紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

廃棄した文庫本:振り返り

2021年03月31日 | 旅行・街歩き・お店・写真

数十年前に読んだ文庫本を家内に資源ごみで処分してもらった。

<廃棄した文庫本>

供養のつもりで思いを馳せてみた。

20~50年以上も前に読んだ「文庫本」。思い出そうとしたが、記憶は薄らいでいた。

 

・・・作家名、覚えている?・・・

記憶から呼び戻せたのは、20名弱だった。たくさん読んだ作家名と印象に残った作家だけだった。

大藪春彦 門田泰明 柘植久慶 落合信彦 北方謙三 西村寿行 司馬遼太郎(全巻保存) 藤沢周平 山岡荘八(一部保存) 吉川英治(一部保存) 津本陽 池波正太郎 大沢在昌 船戸与一 高橋克彦  大下英治 白石一郎 清水一行 撃墜王:坂井

 

・・・文庫本の内容、覚えている・・・ 

約20~50年前に読んだ本。1冊一冊の記憶はあるはずもなかったが、何人かの作家については、今もなお脳裏におぼろげながら残っていた。

作家違い・勘違いもあるかも知れないが、浮かんできたことだけをメモしてみた。

― 若いころは、ハードボイルド作品を読み漁った ―

まずは、『大藪春彦』

ハードボイルド作品に夢中になったのは、「野獣死すべし」に出会ってからだった。大藪春彦氏の著書は70冊以上を読み漁った。どの作品も、ゴルゴ13やランボーみたいな主人公が多かった。

銃やナイフの種類や性能に詳しく、著者の思い入れも伝わってきた。今でも主人公が愛用した銃やナイフの名前をいくつか覚えている。本人が銃器不法所持で御用となったことを新聞で知った時、小説で書かれていた詳しい描写に納得した。

無関心だった銃やナイフにも、興味を持つようになった。その影響なのか、ヨーロッパ旅行した時は、スイスでビクトリノックスのアーミーナイフを買ってきたり、ホームセンターでサバイバルナイフを買ったこともあった。

海外旅行で銃の射撃場に行った時、旅仲間がアレコレ決めかねている中、迷うことなくドイツのワルサーP38を選んだのも、作品に登場し憧れていたからだった。射撃場では、作品の主人公になったつもりで連続射撃すると、扱いなれたような射撃ぶりに、付き添いの係員が「ワーオ」と驚いたことが今も記憶に残っている。初めての射撃だったのに・・・

若い頃は、作品の世界にのめり込んでいた気がする・・・

 

・・・ブログ掲載 あきらめた・・・

振り返り、思い出すのは楽しい・・・

1人1人の作家を、合間みて、これからも思い出にひたってみたいと思っている。

でも、それを文章に書きとめるのは、書いてみて大変疲れる作業だと痛感した。ブログ記事への記載は、あきらめることにした・・・


いつもの朝食作り

2021年03月30日 | 我が家の食&漬物作り

今日の朝食も、自家栽培の果実・野菜のオンパレード。

<今朝の朝食>

<先週の或る日の朝食も・・・>

先週と比べてみても、「不知火(デコポン)」が引退し、しばらく隠居させていた「レモンレモネード」を登場させただけ。

・・・・・・・

田舎暮らしでは、旬には旬の栽培した果実・野菜ばかりが並ぶのは当たり前。

 

田舎暮らしは質素倹約を常とする。

イヤ 違った。我が家の食卓は質素倹約をモットーとする。

 

手塩にかけて育てた果実・野菜は、愛おしい。

イヤ、違った。ズボラな園主に、お天道様が恵んでくれた果実・野菜だった。園主は、植えつけただけだが、それでも愛おしさは変わらない。


文庫本 さようなら ありがとう!

2021年03月29日 | 旅行・街歩き・お店・写真

約10年ほど前、書棚を整理しようと思い切って本を廃棄した。ただ、文庫本は思い出がありすぎて、殆ど残してあった。

ここ数年前からは、読み直そうと本を開いても、細かい字を読むのが苦痛になってきていた。

そんな時、家内から、『読まないのだったら棄てたら』とサラッと言われた。これって、断捨離したらと言うこと?

