建築基準法改正前の昭和55年に新築した木造家屋を耐震改修した。数年前に町に依頼し耐震診断をやってもらったところ、震度7では倒壊の恐れありと診断され気にしていたが、いろんな事情もあり対策がのびのびになっていた。
耐震改修補助は、今年の町予算では3戸とのこと。6月に申請し、幸い7月に決定通知がきた。設計士と相談し、何とか予算内で収まることになった。そこで、30数年前に建てて頂いた工務店・大工さんにお願いし、耐震改修をしてもらった。せっかく昔、自分が丁寧に作ったのに、壊して金具を入れ復旧作業する大工さん、真面目な大工さんだけにその気持ちが痛いほど伝わってくる。どれだけの地震に耐えられるかは別にして、我が家族としては大いなる精神的な安心感を得ることができた。
一方で、改修しなければハワイに何回か行けたのになあ、と思うことも。