認知症介護体験発表
散策コースの道端に力強く咲いています
介護体験発表の日があと6日に近づいてきました。
1か月も前に簡単に引き受けていたのだったが!?
アルツハイマー型認知症だった亡妻が初期のころは、話せる内容は時間が足りないくらいに
次々と課題は尽きなかった。
数年前、介護体験発表を数回引き受けた頃は、話すことにストレスを感じず
かえって発散になっていたくらいだった。
今回は妻を看取って一周忌を済ませたばかりです。
初期・中期の問題行動に振り回されていたころの体験は記憶があまり思い出せないのです。
思い出しても断片的でしかも、時間の前後が定かでないです。
終末期の目を瞑ったまま、声は出せない、意思の疎通が出来ない植物人間同然だった最重度の
期間が3年間と長かった。
この間、妻の意思はすべて推測するしかなかった。
今になっても終末期の2年間は、妻には人間としての心はなく、人の愛など感受する機能は
なかったと思ってます。
脳が破壊され脳幹のみで生きているだけなのです。
医学の知識のない全く根拠のない私のただ思い浮かんでくることなのです。
ですが、魂だけは不変だと信じています。
介護初期・中期の介護者は私がそうであったように
アルツハイマー型認知症の治療薬は必ず開発されると希望をもって介護していたので
絶望的な話はするべきではないと日夜悩んできた。
私は今まで終末期を主にした介護体験談は聴いたことはない
一応原稿だけは用意して当日のその時間に決断しようと思っています。