 

・・・断捨離とは・・・

よく聞く言葉だが、どんな意味なのか調べてみた。

「断捨離とは(ウィキペディアより引用)」

「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、

断:入ってくる不要な物を断つ。

捨:家にずっとある不要な物を捨てる。

離:物への執着から離れる。 

という意味がある。

 

置いてある文庫本って、「断捨離」に該当するのか・・・

これらの本には、たくさんの思い出がある。幼いころからの写真や学校の卒業アルバムを残しているのに似ている。簡単に「断捨離」とは割り切れなかった。

アレコレ思案したが、家内の尻たたきもあって、廃棄の大決断をした。

ただ、「竜馬がゆく」シリーズや雑賀衆の「雑賀孫一」など、今も脳裏に刻まれている司馬遼太郎作品や吉川英治・山岡荘八の一部作品だけは捨てきれなかった。

別れるにあたって、せめて、今なお記憶に残っていることだけでも書きとめておこうと思いついた。それが廃棄する本への供養となり、何よりも自分を慰めることになる気がした。

これから何日かかけて、合間を見ながら、おぼろげな記憶を辿りだすことにした・・・


我が家の果樹 & おおきに デコポン!

2021年03月28日 | 家庭園芸&直売所

今日は朝から弱い雨が降っていた。

雨の中、今日も軽トラで海岸沿いまでひとっ走りしてきた。天候が悪いからか、漁協直営の産直市場「浜のうたせ」に向かう県外ナンバーの車は、昨日みたいにはみかけなかった。

強風注意報も出て風は強かったが、南からの風なので暖かかだった。満開の桃や桜の花びらが、花吹雪となって空中を舞っていた。

 

・・・・・・・

昨日、コンテナ片手に、首にはカメラをぶら下げ、我が家の果樹を見回った。

真っ先に目についたのが、鮮やかなピンク色の花だった。何度も花の名前を教えてもらうのに、ついつい忘れてしまう。

「桃」の花も満開に咲き誇っていた。どの程度、結実してくれるのかが関心事。

「梨」の花も満開だった。ただ、受粉樹を伐採したので結実は期待できない・・・

ブルーベリー。防鳥ネット越しに撮影。

木なり「紅八朔」。実も立派だが、葉の色合いがいい。

「レモン」。例年通り、使うのはわずかだけ。近所に貰い手も少なく可哀そう。

「レモンレモネード」 味はグレープフルーツに近い酸っぱさなので、甘いのが好きなお年寄りには不向きかも。気だけは若い自分だけに、嫌いではない。

小梅の実がふくらんできた。

落果した紅八朔を集め、シャワーで洗ってコンテナへ。

 

・・・お別れ 不知火(デコポン)・・・

自家栽培した今季最後の不知火(デコポン)を頂いた。「長く楽しませてもらってありがとう」と、感謝しながら味わった。

「来季も、よろしくお願いします」とは言えなかった。

言えば、

『剪定・施肥・防除・灌水、手抜き栽培されたら、どうなるか わかりまへん』

と、返答されるに決まっている。


「気っぷ」のいい漁師さんを探した

2021年03月27日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、釣りを終え、箕島漁港の波止場を孫と歩いていた時、後ろからカブで通りかかった見知らぬ漁師さんから、「でっかいハマチ」をもらった。

せめて気持ちだけでもお礼をせねばと、我が家で漬けた「漬物」と自家栽培の「紅八朔」を持って、伺っていた集落に向かった。

集落への道も、おおよその場所も頭に入っていた。

 

・・・親切な「おばさん」に巡り合った・・・

海沿いにある漁師町は、車が通れない路地が多かった。車を停めてすぐの民家を尋ねた。

応対してくれた「おばさん」に、昨日の漁師さんのことを話し、覚えていた名前を伝えると、『道がややこしいからついてきて』と、路地を案内してくれた。

案内してくれた家では、自分が話したことを伝え、聞いてくれた。でも、違っていた。自分が覚えていた名前の人は、他にはいないこともわかった。その家で、心当たりをアレコレと聞いてくれた。

2軒目に案内してくれた。本人は不在だったが家人と話をすると、その家の漁師さんに間違いなかった。自分が名前を一字聞き違えていたことも分かった。

・・・・・・・

親切な「おばさん」に出会っていなかったら、とても家を探すことはできなかった。その親切が嬉しくて、手土産の中から「紅八朔」を取り出し、そっと渡した。

探してくれた親切な「おばさん」。案内してくれている途中で話をしていて「びっくりぽん」。何と、義母の妹さんと同級生だった。

帰路、思った。最初、尋ねようと、たまたま入った家が、親切な人で、しかも義母の妹さんと同級生だったとは。奇跡だった。お天道様が導いてくれたに違いないと思った

 

・・・心温かい人が住む集落・・・

昨日は、「気っぷ」がよくて「親切」な「漁師さん」に出会った。今日は、「面倒見」がよくて「親切」な「おばさん」に出会った。

有田市の「女の浦(めのうら)」地区、そこは心温かい人達が住む集落に違いないと思った。


孫と釣り 大物を持ち帰った!

