紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

孫達を連れて近くの山へドライブ ブドウ狩りが始まっていた

2016年08月30日 | 田舎暮らし&家族

孫達の夏休みがもうすぐ終わると聞き、「ブドウ狩りが始まっているかどうか分からないが、山の上までドライブしてみるか」と声をかけたところ、「行きたい!」というので小学生の二人の孫を乗せてドライブ。

家内から、「ブドウ狩り、始まったらJAの有線電話(通称・農電)で放送するはずやけど、まだ聞いてないのでアカンかも」と言われたので、「山頂からの景色を見にドライブをして、帰りに直売所を回ってブドウを買ってくるよ」と言って家を出た。

標高500数十メートルの山頂まで我が家から車で約15分、頂上付近では「いくつものブドウ農園」が開園していた。孫達に、「ブドウ狩りしたい?」と聞くと、「ブドウは大好きだけど、別にブドウ狩りしなくてもいい」と言うので、ブドウを買うつもりで以前にも立ち寄ったことのある「ブドウ園」に入った。

「農電の放送聞かないので、まだオープンしてないと思っていたのに」と園主に言うと、2日前からオープンしたと言う。農電放送も入れたらしく聞き洩らしたみたい。昨日まで雨が降らなかったので今年のブドウが甘い、台風がこなかったので傷がない、さらにはお互いの住んでいる地区や年齢や共通の知人にまで話が弾んだり。

「ブドウ狩りはしないので、直売のブドウがほしい」と言うと、「まあ、座ってゆっくり食べてよ」とベンチの上に3房のブドウを盛ってくれた。孫達、「甘い。止まらない。もう腹一杯」と食べつくした。帰路、持ち帰りのブドウ2kgを買ったが、孫達が食べたブドウはサービスしてくれた。

<写真:千葉山より。手前は有田川、真っ直ぐ上に伸びているのは阪和自動車道。よくみると我が家も映ってるやん>

<写真:千葉山・山頂の風車>

<写真:千葉山より。海南市・和歌浦方面>

<写真:千葉山・山頂でお世話になったブドウ園>


やっと気ままな家庭園芸に戻れる 待ち焦がれた雨だった・・・

2016年08月29日 | 家庭園芸&直売所

この夏は、7月中旬以降、雨らしい雨がなかった上に灼けるような猛暑が続き、果樹も野菜も人間も干上がる寸前だった。我が感覚では、10年に一度あるかないかの異常気象だったと思っている。

例年の気ままな家庭園芸だと、夏場の暑い時期は2~3日に一度の早朝の野菜収穫と適当な散水だけしかしない。果樹も病害虫や実がどうなろうと殆ど気にしない。暑い時期はできるだけ畑に出ない主義だった。

今年は異常気象で、「放置すれば果樹が枯れてしまう」事態となった。枯らせば「果樹・野菜の家庭園芸」が「野菜だけの家庭菜園」になり田舎暮らしの根幹にもかかわるので、日々、数時間ずつの樹木の灌水(散水)作業に追われることとなった。

今朝からの雨は、まさに待ち焦がれた雨だった。有難い雨だった。おかげで、やっと夏休みに入れる気がする。灌水でヘトヘトになっていた「みかん農家」も大喜び。ところ変われば、関東・東北・北海道の畑と人々にとっては災難でしかない今夏の雨、地域変われば悲喜こもごもの雨、やっぱり全国各地で特有な異常気象が発生しているとしか思えない。


威風堂々の鬼瓦に感動!

2016年08月27日 | 旅行・街歩き・お店・写真

夕日がきれいなのでカメラを持ちだし、夕映えの景色を撮るつもりでアチコチ見回していた時、普段、気づかなかった我が家の鬼瓦に目が釘付けになった。

知人の瓦屋さんが精根込めて作ってくれた家紋入りの鬼瓦、40年近くも灼熱の太陽や風雨に晒されながらも、「焼きがいい」ので昔と色合いも全く変わらず威風堂々としていることに感動した。今、その感動を伝えたくても、知人はもういない。でも、この鬼瓦は彼の生きた証となって我が家に生きている・・・

<写真:ほのかに夕日に映える鬼瓦>

<写真:置物用に手作りしてくれた家紋の瓦>

 

 


