明日は天気が悪い。
今日のうちにと、伸び始めた「きゅうり苗」を風除けの囲いから出し、ネットに誘引した。
「なすび苗」も風除け囲いから出し、慌てることもないかとないかと思いつつ、成長し始めてから枝を支えるパイプを有り合わせの材料を使って作り始めた。
二段にした真ん中の支えラインが出来上がり、続いて両脇に伸びる枝を支える材料を用意しかけていた時、視線の先の「害獣防御ネット内」が気になり始めた。
・・・このネット内では、例年「バナナ瓜」を作っていた・・・
甘くて柔らかい「バナナ瓜」は好きだが、どうしても「すいか」の脇役に追いやられるので、今季は栽培する意欲がなくなり、畑も放棄したままだった。
でも、せっかく防御ネットがあるのに遊ばせておくのは勿体ないと思い始めた。
急遽、「なすび苗」のパイプ作業を中断し、「すいか苗」を買いにホームセンターに走った。
・・・「小玉すいか苗」を買いにホームセンターへ・・・
「小玉すいか」よりも、「大玉すいか」のシャキシャキ感とジューシーさが好みだが、10kgほどの果実を持ち運びするのもシンドイし、すでに「大玉すいか」は3株植えてあるしと、「小玉すいか」を3~4株買うつもりだった。
ホームセンターで「すいか苗」を物色していて気が変わった。
先日、苗を買った時には置いていなかった「種なし・黒皮・大玉すいか苗」があった。「エエやん!」 迷うことなく2本買った。
さらに、種が他の種の1/4と小さいので種も食べられるという「小玉すいか苗」に初めて出会った。苗の値段が高かったが、食べてみたくて2本買ってしまった。
早速、有機石灰・化成肥料を混ぜて管理機で耕し、元肥入りの野菜の土も入れ、水をタップリ流し込んでから4本の苗を植えつけ、再利用のビニールで覆った。
・・・気がかりなのは、「受粉」・・・
「種なしスイカ」は、「種ありスイカ」の雄花で受粉しないと結実しない。一緒に植えた「小玉すいか」は種ありだが、普通の「種ありスイカ」の雄花と同じかどうかがわからないので、虫さん任せで着果するのかどうか・・・
せっかく植えた「種なしスイカ」。確実に着果させるには、別の箇所に植えてある「種あり大玉すいか」の雄花を採ってきて受粉作業するしかない・・・
世話がやけるスイカほど、愛着も美味しさも2倍になるはず・・・
これで、今季、植えた「すいか苗」は、大玉スイカが2種類5本、小玉スイカが2種類4本。全部で9本。
今夏の「すいか三昧」は、いろんな味わいができそう・・・
順調に収穫出来ればの話だが・・・