2021年03月26日 | 旅行・街歩き・お店・写真

朝、春休みに入った小5の孫に「釣りに行きたい」とせがまれた。潮の満ち引きを調べたら、満潮は早朝と夕方だった。

自分:「お昼は干潮やし、これから準備していっても釣れへん。別の日に、しよう」。

孫:「釣れんでもかまへん。行きたい」

 

・・・波止場・・・・

車を停め、箕島漁港の波止場の突堤を先端向いて歩いていると、途中、地元の漁師らしき年配者2人が日向ぼっこしながら、くつろいでいた。

挨拶すると、にこやかな表情で 

「今、釣れへんと思うけどな。夕方やったら、あの先端でアジ釣れるけど」と教えてくれた。

自分:「そうなんよ。今、干潮やからアカンと思いながら、遊びがてらに孫を連れてきたんよ」

地元の人:「一匹ぐらいやったら、釣れるかもわからんなあ・・・」

たくさん撒き餌をしたこともあって、1時間半ほどでエサがなくなり帰ることにした。

 

・・・突堤を歩いていると・・・

車に戻ろうと突堤を歩いていると、さきほどの2人から声がかかった。

地元の人:「どうやった?」

自分:「撒き餌しても小魚が全く集まってこなかったので、日向ぼっこしてきた」

しばらくして、その場を立ち去ったとき、後ろの方でさきほどの地元の人が、別方向の漁船置き場の漁師さんに向かって何やら叫んでいた・・・

しばらく突堤を歩いていると、若い漁師さんがカブで後ろから走ってきて止まった。見知らぬ漁師さんだった。

「これ、ハマチやけど持って行かん?」と。見ると、片手に大きな魚をぶら下げていた。

自分:「そんな立派な魚、貰うわけには・・・

漁師さん:「かまへん・かまへん。子どもさん連れてる人には、よくあげたりしてるんよ。持って行き」と。

持っていたクーラーボックスに入れてくれた。入りきらない大きさだった。後で測ったら60cmもあった。

有難く頂戴し、お名前を伺った。「女の浦(めのうら)の○○や」

地元の漁師らしき年配者が気を使って段取りしてくれたのか、それとも、偶然、若き漁師さんが通りかかってのことなのかはわからない・・・

 

・・・ハマチ 初めて捌いた・・・

帰ってから、「これ、釣ってきたで!」と家内やヤングママにみせると、「びっくり仰天」だった。

しばらくしてから、ありのまま説明した。

自分:「誰、捌いてくれるん?」

家内・ヤングママ:「まだ、尻尾が動いている。生きているから無理や」

大きな魚なんか捌いたこともないのに、自分がせざるを得なくなった。YouTubeの「ハマチの捌き方」をみながら、捌くことにした。

家内には調理の助手、ヤングママにはスマホ画面を止めたり戻したりの助手を頼んだ。

きれいな三枚おろしは、できるはずもなかった。刺身にしなくていいと言ってくれたので皮はそのままにし、料理しやすいようにと小さい目に切ったら不揃いだらけの切り身になった。

「まあ エエっか」

 

・・・♬ 今日の1日 ♬・・・

♬ 孫に頼まれ釣りに付き添ったが、自分も10数年ぶりに竿を振って楽しかったし、海を眺めながらの日向ぼっこで気分も安らいだ。

 

♬ 釣りに行ったことで、親切な漁師さんに、でっかいハマチをもらうという奇跡的な出来事に出会った。

 

♬ 大きな魚を、人生で初めて三枚におろすという機会に恵まれた。

 

帰路、車中で孫に言った。「釣りに行きたい」と言ってくれなかったら、こんな大きな魚に出会うことはなかった。釣れなかったけど良かったなあ。こんなの「持ってる!」と言うんやで。孫:『知ってる!』

