義母の手伝いで今日も花の問屋さんへ仕入れに行った。いつも、たくさんのきれいな花に見とれてしまう。
でも、我が家の庭の花もいい。四季折々の風情があるし、ハウスや温室で作られた切り花と違って自然に生きる逞しさを感じさせてくれる。
義母の手伝いで今日も花の問屋さんへ仕入れに行った。いつも、たくさんのきれいな花に見とれてしまう。
でも、我が家の庭の花もいい。四季折々の風情があるし、ハウスや温室で作られた切り花と違って自然に生きる逞しさを感じさせてくれる。
1本の樹から富有柿を100余り収穫した。いつ植えたのか忘れたが、多分、5~7年生ぐらいの柿の木。この木の大きさでは、明らかに数が多すぎる。摘蕾・摘果の際、もったいないという意識が強すぎたせいと反省。これで、来年は不作になる可能性が高くなった。
もう1本の富有柿は植えたのが昨年だから収量は期待できないし、受粉樹として植えている不完全甘柿の禅寺丸に頑張ってもらわないと、来年は秋の味覚が堪能できなくなるかも・・・
来年のことをアレコレ心配するよりも、今年の豊作を堪能しなくっちゃ! 自然の恵みに感謝しなくっちゃ! 柿農家じゃないんだから。楽しむ家庭園芸なんだから。今を楽しまなくっちゃ。と自分に言い聞かせている。
「ご飯、お代わり」と家内に言うと、「もう終わり」と言う。いつもご飯1杯しか食べないのに、今宵は食欲がすすんだためご飯がなくなってしまった。これからご飯1杯分を炊いてもらうのも面倒だし時間もかかるし・・・ そこで保存食の「白飯」を食べることにした。
先日、自主防災組織の責任者から「来年2月期限の保存食を青春クラブで引き取って欲しい」と言われ、クラブの役員にお願いし配ってもらった。以前にも更新のため数種類の保存食を頂いたことがあり、「エビピラフ」などが美味しかったという記憶がある。
今日のは「白飯」、お湯を入れて15分。非常時で空腹の時だと美味しく有難く頂けるかも知れないが、炊きたてのご飯を食べた後だけに、食感や味の違いにお箸が止まってしまった。せっかくの保存食を無駄にする訳にはいかないので、おにぎりにしてもらったところ意外に美味しく頂けた。
大根を引き抜きタワシ洗いしたところで体力も気力も萎えてしまい、簡易物置に保管していた大根。持ち越した作業をやっと完了した。
糠漬け用大根100本は、2本ずつ紐で縛り簡易物置に干した。水分が抜け、「つ」の字に曲げられるようになるまで干す。さて、1カ月でそうなるのか、それ以上かかるのか、大根の太さと気温・湿度が関係するし・・・
麹漬け用30kgの70本は、15kgずつに分けて2つのポリ容器に塩漬けした。重しを載せるとフタができなくなったので風呂敷で覆った。水が上がってくれば重しを軽くするのでフタもできるはず。約1週間で塩漬けが終わる予定。
前夜の雨で大根の葉が濡れていたが、明日から天気が悪そうだし気温が下がるのも気になり漬物用大根を収穫した。
小さめの大根だけを残し全て引き抜いた。第2弾の麹漬け用大根30kg分は、その内から細いめの大根を選ぶと70本になった。残りの大根から形の良くない数本を料理用に回し、100本を糠漬け用にした。
収穫作業や葉を切り落としたり根やヒゲを切ったりの作業は、小雨がぱらついたが順調そのものだった。ところが、水洗い作業を続ける内、タワシで洗う作業が思いのほか手間取った。1本の大根を洗うのにタワシでこするのが約20回、170本だと3400回の繰り返し運動をしなければ作業が終わらないのかと憂鬱になったりも。糠漬け用100本は葉もついていたので、葉を切り降ろした麹漬け用と違って洗うのに一苦労だった。
容器の水を何回も取り換える内、長靴に水が入ったりズボンが水浸しになったりで体が冷え込み、体力も気力も萎えてきた。でも、「明日の天気を考えると」と思い直し、気力を振り絞り、洗いあげ、物置に収納するところまで頑張った。
麹漬け用の大根70本の塩漬け、糠漬け用大根100本の竿干しは明日以降に持ち越しとなったが、天気が悪くても物置でできる作業なので今宵は心残りなくくつろげる。
