和歌山県は柿の生産量が日本一。その主産地は紀北地方の紀の川沿いにある。そのブランド品の柿を頂いたので、我が家の柿と比べてみた。大きさや形では負けているが、味はどっこいどっこいのいい勝負だったので我が家の柿も自慢してよいのかも。品種によって大きさも甘さも異なるけど柿に変わりはないし・・・
左は我が家の富有柿。右は百貨店で1箱買いしたというブランド品の高価な柿。
ちなみに、お店に早い時期から出回るのは「刀根早生」。渋柿なのでガス処理し渋をぬいてから出荷される。家庭ではヘタに焼酎をつけて1週間ほど密封して脱渋する。この刀根早生は、種がないので食べやすく、脱渋すると食感が柔らかくなるので人気がある。この脱渋した柿は紀北地方の農家から頂いた。
下段の小ぶりな柿は、主産地の農家から頂いた脱渋された柿。
渋柿は脱渋し熟成させる方法が自然まかせでないので、美味しいけれども何か違和感を抱く。富有柿や次郎柿などの甘柿を樹上で熟した柿が、伝統ある本家の柿だと思っている。