 

市立和歌山が負けた残念さはすぐに吹き飛び、今宵はすがすがしい気分で過ごせている。

<箕島漁港の波止場 2016/9撮影>


高野山の「高野豆腐」& お弁当

2021年03月25日 | 旅行・街歩き・お店・写真

ご近所さんから高野豆腐をもらった。

・・・高野豆腐とは・・・

昔、高野山で豆腐を「日中、天日干しで水分を蒸発させ、夜、外の冷気で凍らせる」を繰り返して作った「凍り豆腐(こおりどうふ)」を、精進料理として使っていたのが始まりとされている。

その「凍り豆腐」を、参拝者やお坊さんが「お土産」で持ち帰るようになったため、「高野豆腐」として全国に広まったらしい。

 

・・・もらった高野豆腐・・・

今まで高野山へは数えきれないほど行ったことがあるが、土産物店で「胡麻豆腐」をよくみかけたが、「高野豆腐」を売っているのは気がつかなかった。麓の「かつらぎ町」で作られたものだった。

持ってきてくれたご近所さん、確か娘さんが高野山のある「高野町」に嫁いでいることを思い出した。

今まで買っていた「胡麻豆腐」は嫌いではなかったが、好んで食べたいとも思わなかった。自分は、「高野豆腐」の方が好み。

スーパーに行けば、いろんな「高野豆腐」が売られているが、発祥の地で買ってくる「高野豆腐」は、歴史を思い出させてくれる。

これから高野山へ行ったときのお土産は、「高野豆腐」と花坂峠の「焼き餅」になりそう。

 

・・・お弁当・・・

話題は変わるが、今日、家内が参加した「赤十字奉仕団総会」でお弁当をもらってきた。

そう言えば、この間も「お寺の仏教婦人会の総会」でも、お弁当をもらってきた。

いずれも年会費千円だが、女性達の年1回の唯一の楽しみが皆で食べる会食。新型コロナは、そんなささやかな楽しみすらも奪っている。我が青春クラブは、総会すら自粛している。

非常事態宣言で、せっかく感染者が減ってきたと思ったら、またリバウンドし始めた。報道からすると、感染防止に対する国民の意識差がありすぎることは明らか。

いつになったら、気兼ねなく皆とアチコチ走り回れるのやろか?

その時、足腰は弱っていないやろか? まだ、天国からお呼びがかかってへんやろか?

残るはワクチンがどれだけ感染を抑制してくれるのか、様子を見守ることしかない・・・


梅3本 結実はそれなりに・・・

2021年03月24日 | 家庭園芸&直売所

梅の結実状況を見回った。

<小梅>

毎年、伐採してしまおうと思いつつも、躊躇して伐採しきれず、少しだけ枝を残してしまう小梅。

そんな園主の揺れ動く気持ちとは関係なく、残った小梅の緑枝は頑張って結実してくれていた。

<南高梅>

受粉樹のつもりで植えた小梅と開花タイミングがずれるし。蜜蜂さんも殆どみかけなかったので、手作業で3度ほど人工授粉をしておいたが・・・例年通り、結実は多くない

<昔からの梅>

自家受粉してくれるので安心していたが、例年の8割ぐらいの結実になりそう。

花がギッシリだったので、もっと結実するかと思っていたのに・・・ お天道様が「摘果作業を楽させてやろうと配慮してくれた」に違いないと思うことにした。

・・・・・・・

剪定・防除はしても、施肥は滅多にしない我が家の梅。自然任せに近いだけに、結実が悪くても園主は文句を言える立場にない。

豊作であれば天の恵みに感謝し、不作・凶作であれば自然の厳しさを思い知るだけ。


選抜甲子園 「市立和歌山」粘り勝った

2021年03月23日 | 旅行・街歩き・お店・写真

旧・市立和歌山商業(市和商)、現・市立和歌山(市高)が、名門の県岐阜商に、最終回、1対0でサヨナラ勝ちした。

前評判の高かった小園投手だったが、前半は不安定な投球が目立った。後半はスライダーが決まりだして持ち直してくれたが、どっちに転んでもおかしくないハラハラドキドキの試合だった。

