紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

庭の花 家内自慢の寄せ植えも

2017年11月29日 | 田舎暮らし&家族

今朝は暖かくて晴間も陽射しもあったのに、昼前からは曇り空。午後は雨がパラつくかも知れない空模様になってきた。

大根の漬物仕込みや白菜漬けの第1弾も昨日で終わったし、朝からは直売所出荷もしてきたしで、今日の家庭園芸は無給休暇。

今日は久し振りに花達と向き合った

<家内ご自慢の寄せ植え>

<先日、家内が買ってきた花達>

<家内が育てている菊>

<ポツリ・ポツリと咲くミニバラ>

<10数年前、函館市熱帯植物園で「ご自由にお持ち帰り下さい」の小さかったサボテンが、50cm以上に育っている。このサボテンをみると函館の風情を想い出す>

<やっと蕾が一つみえてきた山茶花>

<真っ赤な実のクロガネモチ>

家内が実家の花の仕入れを手伝った帰り、あまりものをチョコチョコと持ってきて飾っている>

 


白菜30kgを漬けた 調味料は柿の皮・みかんの皮・昆布・塩 

2017年11月28日 | 我が家の食&漬物作り

今日は最高の小春日和だった。今年、最後かも知れない小春日和。陽射しがきつくて汗ビッショリになりながら「白菜の漬物作り」をした。

食べきれないほどの白菜を植えているので、とりあえず30kgを漬け込んだ。それでも使ったのは全体の2~3割程度。鍋用に使うにしても食べきれないので、残りの大半も漬物になる。

漬物にすればアチコチ喜んで貰ってくれるし、適度な漬かり具合になったところで冷凍保存しておけば味も変わらない。

<漬け込んだ白菜:1週間後には食べられる>

<使った調味料:塩900g(3%)、柿の皮・みかんの皮・昆布は適当>

<2つに割った白菜:コンテナ3杯で約30kgあった。ジャブジャブと軽く水洗い後、しっかり振って水切りした>

<天日干し:昔から甘味が増すと言い伝えがあるので・・・でも食べ比べたことはないので効果のほどはわからない>

<天日干し:ひっくり返した>

<収穫後の白菜畑:大半が残ってる。別の箇所にも白菜畑があるので、全部で100~150株ぐらいは残ってそう>

 


3歳の孫 カメラの前に立ちはだかった

2017年11月27日 | 田舎暮らし&家族

収穫してきた「富有柿」の写真を撮ったついでに、家内が吹聴している植えたばかりの「花の寄せ植え」も撮っておこうと思った。

花にカメラを向け始めた時、3歳の孫がやってきてレンズの前に立ちはだかり、「写真、撮って!」と言う。撮ると今度は「見せて!」と言う。

「おじいちゃん、花、撮りたいんや!」と言っても、全く聞いてくれない。「キャッキャッ」笑いながら、その繰り返しが何度続いたことか。

そのうち、そんな自分とのやりとりを、孫が楽しんでいるということがわかってきた。自分もいつしか花の写真を撮ることを忘れ、「孫の楽しみ」に引きずり込まれてしまった。


富有柿 ネットをかいくぐり とりあえずコンテナ1杯収穫

2017年11月27日 | 家庭園芸&直売所

今日は小春日和。

朝から「家庭園芸、頑張るぞ!」と気合を入れて畑に出たら、昨日の午後に降った雨が水滴となって柿の葉や果実に残っていた。白菜や大根の葉にも水滴が残っていた。

午後遅く、やっと水滴もなくなったので富有柿を収穫した。

野鳥対策のためネットで樹全体をスッポリ覆っているので野鳥は入ってこないものの、自分がネットの中に出入りするのも、ネットの中で動き回るのも、収穫するのも大変だった。

全て収穫する訳ではないので、ネットを取り除いてしまう訳にもいかないし・・・

とりあえず当面の直売所出荷用にと、コンテナ1杯の富有柿を収穫した。

これで、家内から「柿、〇〇袋、準備して!」と急に声がかかっても、いつでも「了解!」と返答できるようスタンバイできた。


「どんどん広場」の開店前風景 2つの直売所へ出荷

2017年11月26日 | 家庭園芸&直売所

朝7時過ぎ、家内を乗せて2つの直売所へ出荷してきた。出荷している「安納芋・富有柿・花卉」は、どちらの直売所も売れ残り品は週1回の所定日に引取るルール。

野菜だと、毎朝出荷し売れ残れば夕方に引き取りに行くルール。そんな「こまめさ」は自分にも家内にもないので、野菜は出荷しない。

スマホに入ってくる売上メールは、1カ所が「10時・11時30分・13時・15時・17時・18時30分」の6回、もう1カ所は「12時・15時・17時・19時」の4回。

