駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

Play For WATTS (その2)

2007年05月04日 | ライブレポ
素晴らしい環境の中にある“WATTS”でして、店を10歩出ますと写真のような海岸となりまして、子供が貝殻を拾ったり、大人が潮干狩りをしたり、若者がマリンスポーツを楽しんだりしています。
店内で音楽を聴いたり食事を楽しんだりするのももちろんいいのですが、ライブに休憩時間がある場合には、外に出て潮風に当たるのもいいものです。
店を出て、外から眺めるとこんな感じです。


おや、ライブの真っ最中ですね。
ちょっとアップで見ますと

どうやら「Andrew」さんのライブ真っ最中のようです。
外から演奏するのが丸見えですね。
特にドラマーについては一挙手一投足がぜ~んぶ外から見えるし、しかもサウンドも丸聞こえなので、すごく面白いっす!
もし有名ドラマーが来店した際には、店内で見るより外から見たほうが手足の動きがよく見えるかもしれない。といっても昼間に限りますけどね。
だから露出癖のあるドラマーにはもってこいの場所だぞ~、丸見えだもの。
でもさすがに全裸で演奏するのはやめましょう。ワイセツ物チンレツ罪で検挙されます。つかそんなヤツいないって。

というわけで、オレ達「アキラ&The Oldies」もしっかり服を着て演奏しました。

暑かったっす。脱ぎたかったっす。
まるで真夏のような陽気の中、真冬と同じ衣装に身を包み、汗だくでやりました。

今回は、アキラの十八番(おはこ)である「エルヴィス・ショー」でお楽しみいただきました。
エルヴィス・ショーですが、今回は革ジャン・革パン・付けモミアゲではないアキラ。さすがにこの暑さでぶっ倒れてはいかんからというわけか?いや追悼ライブだからと少し遠慮してシックな衣装にしたのか?ただの手抜きか?真相はアキラかにしないアキラだった。ってしゃれか?
いくら追悼ライブとは言え、しんみりばかりしてはいられません。天然に底抜けに明るいアキラのステージは、いつでも爆笑ライブになります。
今回もそんな明るいステージを行うべく、オレ達メンバーは全力で汗まみれになりましたが、お客さんは楽しんでいただけたようで、録音したライブ音源を聞きなおしますと、演奏の合間にはお客さんの笑い声がしっかりと記録されていました。
ありがたいっす。やってよかったっす。
これが演奏者の正直な気持ちです。

楽しそうに演奏するギターのベーチャンと、SAXのいっちゃん。隣はコーラス&パーカスのゆーことキーボードのまみ。
そしてパネル写真でわっつがシャウトしている。

実はSAXのいっちゃんも、わっつの新しいレコーディングでは参加する予定だった。第1回目の練習には、いっちゃんも参加していたのだ。
その約1週間後に、わっつは突然死んでしまった。
オレ達は、わっつが羨ましがるほどの楽しいステージをしたいと思っていた。
それが、いいステージをしたいといつも願っていたわっつの一番の供養になると思ったからだ。
今回、それがまずまずできたかな、という気がした。本当はアンコール曲なんかもいくらでも出来るように用意していたのだが、さすがに分刻みの時間割ではアンコールご法度という感じだった。
ま、次回やる機会があればどれだけでも演奏しますので、その節には応援ヨロシク。

といったところで、プログラムは次々と進んで行きました。

こんな感じで最後の「The Watts Tribute Band」であります。
オレはいつもの演奏はコンガなんだけど、今回はコンガを持って行くことができなかった。そのため軽くてちっちゃいボンゴで演奏したが、ボンゴを座って叩く正式のやり方が慣れていなくて、歌との両立ができなかった。
ボンゴを鳴らしきることができなくて、ちょっと後悔してしまった。
コンガはでかくて重たくて、場所を取るのでそれ専用の車が必要になるし、わっつが亡くなってから演奏する機会もなくなって、実家に預けたままになっている。
う~む、中途半端になってしまってわっつ~、ゴメン!
それでも、ミチヤスのギターは気迫に満ちたすごい演奏だった。こんなギター、今まで聞いたことがないほどだった。そしてASAは歌ったこともないわっつの歌をよくも歌い切ったものだ。短時間でよく練習したものだ。他にもたくさん出演しっぱなしだったのに、さすがだ。ASAとミチヤスに脱帽であった。

他のバンドについては、また続編で述べるとしよう。(続く)
コメント (6)
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