ピンチを何度も凌いだのは、投球術の素晴らしさだった。中学時代からバッテリーを組んでいる松川捕手の好リードも大きかった。

最後は市高が粘り勝ったが、県岐阜商も素晴らしいチームだった。いい試合を見せてもらった。

 

・・・試合後のインタビュー・・・

小園投手:今日の投球について聞かれ、「初めての甲子園で、少し舞い上がってました」

半田監督:小園投手に点数をつけるとすればという記者の質問に、「0点に抑えてくれたんだから、100点だと思います」

 

・・・びっくりぽん・・・

県岐阜商3番打者がタイミングを外され空振りした2ストライク後に、ベンチに戻され代打を送られたことにビックリぽん。もう1回あった。タイミングを外し空振りした打者が、1ストライク後にベンチに戻され代打を送られた。その後、タイミングを外された打者が何人かいたが、3度目はなかった。

プロでも、なかなかお目にかかれない勝負に徹した非情とも思える采配に、二度も出くわした。百戦錬磨といわれる監督の采配だった・・・

 

・・・次は大分の明豊・・・

明豊の打力は力強い。

松川選手以外は打力が期待できないので、バッテリーが頑張って抑え込まないと勝機はない。

頑張れ 一高!

選抜甲子園、県勢が負ければ高校野球に関するブログ記事は書きたくない。市立和歌山、大会期間中、ブログ記事を書き続けさせてくれー!

 

・・・近畿のお隣さんのことだが・・・

大阪も奈良も和歌山に隣接する府県。その「大阪桐蔭 対 智弁学園」は、昨秋の近畿大会決勝戦と同様、智弁学園が勝った。スコアは8対6だが、立ち上がりの智弁の4点が大きかった。

それにしても、両チームのバッテングは力強かった。負けた大阪桐蔭の選手、できることなら一高に補強したい・・・


紅八朔の小玉果&手作りジャム

2021年03月22日 | 我が家の食&漬物作り

摘果したはずなのに、紅八朔の枝に小玉果を数個みつけた。紅八朔の小玉果は袋も実も小さく、剥くのも面倒なので、いつもは廃棄する。

数日前のことだった。突然、「捨てるのは勿体ない・可哀そう」と思えてきた。面倒なことはわかっていたが、ジャムにしてみようと思い立った。

小玉果を選んで収穫すると、7個だった。これだけだとジャムにするのは少ないかもと、中玉果も4個収穫した。

<ジャム用の小玉果7個と中玉果4個>

<皮と袋を剥いて実だけにした>

小玉果が多かったので、手間がかかった割には実がわずかだった。

ジャム作りの手間を省くため、ミキサーで実をつぶしてから、鍋で約20分ほど煮た。途中、早く「とろみ」をつけるため、素材の味を失わないよう、味見をしながら少量の砂糖を加えた。

少し冷ましてから、焼酎殺菌しておいた瓶に移した。

<紅八朔ジャム>

完全に冷めてから、瓶の蓋をしっかり締め、冷凍保存した。

 

・・・ジャムは手作りがいい・・・・

家内がときどき買ってくる安価なジャムは甘すぎるし、混ぜ物が多いし、素材の味を感じないので好きではない。

これで我が家の冷凍庫に保存中の「手作りジャム」は、「みかん・八朔・八朔マーマレード・清見(貰い物)」の4種類・7個となった。

紅八朔やレモンレモネードがたくさんある今のうちに、自分好みの手作りジャムを作っておけばとは思っているが・・・ついつい・・・ズボラな性分だけに・・・


テレビ搬入 我が家は古民家?

2021年03月21日 | パソコン・スマホ・機器

数日前、出産準備で里帰り予定の娘から電話があって、「今、家電店、部屋に置くテレビ買ったので、20日に納品してもらってもいい?」と。了解した。

もともと、もう一台テレビを買うつもりだったらしく、しばらくは実家に置くことにしたとのこと。

 

・・・アンテナ線 別売?・・・

昨日の昼下がり、業者がテレビを搬入してくれた。

「アンテナケーブル、ありますか」と聞くので、「エッ、そんなん、ついてるんとちゃうの?」と。

「今、テレビは買い替えが一般的なので、別売になってます」とのことだった。「そんなこと知らんがな」とは言わずに「そうですか」と。

昔の古いアンテナ線が残っていたので渡したら・・・電波が弱過ぎて使えなかった。急遽、いま我が家で使っているテレビのアンテナ線を外して渡した・・・OKだった。

 

