妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

どんな形でも良いから生きていて欲しい?

2015-04-12 19:39:55 | 日頃気になること

釣り場の桜 満開 去年より1週間早い・・・右下がお気に入りのポイントです

 

今日の昼食介助記録

昨日と打って変わって春爛漫の言葉が ぴったりのポカポカ陽気。

施設への通い道 草・木が一気に眠りから覚めたようだ。

さくらは満開 点在する民家の庭先には どこも黄色の水仙が帯を造っています。

3月22日のてんかん発作が落ち着き 3日前は時間はかかったがほぼ完食。

今日は以前のように食欲は戻ったと期待して食介を始めると ひと口 ふたくちで拒絶してしまった。

間をおいても口を開けない・・・

 

妻の今の状態はアルツハイマー病は別にして老衰が著しく進んだ段階だと認識して考えます。

口を開けないのは老衰で食欲がないのかと思った時、職員さんが、

「朝食は完食しました。便通があったので疲れたせいだと思う」と言われた。

前も同じことがあったのでひとまず安心。

意思の疎通が図れない。目は瞑ったまゝ。声は発しない。

ただスプーンで口に入れてもらって食べるだけ。

本人は生きる目的を持っているのだろうか?と、要らぬ思いが浮かんできた。

その思いとは、

妻が意思の疎通が出来なくなった時から「どんな形でも良いから生きていて欲しい」と、願ったことに、

妻の活きているすべての機能を使っているので、他に機能は働かないのだ?!・・・邪念がうかんだ・・・。

「十分頑張ったからもういいよ。ありがとう」・・・と、伝えたい。

ばかばかしいことだが思ったことを記してみた。