我が地区に何十年も続いている「敬老の日」のお祝いの「紅白饅頭」。
今年も、自治会の三役(区長・副区長・会計)が、70歳以上の人を対象にお祝いに回ってきてくれた。
かつて、「紅白饅頭を他のに替えたら」という少数意見もあったが、他に替えるべき代替品がある訳でもなく、今も続いている。
昔から、祝い事は「紅白」が主役。
甘いものが嫌いだとか、糖尿だとかで、「お祝い品」を拒む人はいない。
200円弱とはいえ、「紅白饅頭」は多くの人を「お祝い気分」に浸らせてくれる魅力を持っていることは間違いない。
なお、町は敬老会イベントを中止し、2千円振込するとの通知があった。
・・・満100歳記念・・・・
今は亡き母が、「満100歳」を迎えた時のことを思い出した。
内閣総理大臣・県知事・町長から、それぞれ表彰状と記念品を頂いた。
我が家では、百歳の記念日など名入れした電子時計を記念品として親族や親しい知人に配った。
ご近所さんには、紅白饅頭を配った。前後して、町からも何十もの紅白饅頭が届けられ、あわてふためいたことがあった。町から贈られるとは思ってもいなかった。
お祝いやお慶びの印で、隣近所に「紅白饅頭」をお配りしようと思い立つのは、ともに慶事を分かち合うという隣近所との付き合いが深い田舎暮らしだからかも知れない。