・・・我が家は 古民家?・・・

アンテナ線を外した我が家のテレビが使えなくなり、あわてて家電店に走った。馴染みの店員さんに、説明した。

「アンテナ線をつなぐケーブルがほしいが、我が家のアンテナの差込口は昔からの2線式になっている」と。

店員さん:「今、そんなのはない」 「ケーブルの両端ともに1本線の口になっているので、片方を切り落とし、皮膜をまくって剝き出しにして繋ぐしかない」

自分:「今、使っているアンテナ線も、自分で加工して使っている。やっぱり、そうするしかないか・・・」

我が家は築約40年。家の中に張り巡らされているアンテナケーブルは全て2線式。世の中から取り残されてしまっている・・・

我が家って、古民家・・・?

 

<買ってきたアンテナケーブル:我が家の差込口に合わない>

<片方の差込口をチョッキンし、被覆を取り除いて裸にした>

 

・・・ネット接続・・・

娘から聞いていた。「設置時にネット接続してもらったらお金がかかるので、お父さん、繋いどいて」と。

我が家のテレビを買ってから2年余り。その時は、何とか自分でWi-Fi接続した記憶があるが、詳しいことは覚えているはずもない。しかも、新たに搬入されたテレビはメーカーも違った。

眠りこけた脳内をしらみつぶしに検索し、昔のことを必死に引っ張り出しにかかった。

おぼろげに思い出してきた。2年前、我が家のテレビを接続する時、ルータの「パスワード」がわからず、息子に問い合わせしたことを。

もともと、ルータは別棟に住む長男家族が、我が家のWi-Fiを利用するために設置したもの。パスワードなんて知るはずもなかったが、息子は不在だった。

「待てよ」と、今使っているテレビの取り扱い説明書を取り出すと、表紙に「ルータのパスワード」がメモされていた。

さらに、Googleに繋ぐメールアドレスとパスワードもメモされていた。家内のスマホのアドレスだった。ラッキー! 

ネット接続にとりかかった。繋がった! やれやれ・・・

 

・・・YouTubeをみて 「びっくりぽん」・・・

ネット接続できたかどうか確認してみた。

YouTubeメニューをみて「びっくりぽんぽん!」

我が家のテレビのYouTubeメニューと全く一緒の画面が表示された。登録したチャネルもそのまま表示されていた。

なぜ ???

共通するのは、同じGoogleアカウントを使ったこと。

テレビのYouTubeメニュー画面は、テレビ本体で管理されているものとばかり思っていた。まさか、Googleのサーバーに保存されていたとは・・・ 

・・・・・・・

店舗で、機能の説明を聞いたり質問したりの予備知識が全くなかったテレビということもあってか、のほほんとしていた脳がたたき起こされ、右往左往したり、びっくりぽんしたりのひとときとなった。


春彼岸 & 果樹の花

2021年03月20日 | 田舎暮らし&家族

今日は春彼岸の中日。朝からお坊さんが仏様にお参りしてくれた。

朝ごはんを食べに来ていた保育所年長の孫も、数珠を片手に自分の膝に座って、お経を聞きながら手を合わせていた。

お坊さんが帰れば、仏壇に供えてあるお菓子が食べ放題なのを知っていて、待っているのかも知れないが・・・

・・・彼岸って どんな行事だったのかが 思い出せない・・・

カレンダーで彼岸の入りも、春分の日が中日なのも知っている。なのに、いつも、彼岸ってどんな意味合いの行事だったのかが思い出せない。

歳のせいなのか、それとも宗教行事に関心が薄いためなのか・・・

思い出せないと、モヤモヤ気分が抜けきらないので、今回も調べてみた。

 

・・・彼岸とは<浄土真宗本願寺派HPより引用>・・・

「暑さ寒さも彼岸まで」 「ひがん花」 「ひがんだんご」などと、彼岸は昔から日本人に親しまれてきた国民的行事です。

 春分・秋分の日を中日とし、その前後一週間のあいだ、寺々では彼岸会(え)という法事が勤められ、祖先をしのび、墓参や寺院に参詣する期間となっています。

彼岸とは、文字通り、向こう岸のこと。サンスクリット語「パーラミター」の漢訳「到(とう)彼岸」を略したもので、私たちの住む迷い多い此岸(しがん)から、煩悩の川を渡り越えて到達する仏の世界をいいます。

 お釈迦さまは、此岸から彼岸へ到達するための道として、六波羅蜜(ろっぱらみつ)の教えを説いておられます。

 太陽が真東からのぼり、真西に沈んでいくこの日に、此岸の現実を反省し、彼岸の仏さまのお徳をたたえるのです。(極楽は真西にあるそうです)

 

・・・わかったようで わからん・・・

彼岸とは煩悩のない仏の世界。煩悩にまみれた我が身を反省し、彼岸の仏さまのお徳をたたえるのが「彼岸」・・・???

