妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

想定外の出来事で終末を迎えることになった

2016-04-11 22:08:46 | アルツハイマー型認知症

最近、急に完食出来なくなり4月5日のブログに直ぐにでも口から食べられなくなると予想した記事を書いた。

 

その時には、経鼻経管栄養を予定しているが、今の私の心境は口から食べられなくなった時が人間の寿命なので 「自然死を迎えてやりたい」 との思いが何故か、強烈に湧き出てきた。

 

経鼻経管栄養を断るなど非倫理的だ、、、。

おおいに悩んでいる……と書いた。

 

奇しくも、4月7日午後施設からTel。

4月6日の夕食時、トロミ加工の吸い物をスプーンで食べさせていた時ノドに詰まって窒息状態になった。

が、回復したと連絡があった。

 

この吸い物トロミを固めるのに冷蔵庫で急冷するので、ゼリー状になったのをスプーンで細かくばらして食べさせていた。

 

今まで何の問題もなく食べていたが、急に嚥下機能が落ちたせいか?

この件で体力に相当のダメージを受けた筈だ。

 

この時点から点滴が始まった。

即、看取り介護の開始となった。

 

約3年もの間、

目は瞑ったまま

声は一度も発しない

意思の疎通が図れない

食べる時だけ口を開けるこの反応…3年も続いたのは奇跡的だとしか言いようがない。

 

今後は点滴のみの治療になります。

口から食べられるかは随時確認はします。

 

3か月か・・・2~3週間か・・・1年か

人間らしく自然に最期の時を迎えたいと祈ります。