花の問屋さんへ仕入れの手伝いに ついでに花を買った

2016年08月26日 | 田舎暮らし&家族

義母の手伝いで花の問屋さんへ仕入れに行った時、ついでに花を買ってきた。

地元にある無住職の薬師寺は自治会で管理している。8・18・28と8のつく日は、当番3人が花を持ち寄って替えたり掃除をする。今度の28日が当番になっているが、今、我が家の庭には持っていく花がないので、花問屋さんに行ったついでに供える花を買ってきた。

花問屋さんなので一般の人は買えないし入れない。問屋だから高価な花以外は、花の種類・色・等級毎に10本・20本の販売単位となっておりバラ売りはしていない。自分は花屋でないが、いつも義母の手伝いで行くのでお店の人とも顔なじみだが、1種類だけ買う訳にも行かないので義母が仕入れた花と一緒に勘定してもらった。

<写真:自分が買った花。市場から入ったばかりの花は高いので、売れ残って安売りしている花の中から選んだ>

<写真:1本単位で買える花>


さつま芋の「蔓返し?」 いいえ違います!

2016年08月25日 | 家庭園芸&直売所

「蔓返し、チャンとしてるやん!」、「蔓返し、せなアカンの?」など、さつま芋蔓を整理すると、よくご近所さんから言われる。その都度、「いや、蔓返しと違うんや!」と返答し、その事情を説明する。

さつま芋の畝は、雑草退治作業が厭なので株元以外は全面マルチにしている。そのお蔭で、蔓が伸びても土との接触がなく節から根が出ることはない。節から出る根を生やさないためにする「蔓返し」、我が家庭園芸では無縁のこと。

2畝毎に人が通れるように「蔓返し」のように蔓を左右に分けるのは、収穫時の蔓切作業の負担を軽くするために行っている。こうすると、収穫時には2畝単位で蔓を容易に切断できるので巻きついた蔓に手こずることもないし、切断した2畝の蔓も玉ころがしの要領で巻いて行くと片付けも早くなる。何年も作っていると、楽して作業することだけは機転が利くようになってくる。

<写真:一見、「蔓返し」。でも「蔓返し」ではない>


定番の朝食 5人分作った 孫達の「美味しかった!」で暑さを忘れた

2016年08月24日 | 我が家の食&漬物作り

昨日の夕食時、4歳の孫が入ってきて「卵焼き」をつまみ「美味しい」と言って帰って行った。その話を聞いたらしく、小1と小4の2人の孫が「おじいちゃんの卵焼き、食べたかったのに」と言ってきた。

卵焼きならお安い御用と、「それじゃ、明日、朝食にサンドイッチを作ろうか?」と言ったら、3人の孫が手を上げ「食べたい」と言う。「レタスやチーズを入れたりするけど、大丈夫?」と聞くと、「食べる!」と言う。

そんな前夜の経緯から、5人分を作ることになった。

①我流サンド:食パン1/2片に卵焼きとレタス、1/4片にチーズ、1/4片にチョコレートを挟んで、サンドイッチにした。

②フルーツ:自家製スイカ、ご近所から貰ったバレンシャ・オレンジに蜂蜜をたらした

昨日、柿の葉に幼虫を見つけたので、暑くならない早朝から薬剤散布しようと思っていた。でも、彼らと約束した朝食作りを後回しにすると厄介な事態になるので、薬剤散布の開始を遅らすことにした。

おかげで、途中から陽射しが強くなり「頭がクラクラ」する中、作業する羽目になった。でも、孫達が一人一人「美味しかった」と、わざわざ畑まで言いに来てくれたので、暑さも忘れてしまった。


気ままな家庭園芸 でも散水だけは手抜きできない 全国一様でない異常気象だらけ・・・

2016年08月23日 | 家庭園芸&直売所

台風と言えば、九州・四国・紀伊半島に上陸するのが大半なのに、今年は関東~北海道の東日本にばかり向かうなんて。8月に北海道に3つの台風が上陸するなんて前代未聞らしい。進路を逆走する台風10号なんて珍現象としか思えない。

猛暑とは言っても西日本の各地では夕立が降ったりしているのに、我が地域だけは雨雲が避けて通っていく。今、全国各地一様でない異常気象に見舞われているとしか思えない。

全く散水していない畑では、コンクリートみたいにカチカチになっている。掘り起こそうと思ってもスコップでは歯が立たない。ツルハシを振り上げなければならない。水不足で果樹が枯れてきたとしたら、新たに苗を植え収穫できるまでには3~5年はかかる。手抜き栽培が得意の家庭園芸と言えども、これだけは避けなければならない。

