美味しい食べ物が世の中にあふれている。食べたことのない食材や料理もたくさんあるし、出会ったことのない食材・料理も限りないほどあるはず。でも、大半は、たまに食べるから美味しくて毎日は食べられないものも多い。
自分の大好物は、手作りする漬物類や果物類。
四季折々に作る「なすび・きゅうりの糠漬け:1日漬けた浅漬け&数日漬けて発酵したもの」、「白菜・野沢菜の塩漬け」、「甘味料や着色料を殆ど入れない大根の麹漬け」、「砂糖や着色料を入れない大根の糠漬け」、「甘味料を入れない酸っぱい梅干し」、「金山寺味噌」など。これらはメイン料理ではないが、旬の時期には、毎日、欠かさず食べる。たくさん作っておいて冷凍保存しておき、時季外れに食べることもある。
果物・野菜では、「7月は熟した桃、8月は大玉で赤いスイカ、9~11月はじっくり焼いた安納芋、11月はマンゴーみたいに柔らかくなるまで樹上で熟させて食べる富有柿、12~1月は熟成させてから食べる早生みかん」など。
これらの大好物の漬物や野菜・果物は、自分で種まき・苗植え・栽培・加工するので、自分好みにできる。田舎に住んでいる人々は多かれ少なかれ、こうした食を満喫している。それが、当たり前と思っている。でも、それは贅沢なグルメかも知れない。