。
とても大事に使われたんだろうな。
持ち物が少なかった時代のほうが、モノに華がある。
これから、「しゃばけ」とか山本一力さんの小説読むときに、
小物を想像しやすくて楽しいなぁ。
じっくり眺めて1時間=200円の小さな美術館。
よい時間でした。
ちなみに今の展示は11月18日までだそうです。
時間があったらもう一度見てもいいな。