昨日の朝、新聞の折込に入っていたホームセンターのチラシに何気なく目をとおしていて気づいた。「アッ 玉ねぎ苗、植えていない」と。
去年も植えなかったし今年も「まあ エエッか」との思いが一瞬よぎったが、「柔らかい極早生の玉ねぎは美味しいし家庭でもよく使う」と思い直し、植える気になった。
チラシには「晩稲」の玉ねぎだけが掲載されていた。でも自分が食べたいのは柔らかい「極早生」。
・・・種苗店・・・
すぐに最寄りの種苗店に「玉ねぎ苗」の在庫があるか、電話で聞いた。
自分:「玉ねぎ苗、まだありますか?」
店の人:『ハイ あります』
自分:「極早生 50本ほど欲しいんですが・・・」
店の人:『極早生なら100本束になっています。晩稲や赤玉ねぎなら50本束のがありますが・・・』
自分:「極早生が欲しいんで100本束のをもらいます。これから行きます」
店の人:『取っておきます』
そんなやりとりをした後、自分の名前を伝え、軽トラに飛び乗った。
・・・植え付け・・・
50本程度植えるつもりだったが、100本植えることになった。
さつま芋を掘り終わった畝が2つ。1つは「玉レタス」を植えたが、もう1つは放置してあった。
有機石灰・化成を撒き、管理機で3回ほど耕してから鋤簾(ジョレン)で畝を作った。何とか使えるやろと、さつま芋で使った黒マルチを再利用して畝にかぶせ、ピンで止めた。
器具を使って、マルチに玉ねぎ用の植穴を適当な間隔で開けた。マルチには、さつま芋用の植穴が切られていたので不揃いな植穴になったが、そこは想定済み。マルチ、ないよりはあった方がいいという感覚なので気にならない。
約100本の苗を植えてから散水した。
・・・急ぎ働き?・・・
朝、チラシを見てから急に思い立って買いに走って植えた極早生の玉ねぎ約100本。お昼休憩も取らずに頑張って14時に作業は完了した。
時代劇に出てくる盗賊を思い出した。雲切仁左衛門のように計画的で用意周到で鮮やかな手口の盗賊もいれば、思いつきで事前の下調べもせず強引で荒っぽい手口で押し込む「急ぎ働きの盗賊」もある。自分の玉ねぎ植えは「急ぎ働き」だった。
・・・ゴッドハンド・・・
立ったり座ったりの作業が多かったからか、作業が終わってからも腰が真っすぐに伸びなかった。が、心配はしていなかった。シャワーを浴びてから、家内のゴッドハンドでシャンと伸びるようにしてもらった。
・・・玉レタス・・・
隣の透明ビニールで覆った玉レタスの成長ぶりが気になった。ビニール内は外と温度差があるので曇ったり水滴がついていたりで、ビニールの外からは成長ぶりが見えづらかった。
散水兼高温防止のためにカッターで入れた切れ目があったので、覗いてみた。順調に育っていた。
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今日は3歳の外孫を預かることになっている。楽しみ!