駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

Play For WATTS

2007年05月03日 | ライブレポ
5月3日(木)
憲法記念日でもあり、わっつ(実際にはわっつーと伸ばします)こと故渡辺昌裕の誕生日でもあるこの日、“WATTS”において、彼のトリビュート・ライブが行われた。
などと今さら堅苦しい言い方をしなくてもご存知のとおり、やっと何とか実現できたということです。
わっつを偲んで、わっつと親交のあったミュージシャンや旧友、またはわっつのことは知らないけれど、噂を聞いて来てくれた方、出演バンドがお目当てで来られた方など大勢のお客様が集まった。
もちろん自分も彼の友人の一人である。
でもお客としてだけじゃなく、彼の葬儀の時の受付カルテットのメンバーとして、この追悼ライブには何かと協力をしようと思っていた。だが結果として、オレは店のドラムセットをちょちょこっといじくった程度で、他の面倒なことは殆んど他のみんなでやってくれた。
オレが不満があるとすると、「もうちょっと仕事をさせてくれよ」ということぐらいなんだけど、それだけみんなのわっつに対する愛情を感じた次第である。
わっつのために、これほどの大勢の多忙な人たちが無償で動いてくれたことに、友人の一人として感謝申し上げる。

さて、素晴らしいモニュメントが彼の愛器とともに飾られ、ステージからは素晴らしい景色が臨む「WATTS」店内です。

ミュージシャンならこんな素晴らしいステージで演奏したいと思いません?
店内なのに海岸で野外ライブしているような、そんな気すらしてきます。

そしてオレが手直しさせてもらったドラムセット

11時30分過ぎに、「Play For WATTS」は始まった。
まずは、全てを仕切ったこの男

asa(あっさー)こと浅若であります。
この男、わっつの音楽的腐れ縁ともいえる旧友で、くっついたり離れたり、好きなのに大嫌いになったりと、男女の仲なら結婚と離婚を10回くらい繰り返している藤圭子夫妻のような間柄であった。
そして、葬式には誰よりも大泣きした男である。
今回、asaがいなければ実現しなかったこのライブですが、この男はステージにも出ずっぱりで、トイレにも行ってないんちゃう?って感じだった。
いやあ、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうね。

そして、もう一人欠かすことのできないメンバーの、この男

「The Watts Tribute Band」でリードギターを弾いている、ミチヤスであります。
今回のトリビュート・ライブだけでなく、“WATTS”のお店をオープンする段階から全面的に関わってきて、ありとあらゆる面で“お店の人”になりきっています。
「The Watts」のメンバーとしてだけじゃなく、わっつーの心を許す友人でした。
まあ、この二人とも見事な泣き虫で、葬儀の際には子供みたいにワンワン泣いちゃって手が付けられませんでした。
でも、今回は見事に裏方として活躍してくれていました。
ありがとうね。今日は泣かなかったじゃん。
音楽的な話は次にします。
(続く)
コメント (4)
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