母の介護度が「5」に上がりました、と
施設の職員から連絡がありました。
「えっ!?」っと、思わず聞き返してしまいました。
施設に入った時は「3」でしたがすぐに
「4」に上がりました。
そして「5」です。
昨年末に面会に行ったときは、元気で話もして、笑ったりもして、
ずいぶん調子がいいように思っていたし、
年末に、2年ぶりに会いに行った息子も
「元気だったよ。」と言っていたので
「何がいけなくて、『5』になったんでしょうか?」と
伺ってみました。
私としては、
介護度が「5」になる人は、寝たきりで
介護が大変な人、という認識だったのでした。
職員の説明によると、
『寝たきりの人』が介護度が高い、というように思われるが
『介護にかかる時間がどのくらいか』で判断するのだそうです。
母は、食事は自分で食べます、
トイレも尿意を伝えて一緒にトイレに行きますが、
それらの介助にはとても時間がかかるようで・・・・。
逆に、寝たきりの人は、流動食だったり、おむつ替えだけで済んだりするので
介助の時間が短くて済むとのことでした。
意欲があるならできるだけ自分の力で、
と思っているし、それがリハビリにもなる、という説明もあったので
母がやろうとすることに対しては、
見守ってなるべくやらせてほしい、という希望も言ってありました。
12月も1月も、
お寿司の出前を取って食べたそうですが、
そんな気持ちを持つことができて、
そして食することができているなら、
うれしいことです。
「介護度が『5』に上がりましたので、
利用料も値上がりしますが・・・・・」と、
職員の方が申し訳なさそうに言いました。
ああ・・・、そうか・・・・。
まあ、仕方がないことですよね。
ただただ、介護士の皆さんのおかげであります。