その日の売上累計なので、朝一番に売れると毎回の定時にメールが入ってくる。たくさん売れれば補充品の準備をする。

定時に売上メールの着信音が鳴るかどうか、いくつ売れたのか、その「ワクワク・ドキドキ」が直売所出荷の「醍醐味だ!」と家内は言う。その一喜一憂、自分も「おすそ分け」してもらってる。


以下は、開店前の「どんどん広場」の様子

<「みかん・柿」の小分け売りコーナー>

<「みかん」の段ボール売りコーナー>

<「野菜」のコーナー>


大根収穫 麹漬け用:30kg 糠漬け用:50本 それで終わりではなかった・・・

2017年11月25日 | 我が家の食&漬物作り

漬物用大根は水洗いが必要なので、曇り空で北風が強く寒い日は「作業する気がおこらない」。今日は小春日和だったので、麹漬け用と糠漬け用大根を収穫・水洗いし、漬物作りの下準備をした。

➀「糠漬け用」大根50本:2本1組を紐で縛り簡易物置に干した。干した大根が 「く」の字ぐらいに曲がるようになれば、糠漬けにする。干す期間は20日ぐらいはかかりそう

②「麹漬け用」大根:ポリ容器に大根30kgと粗塩1kgを交互に入れ、約50kgの重しを載せて塩漬けした。3日程で水が上がってくるので重しを軽くする。5日後ぐらいで塩漬けした大根を引き揚げ、「麹漬け」にする。

<大根15kg入りのコンテナが2つ:「麹漬けの素」が1袋15kg用なので、15kgの倍数で塩漬けしておく>

 

「今日の漬物準備、よく頑張った」「これで、今日の仕事は終わった」と思っていたら、

家内から「明日、安納芋と柿を直売所へ持って行くので準備して」との声がかかった。

家内のスマホに入ってきた直売所からの売上メールが、予想以上だったらしい。

家内が出荷準備している「花卉」の包装作業を横目に、疲れた体に鞭打って明日の出荷準備にとりかかった。


定番の朝食づくり 「柿・みかん三昧」 続いてる

2017年11月25日 | 我が家の食&漬物作り

食べきれない「富有柿」は直売所へ出荷するので、家庭で食べる柿は台風で傷ついた「富有柿」と、甘いが小粒で種の多い「禅寺丸柿」を交互に食べている。「干し柿」も柔らかめで食べ頃。

みかんは、10月に「みかん作り名人」から貰った小粒の「由良早生」が、まだまだ残ってる。糖度12度と甘く、酸もなくなり、袋もとろけかけている。12月中旬を過ぎると、今度は「宮川早生(ご近所さんからの貰いもの)」が堪能できる。

天の恵みに感謝! ご近所さんに感謝! この地に生まれたことに感謝!

 


開店前のJA直売所:「ありだっこ」 「みかん」で溢れてる

2017年11月23日 | 家庭園芸&直売所

開店前、出荷者はバックヤードから入り農産物や花卉や加工品などを陳列棚に並べる。

早い時間に出荷すれば陳列棚のスペースも多いので、早朝に持ち込む人が大半。ただ、段ボール入りの「みかん」陳列は、出荷者同士が場所取りで混乱しないようルールが設けられている。

6時半から持ち込みできるので、8時を過ぎると、ほぼ陳列も終り出荷者の姿もチラホラとなる。開店の8時半までの間、従業員が陳列棚を整理したり点検に回ったりしている。

我が家の家庭園芸:「安納芋」「富有柿」も、今日から陳列棚に並べた。売れれば、1日4回の定時に品名と売上数量が、家内のスマホにメールされてくるのだが・・・

<開店直前のJA直売所>

<小分けした「みかん」>

<段ボール「みかん」:段ボールの「有田みかん」は商標登録されている>

 

 


直売所出荷 農薬取締法・農薬安全使用基準順守 

2017年11月20日 | 家庭園芸&直売所

2つの直売所で「安納芋」と「富有柿」を販売することにした。

JA直売所で販売する場合は、

➀無登録農薬を使用していたり、農薬安全使用基準を守っていなかったことで、JAや取引先に迷惑をかけた場合は「責任を負う」旨の「誓約書」を提出する

②農薬使用については防除日・農薬名・希釈倍数・対象病害虫、除草剤については散布日・農薬名・希釈倍数、肥料については施肥日・肥料名・施肥量の記録を提出する

このため、我が家では農薬散布したり肥料を撒いたりした時には、必ずカレンダーにメモし保存している。

もう1つの直売所は、こうした書類提出を求められないものの、商品には生産者名が入っているので責任の所在ははっきりしている。

地産地消の直売所と言えども、家庭園芸と言えども、食の安心・安全を守る厳しさが伝わってくる。

<貯蔵中の安納芋>


家内の本能? たかがブドウ されどブドウ

2017年11月18日 | 田舎暮らし&家族

「明日は雨で何もできないし、高速道路も3割引きだし、孫の顔もみたいし、野菜や果物も持って行ってやりたいし・・・」

昨日の家内の一言で、今日は外孫の顔を見に行くことに。

着いてから荷を開けた

自分:「ブドウも入ってるやんか」

家内:「孫がブドウ大好きなんで、昨日、買ってきたんよ」

自分:「ヘェー」

ブドウは「贅沢品」と、我が家で食べるブドウを家内は買ってきたことがない。旬の季節でもしかり。たまに食べるブドウは貰いものや孫のおすそ分け。今はブドウの季節でない。なのに買ってきた。孫は別格らしい。

