紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

年末恒例のお餅つき

2024年12月31日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、年末恒例のお餅つきをした。

昔から我が家で年末にお餅つきが続いているのは、2つの理由から。

1つは、お正月に『神棚、仏壇、台所・食堂(食への感謝)、床の間(家の神聖な場所)、車(安全祈願)』に二段重ねのお餅をお供えするため。昔から倉庫(農産物への感謝)にもお供えしていたが、昨年からやめた。

もう1つは、お正月の雑煮に入れるお餅が必要なため。

全て親の代から引き継いでいる。

ついでに、我が家・長男家族だけでなく、長女家族や次女家族用にも「切り餅」を作っている。

近年、近隣では「お供え用」のお餅を買って来る家も増えてきた。我が家も家内と二人だけになっていればそうしたかもわからないが、幸い長男家族が隣に住んでくれているので今も続けられている。

何よりも、孫達が楽しみにしてくれているのが嬉しい!

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去年は8升だったが、今年は6升のお餅を搗いた。

お餅つきの主役は、何年か前から長男夫婦にバトンタッチしている。前日には、お餅つきに使う道具を洗ったり揃えたり、買ってきた餅米を水に浸しておいたりの準備をしてくれていた。

朝、9時からお餅をつくと聞いていたので、彼らが母屋に入ってくれば、すぐにお餅つきが始められるようにと、朝から自分と家内で昨日から水につけていた餅米を水切りすることから始めた。

セイロで蒸し始めた。

餅つき器も所定の場所に置いて、正常に動作するかもテストした。

床に「とり粉」が落ちたりするのでテーブルの下にシートを敷いた。テーブルクロスも「とり粉」が落ちるので古いテーブルクロスを敷いた。餅切り器も組み立てた。お餅を丸めたり保管したりする器も揃え「とり粉」も入れた。

孫達のお目当ては、つきたての柔らかいお餅。すぐに食べられるようにと、「きな粉」と「砂糖・醤油」も準備した。

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早くから1人だけ入ってきたのは、小学生の孫だった。皆が揃ったのは9時半頃だった。すでに「もち米」が蒸しあがっていたので、すぐにお餅つきが始まった。

出来た!

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いつも気ままなブログにお越しいただいている皆様へ!

どうぞ良いお年をお迎えください!


中生みかん

2024年12月29日 | 我が家の食&漬物作り

ご近所さんから『中生(なかて)のコマ いる?』と電話があった。

軽トラに空のコンテナを積んだ。手ぶらでは行きにくいので、正月明けに沢庵と一緒に持っていく予定だった「冷凍保存していた白菜の漬物」も用意した。

農家の倉庫に入った時、加工で出荷する大玉みかんが入ったコンテナを指さし、『これも良かったら持って帰って』と言ってくれたが丁重にお断りし、仏さんのお供え用にと2個だけもらってきた。貰い物と言う「しらす」ももらってきた。

もらってきた「コンテナ2杯のミニサイズの中生みかん」・「大玉中生みかん2個」・「しらすの入った紙袋」。

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昨日、息子がお餅つきの相談に来た。

去年は8升だったが、今年は6升となった。長男家族がどれだけ「切り餅」を必要とするかでお餅つきの量が変わる。食欲旺盛な高3の孫が来年4月から家を出ることになったからかも知れない。

10月のことだった。

階段を勢いよく駆け上がってくる音がして部屋のドアが開いた。最近は滅多に母屋に入ってこない高3の孫だった。何事かと思った。

息せききって満面の笑顔で言った。

『お爺ちゃん、指定校推薦枠に決まった! もうこれで勉強しなくていい! 最高!』

ルンルン気分だった。

「良かったなあ。おめでとう!」

その後、オンラインでの面接も終わり、12月には大学から合格通知も来た。

これから大変なのは親。学費や生活費の仕送りが大変だ。親には自分も苦労をかけたが、自分も息子の仕送りには四苦八苦した。今度は息子の番や。親の苦労と有難みがわかるはずや頑張れ!


