妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病は常識が通じないことばかり・・・。

2016-01-17 18:30:09 | アルツハイマー型認知症

年が明けてから昨日まで、妻の入居している特養へ6回面会に行ってきた。(昼食介助)

今年の最初の面会は、一気に体調が悪化していて昼食は3割ほどしか食べなかった。

 

勿論意思の疎通は出来ない~~。

ので、暗い記事は年明け早々書けなかったのです。

 

昨日は6回目の面会

車椅子で食卓についている姿勢、手前20m位手前から確認できた。

体幹が座っていて体調が良いように見えた。

やはり対面すると顔色も良く暫く振りの完食。

 

職員さんは「今日は食欲がありますね!!」と言われた。

また、明日にでも食欲が落ちると思うが、ひと時でも回復が見られたことは嬉しいことです!!

年末までは、左下瞼を下げてやると眼球を私に向けたが、今では眼球は動きません。

老衰も進み仕方の無いことだと思います。

 

今日「介護家族の集い」がありました

関心のある事象・・・。

【A会員】 高齢(認知症)の父が配偶者である母を誰だか認識出来ず他人と認識しているという相談・・・。

私も何回か聞いたことはあった。

 

【B会員】の発言

夫婦は、もとをただせば血のつながりのない赤の他人、認知機能が障害が起きた結果の現象・・・。

と言う発言があった。

同意見もあった。

それでは実の子は?

 

ここで疑問があります。

認知症が最重度になって意思の疎通が出来なくなっても「人の愛情はいつまでも感じられます。」と言われています。

 

私の体験から言います

夫婦でも、愛情のある介護であっても、配偶者を認識出来ないケースは多々あると思います。

これがアルツハイマー病だと思います。

 

しかし、血のつながりのある【わが子】に対しては本能で分かることは多々あると思います。

実際に、パートナーを認識出来なくても、わが子を認識出来ている実例を見ています。

アルツハイマー病は常識外の事象に悩むことばかりです。