妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

口から食べられなくなったらと不安が過った

2014-08-17 17:37:51 | 日記

<野の草花…シーズン中 何かしら入れ替わってます・・・裏山の散歩コースにて>

アルツハイマー型認知症の妻は要介護5 全介助で特養に入居しています。

3日毎に昼食介助に通っています。

 

食事は とろみ食をスプーンで食べさせています。

目は開かない

声は発しない

問いかけに頷くこともない

 

12時丁度に食堂に入ると今日は6人の入所者さんがテーブルを囲んでいた。

妻だけ目を瞑っていて もうろうとして座っているのがやっとのように見えた。

 

意思の疎通が出来ないので声掛けに全く反応がない。

食事が揃って「ハイ・・・!ごはんだよ…!」と声掛けしてスプーンでごはんを口に運ぶと

目は瞑っているのに スプーンが口に触れないのに口を開けるのです。

いつもです。

不思議です。

 

50分かかって完食したが この間体幹が最初左に傾いて直して次に右に傾き間もなく左に傾いた・・・

 

本人は意思表示が出来ない。

必死で体幹を保っていたと思う。

このことに集注していて私の問いかけに応えることが出来ないのかも?

この3日のうちでまた進んだ様だ。

口から食べられなくなるのは覚悟しています。胃瘻は出来ないことが確定し、その時は経鼻管栄養を

選択することになってます。

 

今になって私の心境は・・・変わりました……口から食べられなくなった時点では身体も衰弱して胃が

受け付けないのでは?

 

妻は限界まで頑張って口から食べていたのだ!!そう思う!

 

その時が来て経鼻管栄養は?   むごい様な気がするのです。

 

フォアグラ飼育を連想してしまう。

 

必ずその時が来ます・・・が、今日 一日 いちにちを悔いの残らないように生きていくと言っても

方法が分からない??

 

今日気が付いたこと・・・結論を出そうと思わないで解からないと言うことが結論だと決めるのも方法だと

思う。