妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

意思の疎通はありませんが…望みはあります

2015-06-17 18:06:20 | 日頃気になること

アルツハイマー型認知症の妻は5年前から要介護5、 2年2か月前から現在の特養に入居。

入居時から全介助 声は発しない。

目は瞑ったまま 声掛けに全く反応はなく意思の疎通は出来ません。

施設の帰り道…道路脇に深紅に目立ってました

 

現在は老衰も進み 妻のアルツハイマー病が改善される望みはあり得ないと自覚しています。

今日の食事介助も完食してもらえればと、ただそれだけの期待だった。

 

テーブルに4人の入居者さん、皆さん車椅子で昼食を待っていたが、妻だけ目を瞑って座っている姿勢が

崩れていて肘掛とパッドでようやく座れている状態・・・

 

この座っている姿勢が苦痛かどうか表情からは分からない・・・

ところが、ごはん おかずをスプーンで口に運ぶと なんでも食べ30分かかって完食。

これで今日の介助は無事完了

 

妻が今出来る事は食べることだけなので 私の期待に精一杯応えているのかも!?

今、一つ期待していることがあります。

 

意思の疎通が全くありませんが妻の最期は…目はパッチリ開き 私を見つめてハッキリ声を出して

ありがとう と一言だけはっきりと聞こえる声を発すると思うようなったのです。

家の近くのリンゴ畑…直径3cm程になりました

家の近くの道端…この色が気に入ってます