『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

上伊那地理歴史唱歌

2013年10月27日 | 雑感
伊澤修二記念音楽祭のプログラムパンフレットに
『上伊那地理歴史唱歌』という題名の
楽譜が挟まれていた



『上伊那地理歴史唱歌』
    貴族院議員 伊澤修二先生 校閲
    在文科大学 福澤青籃   著作

1 流れて 鼕々(とうとう)いさましや
  天龍川の水の音
  聳えて皎々(こうこう)いさぎよし
  両駒ケ岳の雪の色

2 木曾の深山のさかひなる
  権平(権兵衛)峠の七まがり
  おるれば広き中野はら
  伊那の平はかすむなり

3 千ひろの岩のきりぎしに
  かかる鉾持のかけはしは
  やいばの上をわたるごと
  げに天険の土地なれや

4 枝葉さかゆる若松に
  移りし保科正之も
  しばし心の緒をしめて
  時を待ちたるかぶと城

5 日も入の谷のくれはやく
  木立ちおぐらき黒河内
  八人塚の迹(あと)問えば
  甲斐がねおろし夏寒し

6 猟師の家に夜は更けて
  親のいた手をあたためし
  孝行ざるの物がたり
  たたへぬ人はなかりけり
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2 コメント

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Unknown (あっちゃ)
2013-10-27 21:05:57
しらないなあ・・・
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私も初めて・・・ (hi-chan)
2013-10-27 22:54:21
私も知りませんでした。
きっと、伊澤修二の研究者が探してきたものでしょう。
それでも、詩を読むとこの土地のことが歌われていて、うれしくなりますね。
返信する

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