絶対に無理と思っていた10カ月ベビーの孫守、やむなく今日も引き受けた。家内が「私が抱っこすると泣くけど、おじいちゃんだったら泣かないし」との理由で、2日続きでベビーのお守役を引き受ける羽目になった。
「昨日、1時間ほどの抱っこで腕がしびれた。どうしたらいい?」と聞くと、「抱っこヒモを使ったら楽。全部でもいいけど、下半分だけ使ったら」と、母親である娘が装着してくれた。
<写真:腰ベルトにサルスベリがついているみたい。ここにベビーの尻を乗せれば、腕がしびれることもないらしい>
ベビーを抱っこし乗せてみたところ、腕がしびれることもなくなったし、2日目で顔見知りになったためか泣き叫ぶこともなくなったし、早く寝かしつければ万々歳。
と思っていたら、内孫4人が入ってきてベビーに取り入ろうと、触りまくるわ、顔を引っ付けるわ、騒ぐわで、寝かしつけるどころではなかった。一段落したところで、内孫達にお菓子を与え別棟にお引き取り願った。
それから約30分後、無事、寝かしつけることに成功。これで、やっとゆっくりできる!!!
そこで思い浮かんできたのは、「古稀のおじいちゃんがベビー紐で抱っこし寝かしつけるなんて、日本中探しても稀なことに違いない。昔だったら尚更のこと」 「古稀って、古来、稀なことの意味らしいから、あたってる!!!」 「古稀って、70歳のことだと思えば稀でも何でもないが、稀なことをする年と思えばいいのかも?」
これからは、古稀を迎えれば、人それぞれに稀なことをする年だと思えば、古稀も古稀らしくなるかも・・・