おでかけ大好き

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雨の日※蜜蜂と遠雷について追記

2017-06-21 08:27:17 | 本に暮らす


写真はピーカンの中の紫陽花ですが、今頃喜んでるだろうなぁ。


朝から雨でしたが、こどもたち無事学校に着いたと思われる頃から、雨風がかなり強くなってきました。

6月に入って初めてのまとまった恵みの雨ですが、一度にこんなに降らなくても…。何事も程々にして欲しいわぁ。


雨の朝は、暗く空気が沈み込むようなしっとりとした重さがあり、なにより雨音の他は生き物の気配がしない静けさ。心地よく眠れる。

こういう穏やかな雨の日もいいなぁ〜なんて、思うのは束の間、

いつも以上にバタバタと朝食、お弁当の支度、こどもたちを起こして、雨の日の支度をさせ、洗濯物干しつつムスコのご機嫌を伺いながら送り出し…。

で、彼らがでるとのんびりコーヒータイムが幸せですね。



こんな日は、ゆっくり読書ができそう。

「遠雷と蜜蜂」

直木賞と本屋大賞のW受賞は初だそうで。

私にとっても恩田陸さん初。
勝手にファンタジーだと思って敬遠してたような。

ピアノコンクールの話でした。
聞いたこともないクラシック楽曲ですら、その音楽の表現の多彩さに驚く。

音は聴こえないけど、文字として表現者のパッションが伝わる。

生のクラシックを聴きたくなるね。

少々激しい雨音をBGMに読書しま~す。

で、読み終えて追記。

薄々そうではないかと思っていたけど、この国際コンクールの舞台のモデルは、浜松。

東京から新幹線でこれる地方都市で、ピアノの街だし、音楽の街だし、鰻だし。海はさほど近くないけども。


そんなこと、半年も前に評判になってましたよね。

いやいや、なんせ図書館ユーザーなもので情報遅くて。

あの、ジャケ買いを誘う光溢れる草原の表紙絵も、焼津出身のイラストレーターさんみたいですよ。

クラシカロイドといい、井伊直虎といい、浜松方面にスポット当たってるのに、活かしきれてないというかなんというか。

もどかしさもあなたには程よくイイね♪なんでしょうか。

恩田さんは、3年に一度のこの国際浜松コンクールに4回、計12年間通い詰め、音楽を全身で聴き通すことで構想を練ったそうで。

溢れる音楽の悲喜こもごもを吸って、その感動を言葉に変換して吐き出したのですね。

見事です。

因みに、ユーチューブで、ロマンチックが止まらないという、ラフマニノフの2番を聴いてみましたが、う〜ん。

やっぱり生に限るのかしら。

あまりに長くなり過ぎて、別記事にすれば良かったかも。

今や遅し。