沢庵:味見 & 足つぼマット買った

2024年12月28日 | 我が家の食&漬物作り

大根を塩漬けしてから麹漬けした沢庵。麹漬けしてから約10日が経ったので1本だけ出して味見した。

大根の苦みが少し残っているように感じた。味見したのは漬かり具合が最も遅かった最上部だった。早くから漬かっている下段の方だと苦みは残っていなかったのかも知れないが、全部がほどよい味になってからでないとアチコチ配りはすべきでないと判断。

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毎年のように沢庵を届けているお宅に電話した。

「今季は病害虫で不作だったので漬け込み量が少なかった上に、漬け込み時期も遅れた。今日、味見してみたがもうチョット漬けておいた方が味も浸み込む。麹漬け、何とか年内に届けたかったが、そんな事情なので正月が明けてから味見程度に数本だけ持っていく」と。

皆、声を揃えて言った。『今年の気候が異常だった。病害虫も異常に発生した』と。

農家・非農家それぞれから、いろんな話が出た。『みかんも影響が出た』・『野菜が散々だった』・『庭木に虫が何回もついたので何回も業者に薬剤散布してもらった』など。

正月明け、味見した上で少しずつだが「沢庵」と「冷凍保存している白菜の漬物」をアチコチ配りすることにした。

 

・・・足つぼマット・・・

ときどき、健康のためと思って家内や孫達に足の裏を踏んでもらったりしている。ただ足は踏みにくいし、ツボを的確には踏んでもらえない。

そこで、「足つぼマット」をネットで買った。

ネットにはいろんな「足つぼマット」があったが、健康のために使う物なので信頼できる国内品にした。

早速、使ってみた。

『痛くて飛びあがるほどだった』などの声もあったので、おそるおそる両足を乗せてみた。多少の痛みは感じたが乗っていられる程度の痛みだった。今は冬用の厚手の靴下を履いているからかも知れない。

これで家族に足裏踏みをお願いしなくてもすむ。

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家内に見せた。

見るなり、『ツボがわかりやすく書いてある。これ、エエなあ。いくらしたん?』と。

乗るなり『痛い・痛い』と言って、すぐに降りた。足ツボ健康法には興味がなさそうだった。


神社のお神札 & お餅・昔と今

2024年12月26日 | 田舎暮らし&家族

お願いしてあった伊勢神宮と地元神社の「お神札(ふだ)」が届いた。

早速、神棚にお祀りした。

新年の元日は、神棚にお供えをして家族で参拝するのが我が家のお正月行事。「お神札」には天照大御神様も氏神様も宿っているので、伊勢神宮と地元神社に初詣することもない。

また、お正月には阿弥陀如来様がおられるご仏壇にも手を合わせるのでお寺に初詣することもない。

今や国民的行事ともなった「初詣」。もともとは関東の或る電鉄会社の営業戦略で始まったとされ、それがマスコミに取り上げられたことで国民や全国各地の神社や鉄道業者にも広まったと言われている。それだけに、常日頃から信仰している信者だけでなく、初詣限りの信者が参拝していても不思議ではない。

お坊さんの言葉を思い出す。『檀家は神社でなくお寺に初詣すればいい』。

我が家には親の代から引き継いだ「阿弥陀如来様」が祀られているご仏壇があるし、「天照大御神様」が祀られている神棚もある。さらには信仰している御守護神様もおられる。浮気する矛盾を感じつつも、昔からの神仏混合の歴史が我が家にも自分にも脈々と引き継がれている。

 

・・・お餅 昔と今・・・

最近、小腹を満たしたくなった時は、買ってきた切り餅をトースターで焼いたり電子レンジでふっくらさせて食べたりしている。

幼少の頃は、トースターも電子レンジもなかった。七輪に載せた網の上でお餅を焼いた後、砂糖・醤油をつけてから、さらに軽く二度焼きした。醤油が香ばしくて美味しかった記憶が残っている

電子レンジを使うと短時間でふっくらとなるが、今も昔の食感と味わいが忘れられないのでトースターでじっくりと焼くことで周りをカリッとさせている。トースターが汚れるので二度焼きはできないが、昔懐かしい味に近くなる。

急いで食べたい時には電子レンジを使ってふっくらと柔らかくして頂くこともある。きなこ餅で食べたい時は電子レンジは必需品。

七輪で炭をおこして焼くのが面倒なので便利な調理器に頼ってはいるものの、歳老いた今もなお昔懐かしい味が恋しくて忘れられない。


玉レタス間引き & かぼちゃ収穫

2024年12月23日 | 家庭園芸&直売所

・・・玉レタスの間引き・・・

昨日、畑を見回ると強風で玉レタスを覆っていた保温用のための透明ビニールがまくれ上がっていた。よく見ると、抑えピンで止めている透明ビニールが風の強さに負けて破れていた。