写真は、日曜細大工で作った簡易物置に、何とか収納できた「漬物用大根」
我が家がみかん農家だった昔、みかんの収穫・出荷が終わると、「きおろし」と言って無事に終わったことを祝うとともに、家族やお手伝いしてくれた人々の労をねぎらって皆でご馳走(すき焼き)を食べた記憶がある。「きおろし」とは、多分、みかんを収穫することを樹木から降ろすという意味合いで使っているのだと思う。「樹(木)降ろし」かも。
今、我が家はみかん農家ではなく、気ままに楽しむ家庭園芸。今日、9月下旬からスコップでチョコチョコと手掘りしてきた「さつま芋」が掘り終わった。みかんの「きおろし」にあやかり、さつま芋なので「掘り納め」と名付けて自分の労をねぎらいご馳走を頂くのも一興かな、と思いついた。家内に話をすると、近々、「掘り納め」をしてくれることになった。きっと、普段の「すき焼き」とは肉質も違うお肉だろうし、「掘り終わった」という感慨もあるし、思い出に残る「すき焼き」が食べられると期待している。
今日は「さつま芋掘り」。「今日の昼食、畑で日の丸弁当を食べたい」と家内に頼んでおいた。ご飯とご飯の間に鰹節をはさみ、ご飯の上のど真ん中に赤い梅干し、隅っこにはお漬物、これが我が家の「日の丸弁当」。
お昼、家内が畑に持ってきてくれた「日の丸弁当」、卵焼きやソーセージも追加してくれていた。青空の下で食べた「日の丸弁当」、汗だくで疲れた体を癒してくれる気がした。エネルギーが充電されていくような気がした。どんなご馳走よりも美味しかった。明日も畑で「日の丸弁当」だ! 他のご馳走だと2日も続けて食べる気がしないが、なぜか「日の丸弁当」は続けて食べても美味しく感じる。ご飯・梅干し・漬物は昔からの日本人の食べ物。日本人という遺伝子が影響しているのか、青空や畑という景観がそう感じさせるのか、それは不明。
さつま芋掘りをすると作業着が土で汚れる。汗もかく。お昼を自宅の食卓で食べようとすれば着替えが必要になる。着替えると、昼食後はどうしてもゴロリと一休みすることになる。作業着に着替え直して畑に出るには、「よし、行くぞ」という気力が充満してくるまで待たなければならない。自分にはこうした習性がある。
「今日は頑張って、さつま芋を掘るぞ」との意気込を途中で衰えさせないために、お弁当にしてもらった。畑でお弁当を食べれば、着替えなくていいし食後にゴロリとすることもない。思惑通り、お昼の休憩時間が短く作業開始も早まり、さつま芋掘りや選別作業が順調にすすんだ。「日の丸弁当」は美味しいだけでなく、ともすれば怠惰になる自分をコントロールする手段かも知れない・・・
野沢菜の漬物をお分けした方が、翌日、「よかったら仏さんに」と切りたてのお花を持って来てくれた。
「あの野沢菜、塩加減も良くて美味しかったので息子家族にも分けたら大好評だった」 「塩の分量、どれくらい入れるの?」 「いつ、植えたらいいの?」 「来年、植えるときに教えて」 「連作、大丈夫?」 「野沢菜の漬物、買ったら高いのに」などなど、ありあまるほどの褒め言葉を頂いた。嬉しくて、保存しておいた野沢菜の漬物を「もう一つどうぞ」とお分けした。
この褒め言葉が、家庭園芸のなによりの活力源となる。来年も作ろう!
先週から塩漬けしていた30kgの大根、塩水を切り「麹の素(米麹)」で漬け込んだ。真っ黄色に着色したり甘過ぎたりが嫌いなので、付属の着色料・甘味料は少量だけにした。また、砂糖も4割程度にした。
ただ、ここ1週間の気候が暖かすぎたためか、塩漬けで水上りが遅かった上段の中にまだらに変色した大根が数本あったので、思い切って廃棄した。こんな予想外の暖かい気候の時は、重しを増やして1~2日で早く水上りさせるべきだったと反省。こんな経験は初めてなので1つ賢くなったと言えるものの完璧に塩漬けできなかった無念さも残る。それ以上に、漬け込んだ麹漬けが、この気候でうまくできるのかが心配になってきた。来週末あたりから気温が下がるという予報に期待するしかない。
第2弾の大根の麹漬け作りは、もう少し気温が下がってからにしなくっちゃ!
