散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

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UR賃貸物件解体の記事を読んで・・・「高幡台団地」

2008年05月09日 22時49分52秒 | 徒然なるままに
写真:植物工房 Studioうもーりーにて:ヤマモモの実

独立行政法人・都市再生機構(UR)が建てた賃貸集合住宅が耐震強度不足を理由に取り崩しされるというニュースを読んでいると、日野市程久保にある「高幡台団地」(高層棟)が対象で、記事になっていました。実は、この取り崩し対象となった「高幡台団地」は、私が完全に自立できた手助けをしてくれた場所でした。

1978年に、この高台にあった「高幡台団地」直下のアパートに住み始めて、東京での本格的な自立生活が始まったのでした。

その自立に大きく手助けしてくれたのが、「高幡台団地」1Fにあった「マルエツ?」だったのです。実家から東京に出て、初めて目にした超大型のスーパー(今では並サイズかな)でした。ほとんどの日常雑貨&食料品がここで買えました。一箇所でほとんどが賄える・・・

ハンディーもんの自分には、本当に助かりました。私の場合、握力が「15」しかなく、重いものを遠くまで運べないので、近場でのこまめな往復でこなすのが自立には必須だったんです。特に雨の日なんかは・・・

マルエツを見て、これが東京かと実感したのを覚えています。当時の実家周辺ではあり得なかった。完全な「いなかっぺ」で。。。見るもの全てが新鮮でした。今は、「コンビニ」等の普及で、また違う意味で、自立しやすくなったけど、当時は、通う大学の近くで、このような場所を探すには困難でした。

この「高幡台団地」は、1971年に完成した11階建ての高層アパートで250戸がすねるようです。1Fには、銀行や郵便局もあり、ほんとに便利なところで、自立できた第一の要因は、この「高幡台団地」の直下に住んだこと。ついつい懐かしく思い出してしまいました。目をつぶると当時の風景が広がりますね。。。これも懐古主義でしょうかね。年をとった証拠かもね。解体されるのかぁ~!!!解体されるまでに一度言ってみたいなぁ~!

ただ、この取り崩し対象の「高幡台団地」73号棟の住民のほとんどか65歳以上だそうです。この年になると、そこに根を下ろして、一生をここで過ごそうとセカンドライフな人生を送っていますよね。その方々が新たな住処を探さないといけないなんて・・・あまりにも可愛そうな気が・・・どうにかならんもんか。ただ、URもなるべく近くの団地を中心に紹介する、また、引越し費用の負担や、家賃等の負担の軽減を計っているので、ちょっとは、救われるかな。

天気:晴れ
気温:最低温度:14.1℃ / 最高温度:22.7℃
今日の歩数計:17544歩 / 消費カロリー:510.30Kcal
歩行距離:約11.40km