5日ぐらいのローテーションを組み、毎朝、果樹数本ずつに約20~60分ぐらいかけて散水する。朝できなければ夕方に散水。何日も畑に出なくても当たり前だった気楽な家庭園芸が、異常気象で異常な日々を送らざるを得なくなっている。

<写真:若木だと約20分は散水しっ放し。これで根まで水が浸透しているはず>

 

<写真:葉が変色した庭木には、約40分ほど散水しっ放し。孫が育てている朝顔、朝晩たっぷりの水で元気がいい>

 


今年の「有田みかん」 どうなるのやろ・・・

2016年08月22日 | 家庭園芸&直売所

いつも何気なく車で走っている道路、今日、なぜか葉の色が薄くなったミカン園が多いことに気づいてビックリ。途中、畑を借りて家庭菜園を頑張っている知人が、この猛暑の中、散水していたので、車を止め声をかけ日陰に移動して立ち話。

「アッチコッチのミカンの樹、葉の色が悪いなあ」と言うと、

近隣の農家に聞いたらしく、知人曰く「みかん農家も大変みたいやで。葉どころか実も傷んだりしているらしいで。上っ面だけの散水だと根が上がってきて、逆効果らしい。時間をかけて、ゆっくり地面に滲み込ませなアカンみたいやから大変や。道楽の家庭園芸と違って、彼らは生活がかかってるし・・・」

雨らしい雨が降らない上に猛暑というダブルパンチが1カ月以上も続いている今、十分な散水が行き届いていない園が多くなっている。じっくりと時間をかけて水を地面に滲み込ませないといけないので、スプリンクラーの設備や井戸設備がない園だと作業負担も半端ない。

我が地域のブランド「有田みかん」、今年の収穫が心配になってきた。ミカン農家、頑張れ!

樹木の本数が少ない我が家の家庭園芸、井戸水を使って「ホース」や「簡易スプリンクラー」でたっぷりと放水をしているので、美味しい果実ができるかどうかは別にして、樹木の勢いだけはいい。

<写真:紅八朔の若木。勢いが良く、どんどん新芽が育っている>

 

 

 


田舎の何気ない畑のふれあい 82歳のおじいちゃんと。

2016年08月21日 | 田舎暮らし&家族

朝、畑に散水していると、隣の八朔畑で何やら人の気配。近寄ってみると、高枝バサミを使って背丈の何倍もある八朔の摘果をしている82歳のおじいちゃんが・・・ いつも、その達者ぶりに感心するばかり。

「暑いのに大変やのう」と畑に向かって田舎言葉で声をかけると、

作業を中断し近寄ってきて、「樹が大きくて日陰もあるので、遊びがてらに出てきた。家でゴロゴロしててもしゃーないし。でも、暑いさかい10時になったら帰るんや」という。

「そう言えば〇〇さんも、昨日、家の前を自転車で通るとき、暑いので9時までやと言って帰って行ったで」、「陽射しがきつすぎて、散水してるのに遅く植えたさつま芋の葉が灼けてきて・・・」というと、

「例年、こんなに陽射しがきついことはない。今年は特別や。雨も降らないし・・・」、

「隣の畑、半年間、放置しただけで背丈より高い草がボーボーや」

などなど、しばしの会話が続いた。しばらくしてから「喉を潤して」と自宅から冷えたスイカを2切れ持っていくと、「おおきに」と嬉しそうに受け取ってくれた。


さつま芋が悲鳴をあげている! 異常気象も自然の恵みなのか・・・

2016年08月21日 | 家庭園芸&直売所

7月13日に植えた約200本の2番苗のさつま芋。

植えた苗の葉がそのまま順調に育ったので、もう大丈夫と10日後に日除けネットをはずした。葉を養うほど根が十分に発育していないのはわかっていたが、例年だと夕方に散水しておけば葉が青々としたまま育ってくれていた。なのに、今年は厳しい暑さ続きで葉が灼け、黄色く変色し始めた。

灼けるような暑さと雨らしい雨がない状態が1カ月以上も続いていれば「しゃーないか」、これも自然の厳しさとあきらめるしかないか・・・ 今年のスイカは、自然に恵まれて1カ月以上もスイカ三昧できているんだし・・・ と落ち込んだ気分を和らげるしかない。