少し厚めの透明ビニールだったのに・・・今までも風の強い日があったが、これほど全体がまくれ上がって玉レタスが露わになることはなかったのに・・・

これから玉レタスが巻き始める大事な時期だけに、透明ビニールでの保温は欠かせない。ほっとけない。でも風が吹いているからビニールを張り直すのは厄介すぎる・・・

気づいた。『待てよ。これまでは透明ビニールに覆われ曇っていて玉レタスが見づらかったが、今なら成長ぶりも混み具合も一目瞭然。60~70株は多すぎる。今なら間引きやすい』 

思い切って間引いた。

まだまだ水分の含みが少ない玉レタスだが、サニーレタスと思えば生野菜として十分使える。

覆った透明ビニールがまくれ上がっているのを見た時は気分が落ち込んだが、今となっては『玉レタス、もっと間引かなアカンで!』『もっと生野菜、食べなアカンで!』と、お天道様が導いてくれたのかも知れないと思えるようになった。

 

・・・かぼちゃ・・・

畑に出たついでに、寒さで蔓が枯れ始めていたカボチャを全収穫した。まだ表皮の色が黒っぽくて若いのもあった。

1本の苗なのに、20個近くもあった。とても食べきれそうにない。さてどうするか・・・

このカボチャ、以前1本だけ収穫して味見してみた。少しだけ焼いてみたが甘さは今一つだったので、残りは調味料で味付けをしながら煮物にした。カボチャ料理そのものだった。

 

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畑作業の近くで野鳥が遊んでいた。

 

・・・畑の収穫物は朝食に・・・

間引いた玉レタスを使った。富有柿も自家製。

試し採りしたカボチャを煮物にした。

締めの茶粥では、自家製の肉厚の南高梅も頂く。

・・・高校駅伝・・・

県内代表、ほぼ予想どおりだった。でもよく頑張った。

女子は2区から3区への中継時は6位だった。ビックリだった。もしかしたらと思ったが、やっぱりだった。20位以内、もう少しだったのに惜しかった。県内出身の久保凛選手が加わってくれたら10位以内どころか、もしかしたら入賞していたかも・・・

総合順位:1区15位 2区6位 3区11位 4区14位 5区22位

男子は県番号と同じ30位だった。

人口の少ない県では、高校野球の智辯和歌山のように陸上を強化する私立校がなければスポーツでトップレベルを維持するのは難しい。

ちなみに、2024年10月1日現在の県人口は90万人弱で全国40位。面積は30位、山が多くて平地が少ないのに人口密度は29位とか。


白菜の漬物 冷凍保存

2024年12月22日 | 我が家の食&漬物作り

約10日前に漬け込んだ白菜31kg : 漬け込んだ時の写真

最上部の白菜は水上がりしてから5日以上、最下部の白菜は漬け込んで早々に漬かり始めている。

昨日、頃合い良しと、含んだ水分を軽く絞りながら取り出した。

1つ1つビニール袋に入れ、冷凍庫に収納した。冷凍庫が白菜の漬物だけで満杯になった。

入りきらなかった数個は、別の冷凍庫に収納した。

・・・冷凍保存 意外な発見!・・・

漬物容器に漬け込んだままにしておくと発酵して酸味が出てくる。酸味を好む人もいるが、我が家では、酸味が出る少し手前で容器から取り出す。

漬物容器から味が変わらないうちに取り出したとしても、大量すぎて短期間では食べきれない。冷蔵庫だと長期に保存できないが、冷凍すれば味も変わらず何カ月も保存できる。

冷凍することで新たな発見もした。冷凍・解凍の過程を経て食べると、不思議と深みのある味わいに変化する。科学的根拠は知らないが、我が味覚が『美味しくなったで』と伝えてくれる。

白菜に含まれている成分と浸み込んだ調味料が、冷凍・解凍の過程で融和し深みのある味わいに変化しているに違いない。

かつて郷土料理の名人に冷凍した白菜の漬物を届けた時、『我が家で漬けた白菜では、もらった白菜のような味わいは出せない』と褒めてもらって以来、ご近所さんへは漬物容器から出してもすぐには配らず、冷凍保存してから配るようにしている。