1週間前に漬けた野沢菜、少し出して味見してみると、適当に入れた塩加減が絶妙だし昆布の味も染みていた。味が変わってくるといけないので、早速、全て取りだした。家内に手伝ってもらい、小分けした野沢菜漬けを1つ1つビニール袋に入れた。1袋に数株程度が入ったビニール袋が25袋できた。とりあえず、いつも何かと戴くことが多い4軒に配り、残りは味が変わらないようにと冷凍保存。ずっしりと重たかったが、丁度、冷凍庫の1段に入った。
今宵から、野沢菜漬け食べ放題の日々が始まる。「茶がゆ」や「お茶漬け」で食べるのが楽しみ。チャーハンに入れても美味しい。ただ、これからもアチコチにお分けするので、いつまで我が家の食卓に出続けられるのかはわからない。
漬けあがった野沢菜の漬物。
ビニール袋に小分けし、冷凍庫の引き出しに収納。
今、周辺では早生みかんが最盛期。ご近所のみかん、収穫する前にと「鈴なりのみかん」の写真を撮ってきた。ついでに、我が家の「パラパラと実がついたみかん」も撮ってきた。
ご近所さんの「鈴なりのみかん」・・・こんな大木(老木)は少ない。多分30年以上は経っている。殆どのみかんの木は、それまでに弱って来たりするので若木に植え替えるのが一般的。みかんは隔年周期なので、これだけ実がつくと来年はパラパラとしかならないはず。
我が家のみかんは若木。手入れも殆どしない。鈴なりでなくパラパラとなっている。パラパラだと実が大きくなりLサイズ以上。私の好みではない。来年は、摘果しなければ小ぶりで鈴なりとなるはず。
珍しく頑張る日が続いていた家庭園芸、雨でゆっくりと骨休みしていたら、ご近所さんが白菜を初採りしたのでと持ってきてくれたり、コンニャクを作ったのでと持ってきてくれたり。
お二人とも青春クラブの会員。白菜を持って来てくれた方は、先日、菊花展全国大会2015に一緒に行った方。手作りコンニャクを持ってきてくれた方は、料理屋さんが送迎までして「なれ寿司」や「早寿司を」作りを頼むという料理の達人で、その頼まれ仕事で行く予定だった菊花展を断念した方。青春クラブの事務局をしているお蔭で、日常でもこうした方々が気にかけてくれる。お二人と話しながら菊花展の写真整理を忘れていたことに気付いた。皆、待っているはずだから早く編集して配らなくっちゃ。うたた寝するはずの1日が忙しくなってしまった。
頂いた3つのコンニャク、たまにしか料理をしないが、1つを適当な大きさに切り、あまから味に炒めてから唐辛子をかけてみた。店で買うコンニャクとは食感が違って柔らかいのでビックリ。適当な味付けだったがお酒の肴にピッタリだった。家内からはご飯にも合うと褒め言葉が・・・
初夏から収穫し続けている「ミニトマト:アイコ」「中玉トマト:高知のおにいちゃん」「なすび:中長なす」。8月以降は散水も剪定もしていないし肥料もやっていないのに、実り続けている。
ミニトマト・中玉トマトは、しばらく収穫していなかったので熟した実がいっぱい。味見してみると、実がしっかりしてコクがある。
なすびは放置したままだったのでなり放題。手頃なサイズだけを収穫してきた。この時期になると成長がゆっくりなのか実が締まって固いので、我が家の料理長が何というかはわからない。
頑張り続けている彼らに敬意を表し、有難く味わわねばと思っている。
お手伝いしたいと孫達が種を撒いてくれた野沢菜、ほどよく成長したので漬物にした。
本場・信州では腰の高さぐらいまで成長してから収穫し、漬物にするらしい。我が家では膝上で収穫。本場・信州産が大人なら我が家は未成年というところ。収穫量は少なくなるが、若いから柔らかく優しい。たっぷりのコンテナ2杯分、水洗いし塩と昆布で漬け込んだ。
店で買う野沢菜の漬物は絞れば緑色の汁が出てくる。保存料なども入っているはず。我が家で漬ける野沢菜の漬物は無農薬だし添加物も必要ない。漬けあがる1週間後が待ち遠しい。
収穫前の野沢菜
右の大きなポリ容器が野沢菜の漬物。左の2つは2日前に麹漬け用として塩づけした大根。
前夜の雨で、あきらめていた今日の家庭園芸。朝、所用で我が家に立ち寄ったみかん農家も「昨日の雨で濡れているから、今日もみかんの収穫ができない」とぼやいていた。お昼どき、畑を見回ると大根の葉が乾いてそうだったので、大根の麹漬け作業にとりかかった。
この大根は9月中旬に1粒撒きしたもので2カ月も経っていないが、麹漬けには最適な大きさ。今年の麹漬けは60kg以上を作る予定にしているが、午後の半日で作業が終わるようにと、とりあえず30kgを漬けこむことにした。大根が1本700gぐらいと勘定して45本を収穫。
収穫と葉の切り落としは思っていたよりも短時間で、しかも楽々と終わった。計量してみると32.5kg。多少の土がついていることを考慮すればビックリするほどピッタリ。周りに人がいれば吹聴したいくらい。続いてのタワシを使っての水洗いとヒゲ取り、これが予想以上に手間がかかった。でも、途中で家内が差し入れてくれたオヤツの飲み物と茶菓子をゆっくりと頂きながら休憩する心の余裕もあった。
数日後に本漬けする「麹の素」は15kg単位。ポリ容器2個と漬物石4個を洗浄し、塩は各500gを準備し塩漬けした。後は、水上がりを待って本漬けすれば仕込みが完了する。
収穫し葉を落とした大根。1つが約15kg
大きいもので1kg、小さいもので500g、平均すると1本約700g。
塩漬けした大根