「自分はひもじくても、子や孫にだけはひもじい思いをさせない」。そういう思いは、いつの世も変わらない。 

たかがブドウ、でもそのブドウに、家内に人間の本能がほとばしっている思いがした。

<車に積み込んだ果物・野菜>

<孫>


早生みかんを貰った

2017年11月17日 | 我が家の食&漬物作り

ご近所のオバチャンが、宮川早生みかんを軽トラに積んで持って来てくれた。自分の好みを知っているので2Sサイズ以下の小粒なミカンばかり。

ご近所さんとの会話。

自分:「白菜、作ってる?」

ご近所さん:「苗貰って植えたけど、虫にやられた」

自分:「今、白菜、採ってきたところや。3個でいい?」

ご近所さん:「そんだけで十分」

自分:「今年、白菜、200個近く植えたから、欲しい時はいつでも取りに来て」「傷物やけど、安納芋も持っていってよ」

ご近所さん:「貰いに来たみたいやなあ」

自分:「そんなことない。あるものばっかりや」

ご近所さん:「今年、ウチ、ミカン、あまりなってへん」

自分:「楽でエエやんか」

ご近所さん:「そやけど、生活できんへんや」

自分:「旦那、仕事で稼いでくるやんか。膝が悪いんやから、無理せん方がエエよ」

ご近所さん:「そうなんよ。膝が痛くて曲げられへんから、山へ行ってもモノラックに座られへんのよ。脚や指も痙攣してばっかりやし。子どもが医者へ行ったらと言うてくれるんやけど・・・」

と言いながらも、コンテナ1杯・約20kgを軽々と降ろしてくれた。

<2S・3Sサイズの宮川早生みかん>



約50年ぶりの友からの電話で思った 恋多き若かりし頃の想い出は・・・

2017年11月16日 | 田舎暮らし&家族

学生時代、たまたま1年間、同じ寮で過ごした同級生から突然の電話があった。50年近くもご無沙汰だったのでビックリ。

話をするうち、なぜか心は若かりし頃にタイムスリップしてしまった。

電話の声を聴きながら、頭の中は昔の若かりし頃の彼の風貌や言動を必死に想い出そうとしていた。その面影を思い浮かべながら話をしたからこそ、心が弾みタイムスリップしたと思っている。

話は変わって、今でも、ふと恋多き若かりし頃を想い出すことがある。

今も心のどこかに潜んでいる人がいる。でも、今回の体験で思った。何十年も会わないからこそ、昔のままの映像が風化せずに残っているんだと。

俳優やテレビタレントでも、突然、年老いてから出てこられると、昔の「きれいだった・さわやかだった」イメージが崩壊しガッカリすることもしばしば。

会いたい人ほど会わずにいたい。そんなことに思いを馳せた電話だった。

<友からの電話で探し出した約50年前の貴重な写真:先輩達に連れってもらったハイキング>


干し柿づくり あんぽ柿もどき?

2017年11月15日 | 我が家の食&漬物作り

先日は52個、昨日は84個、計136個の干し柿を紐で吊るした。固く乾燥させたのは食べにくいので、「あんぽ柿」にするつもりだが、初めての試みなのでどうなることやら・・・

あんぽ柿作りは、漂白・殺菌のため「硫黄薫蒸」する方法もあるらしいが、「硫黄」を使うのは気分的にイヤなので、「干す前に熱湯消毒」・「干した翌日に35度の焼酎で霧吹き殺菌」した。

ただ、種のある不完全甘柿の禅寺丸柿を使っているので、柿の本場で作られている種のない渋柿の平核無柿を使った「あんぽ柿」などとは雲泥の差であることは間違いない。

でも、食べきれず廃棄されるかも知れない運命だった柿達は、きっと喜んでくれているに違いない・・・

<干し柿吊るし 136個>


踊らされること幾年月 定番の朝食づくり 

2017年11月14日 | 我が家の食&漬物作り

朝食を作るようになってから幾年月。

家内に代わって自分が作るようになった「きっかけ」すら覚えていない。

「豪華やなあ! 柿、柔らかーい・甘ーい!」

「自分やったらパン焼いてバター塗るだけやのに」

家内の毎朝の言葉に踊らされ続けること幾年月。

もう、やめる訳にはいかなくなってしまった。