「わかったようでわからんから、いつも自分は忘れてしまうんや」ということがわかった・・・

歴史は繰り返す。秋彼岸の頃には、「彼岸とは」が、頭の中から消え去っているに違いない・・・

 

・・・果樹の花が咲いた・・・

彼岸と関係あるのかないのか、果樹の花が咲き始めていた。

『アンタ達には、綺麗な花よりも立派な実をつけてくれることを期待してるんやで』とテレパシーを送っておいたが、伝わったかどうか・・・

<桃>

<梨>

<ブルーベリー 2種類>

 


選抜高校野球開幕 「いちこう」頑張れ!

2021年03月19日 | 旅行・街歩き・お店・写真

今日、郷土の期待を背負う高校野球が開幕した。

コロナ禍で気分が晴れない日々が続いている中、球児のひたむきなプレーぶりをみていると元気が湧いてくる。

夏と違って、2校が出場できる府県もあれば、残念ながら1校も出場できなかった県もある。

過去、我が県から選ばれない大会も何度かあった。出場するかしないかで、テレビ中継にかじりつくかどうかが決まる。

出場しても、早々に1回戦で姿を消せば大会とは縁遠くなるし、勝ち進めば他のことがそっちのけとなる。

初日の今日、早くも3校が甲子園から姿を消した。地元ファンの残念な気持ち、痛いほどわかる・・・

 

・・・ 「市和歌山」とは・・・

校名変更前の「しわしょう(市和商)<市立和歌山商業高校>」という呼び方が、自分の中では未だに抜けきれないが、最近、やっと「いちこう(市高)<市立和歌山高校>」と呼べるようになってきた。

それだけ、昔からの市和商のイメージが強すぎた。和歌山の強豪校は時代とともに変わってきた。

戦前は和歌山中(桐蔭)・海草中(向陽)。その後、自分のイメージに強く残っているのは、海南⇒市和商(市和歌山)⇒箕島⇒智辯和歌山。

市和商の甲子園での思い出は、昭和40年の選抜甲子園決勝で、延長13回、岡山東商に2対1と惜敗した大会だった。

後に、大洋ホエールズ(当時)で活躍したカミソリシュートの「平松政次」投手は素晴らしかったが、阪神タイガースで活躍した「藤田平」選手は、その平松投手からライト線に2塁打を放ったのも覚えている。

 

・・・今回の市和歌山は・・・

今回、選抜に出場する市和歌山は、昨秋、新人戦・二次予選・近畿大会で智辯和歌山と3回対戦し3連勝した。二次予選では終盤に大逆転、近畿大会では完封勝利した。

強打の智辯和歌山を、それなりに抑え込んできたからか、小園投手の評価はうなぎ上り。4番松川選手の長打力も魅力。

ただ、甲子園は甘くない。前評判以上の実力を発揮するチームや選手が出てくるのも甲子園。一球入魂しかない!

 

・・・素人なりの予想では・・・

初戦は古豪で名門の県立岐阜商業。 しかも、監督は百戦錬磨。小園投手が1~2点に抑え込めれば、勝機がみえてくるが・・・

仮に勝ち抜いたとしても、次は明豊と東播磨の勝者。明豊だと、県大会はぶっちぎりで優勝し、九州大会の戦いぶりは優勝校と紙一重の実力校。東播磨だと、近畿大会で勝ったとは言っても辛くも1点差で逆転勝ちしただけなので、勝敗はどっちに転んでもおかしくはない。勝ち上がるのは容易でない。

もし2回戦にも勝ったとして、次はいずれも優勝候補の大阪桐蔭と智弁学園の勝者、もしくは中国地区優勝校の広島新庄と北信越大会準優勝の上田西の勝者となる。難敵すぎる・・・

 

・・・勝機があるとすれば・・・

小園投手がしっかりと抑え、持ち前の粘り強さを発揮できれば、優勝も夢ではない。

頑張れ! いちこう!