一方、7月23日に植えた約80本の2番苗のさつま芋。日除けネットを外さずに育ててみた。約1カ月経った今、植えた苗の葉が生き生きし育っている。

ここからが、勝手気ままな家庭園芸。①葉の変色が多い苗を放置しておいたら芋の出来ばえはどうなるのか、②変色し始めた苗に、再び日除けネットしたら収量は変わるのか、③7/23に植えてから日除けネットしたままの芋と収量がどう違うのかなど、収穫量にどう影響するのか結末をみてみたくなったので、変色し始めた苗の2/3にだけ日除けネットをかけてみた。

<写真:7/13に植えた苗の日除けネットを10日後に外した直後。葉が生き生きしていた>

<写真:暑さで灼けて葉が変色し始めた。2/3だけ、再び日除けネットを張った>

<写真:7/23に植えた苗。日除けネットしたままにしておいたら葉が生き生きしている>


朝顔で孫とふれあい

2016年08月19日 | 田舎暮らし&家族

8月のはじめ、庭に散水していると、小1の孫が窓を開けて「おじいちゃん、今日だけでいいから朝顔に水をやって。お願い!」と哀願調で頼まれた。いつも、人なつっこくて茶めっこたっぷりで大人へのすがり方が絶妙な孫、思わず「オー」と返事してしまうところだった。

学校から持ち帰った朝顔、育てて種を採取し提出するのが夏休みの宿題と聞き、「それだったら、自分で水をやらないと宿題やったことにならん!」と返答。結局、孫が自分で散水。

それ以来、孫が散水を忘れていないか、葉の色が薄くなったりしていないかなど気になり始め、こっそりと散水することもしばしば。そんなことに気づいているのかどうか、「おじいちゃん、この種、そろそろ採ってもいい?」などと聞きに来てくれたり。

今朝、たくさん花が咲いていたので孫に声をかけ、「ようけ 咲いたなあ!!!」と二人だけで花を楽しんだ。


今年のお盆 外孫の赤ちゃんが主役だった 

2016年08月19日 | 田舎暮らし&家族

同じ敷地の別棟に長男の内孫が4人。孫の顔をみたくなった時はすぐ行けるし、彼等もチョコチョコと我が母屋に顔を出してくれる。

この5月、長女と次女に赤ん坊が生まれた。外孫だと内孫みたいに顔をみる機会が少なくなる。せいぜい、メールで送ってくる写真を眺めるだけ。

お盆、外孫が到着すると内孫達もこぞって入ってきた。大人そっちのけで内孫達が「赤ちゃん」の回りに、ベッタリとまとわりつく。「赤ちゃん」が泣きだしたりすると、2歳に満たない内孫が、泣くのをあやすつもりなのか、やさしくなでたりしている光景を見た時は思わずビックリ「まさか、幼児が赤ん坊をあやすなんて!」 「微笑ましすぎる!」

さて、来年のお盆は、どんな光景に出会えるのだろうか・・・

<写真:8月、生後3カ月半になった男の赤ちゃん>

 

<写真:8月、生後2カ月半になった女の赤ちゃん>

 

<写真:6月上旬、生後間もなく里帰りしていた頃の二人の赤ちゃん>

 

 


暑さに負けるな! 赤くなってきた鷹の爪 初成りのレモン・レモネード 鈴なりのみかん

2016年08月16日 | 家庭園芸&直売所

キューリ・ナスビ・ししとう・ピーマンなどを収穫する時、気にかけている野菜・果樹も見回ったりする。

①鷹の爪:漬物の漬け込みに使ったり、粉にして一味にしたりの鷹の爪。他の野菜と違って実が上向いて成長する変わり者。緑から赤く色が変わってきた。赤黒くなるまで放置。

②レモン・レモンード:初めて実がついた。樹を大きくするためには全て摘果すべきだが、収穫の喜びを1年伸ばしたくないので摘果しない。別のレモンの樹の果実と味わいがどう違うのか、楽しみ。樹の勢いもいいから、将来も楽しみ。

③みかん(早生温州みかん):去年は、大きくて表皮も厚く美味しくなさそうだったので収穫したが食べなかった。ご近所さんから貰った美味しいみかんを食べていた。今年は、鈴なりだし日照り続き出し、小さくて甘いみかんが頂けそう。農家だと、こんな鈴なりは摘果して間引くが、家庭園芸だから、そんなことはしない。気になるのは葉の色が薄いこと。施肥もしていないし散水も少ない目だし、「しゃーないか」。