台風の進路は定かでないが、超大型なので強風圏は勿論、暴風圏に入る公算も高くなってきた。紀伊半島に上陸する可能性もある。ヤマ場は明日の夜。
「備えあれば憂いなし」が災害の心構えとは言うものの、いつも備え方のレベルで躊躇する。「風速50mで直撃される」という想定の備え方までは大変すぎるし、できないことも多いので、しない。
天気予報では今日も明日も雨。明日は強風圏に入ってくるので、今日中の備えが望ましいと判断。
本降りが小雨になった昼過ぎをねらい、カッパを着て、家の周りの飛ばされそうなものを片付けたり、重しを載せたり、ロープで縛ったり。
畑では防虫ネットが吹き飛ばないようにとピンを打ったり、放置してあるスイカネットの支柱が倒れないように杭を打ってロープで支えたり。
肥大している柿など柑橘類の実が落果したり、枝が折れたり、倒れたりするのは覚悟している。
残すは家の雨戸だけとなった。早く閉めると家の中が真っ暗になるので、いつも台風時には暴風雨になる直前を見計らって閉めるようにしている。
勢力のあるまま、紀伊半島に初上陸となったら想定を超えるかも知れない。想定を超える台風だったら「憂い」どころでは済まない・・・
今年9月の台風でも、ご近所のミカンの樹がアチコチの畑で倒れていた。農家が1年間苦労して育ててきたミカン、収穫を目前にしての今回の超大型台風、気が気でない。
早く東に向きを変え、はるか南の海上を通ってくれることを願うしかない。最悪でも、大きな爪あとを残さずに通り去ってくれることを祈るしかない。