大会期間中、テレビの前に釘付けにしてくれ!


「お願いっ!」と手を合わされれば・・・

2021年03月18日 | 田舎暮らし&家族

夜、小学5年生の孫が自分の部屋にはいってきた。

いつもは元気丸出しで話しかけてくるのに、この時に限って神妙な面持ちで言いにくそうに切り出した。

孫:「お願いがあるんやけど・・・」

 

・・・問答が始まった・・・

自分:「なに?」

孫:「カード、買ってほしいんやけど・・・」

自分:「カード? ゲームか何かの?」

孫:「そう!」

自分:「それやったら、パパとかママに頼んだら?」

孫:「アカンって言われた」

自分:「いくらぐらい するん?」

孫:「1500円」

自分:「エッ 1500円も!」

「お願いっ!」と手を合わされた。

 

・・・参りました・・・

かわいい孫に、『お願い』と手を合わされたら・・・

棺桶の中に入ってからだったら、手を合わしてくれれれば、安らかな眠りにつけただろうが・・・

生きている今、目の前で手を合わされたら、眠ったふりもできないし、『しゃーないなあ』と言わざるを得なかった。

その言葉を聞いて、途端に元気が出てきた孫が、『ヨッシャー』とガッツポーズをした。

よほど、嬉しかったに違いない。

都合の悪い事情があるのか、孫から一言があった。

「パパにもママにも絶対言わんといて。お兄ちゃんや妹たちにも内緒にしといて」と、口止めされた。

 

・・・先日のカードも・・・

先日、彼が自分の小遣いで「カード」を買ったことを思い出した。その時は、『カードを買いたいから車で送って』 『ママは用事がある』からだった。

ひょっとしたら、あの時もママに反対され、自分の小遣いで、こっそり買うのに付き合わされたのかも知れないと思った。

済んだことだし、まあ エエッか。

自分:「おじいちゃん、夜は車を運転するの控えているから、明るい時間にして」と。

孫:「わかった」

 

・・・遊びが進化していた・・・

翌日、学校から帰ってくると駆け込んできた。一緒に買いに行った。

買ってきたカードを、どう使うのか見ていると、ゲーム機にカードを見ながら入力していた。

ネットでつながったゲーム機にソフトをダウンロードするためのプリペイドカードみたいだった。子どもの遊びなのに・・・その高度さに愕然とした。

時代の変化を目の当たりにした!

 

・・・5年前・・・

5年前は、ふざけて遊ぶのが得意だったのに・・・

<5年前の保育所だった頃の写真:ぶどう園でお兄ちゃんに悪ふざけ>

あれから5年。

今、彼はバスケットとゲームに夢中。

<自宅でも、よく練習している>

・・・5年の月日は・・・・

この5年。自分は足腰が弱くなったり、物忘れが多くなったりと退化するばかり。

この5年。彼は心身ともに大きく成長していた。


「清見オレンジ」のマーマレード

2021年03月17日 | 我が家の食&漬物作り

ご近所さんから、「清見オレンジ」のマーマレードをもらった。

通称、「清見」と呼んでいるこの果物、以前にもらって食べた記憶はある。でも、店に並んでいたとしても他の柑橘と見分けられないし、味も覚えていない。

フルーツ王国とも言われる本県だけに、いろんな種類の柑橘が出回る。たまにしか食べなければ、味も形状も忘れてしまう。

まして、マーマレードとなれば・・・

多分、「清見オレンジ マーマレード」とは、人生で初めて出会った気がする。農家の自家製だから混ぜ物は入っていない。砂糖を加えただけのはず。

そんな珍しい100%ジャムなのに、気軽にもらえるのも「フルーツ王国」だからこそだと思っている。

 

・・・我が家の果物・・・

我が家も家庭園芸といえども、何種類かの柑橘は栽培している。

今、収穫しているのは「紅八朔・不知火(デコポン)・レモンレモネード」。

2月以降、2~3日に1回、いつでも食べられるようにと皮や袋を剥いておき、食べ放題の日々を続けている。

フルーツ大好き人間だけに、この地に生まれ育った有難みをしみじみ感じている!