美味しくなるのがわかっていながら、冷凍・解凍を待ちきれず1つだけ切ってみた。普通の白菜の漬物の味わいだった。

 

・・・・・・・

今日は全国高校駅伝が京都で開催される。

残念ながら、昔から我が県は駅伝に強くない。たまに中学校の全国大会でトップクラスの中距離選手が現れたとしても県外の陸上強豪チームに進学するのが一般的なので、やむを得ない。

今回、高校2年生ながら女子800メートル日本記録保持者の久保凛選手は、民間ロケット打ち上げ場のある串本町の中学から大阪にある東大阪大敬愛高にすすみ、今回の大会に出場する。

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例年、県代表は男女とも県番号の30番以内に入れば上出来。最下位付近を走っていても気にならない。そういう免疫ができている。ハラハラ・ドキドキすることもない。その代わり客観的に駅伝を楽しめる。

今年は、もしかしたら20位以内の可能性があるとか。少し楽しみ。頑張れ!


大根の麹漬け&カイロス2号

2024年12月19日 | 我が家の食&漬物作り

朝から小雨がパラついていた。天気予報では今日は冬型の西高東低の気圧配置で、最高気温が8度ぐらいまでしか上がらず、しかも6~7mの冷たい北寄りの風が吹くとか。

畑に出るのも外出する気も失せてくる。

 

・・・漬物仕込み・・・

塩漬けしていた45kgの大根。たっぷりと塩水につかっていたのでボツボツよかろうと、昨日、水切りして「麹漬け」にした。

容器やビニール袋や中蓋やビニール袋の中に入れる重石は、焼酎殺菌した。

「麹」と「粗塩」は標準分量どおり。「砂糖」・「着色料」・「甘味料」は標準分量の2~3割にし、例年通り『甘くなくて真っ黄色でないサッパリ味の沢庵』となるように仕込んだ。

重しをのせた。水の上がり具合をみながら軽くするつもり。

お正月に食べるにはギリギリとなったが、漬かり具合が弱かろうともお正月用に数本は出すつもり。ご近所さんも待ってくれているはずだし。

 

・・・カイロス2号・・・

昨日、民間国内初のカイロス2号の打ち上げがあった。同じ県内の串本町といえども合併前の旧古座町の東端の田原地区なので、我が家からだと現地付近までは車で約2時間ほどかかる。LIVE中継で見守った。

発射!

宇宙に向かってグングンと飛んで行った。胸がときめいた。

間もなくLIVE映像にロケットがジグザグと螺旋状に飛行しはじめた様子が映し出された。

もしや・・・と思った。映像からは何のテロップも流れない。情報も入らない。しばらくしてから、飛行中断・打ち上げ失敗などの情報が流れだした。

あーあ・・・

・・・・・・・

14時半頃に始まった記者会見のLIVE中継をみた。

『燃焼ガスを噴出するノズルに異常が起きて想定の飛行経路を逸脱したので、爆破させて飛行を中断した』

『打ち上げ3分7秒後、上空約100kmで飛行を中断した』

『1段目、人工衛星のカバーの切り離しは正常に行われた』

『ノズルについては事前の単体試験や発射前の点検でも異常はなかった』

『ノズル異常の原因については、ハード上なのかソフト上の問題かは、これから情報分析して究明し、3号の打ち上げ向けて取り組む』

・・・・・・・

飛行中断したものの大空に向かって飛び立った時はワクワクした。

もしノズル異常がなかったら・・・成功していたかも・・・

あと一息だったのに・・・残念・・・

国の事業ではなく民間だと、資金面・技術面だけでなく地元や関係者の協力が不可欠な難事業。

頑張れ!

カイロス3号期待!


あられポンポン&水炊き&カイロス2号

2024年12月16日 | 我が家の食&漬物作り

空気が冷たい日が続いている。ときおり北から冷たい風も吹いてくる。

・・・あられ・・・

小雨が降っていたのは知っていたが、異様な音が聞こえ始めたので外に出てみた。「あられ」が雨樋や庭木の葉っぱなどにあたった時の音だった。

真っ白い「あられ」が屋根や庭石などにあたってポンポンと跳ね上がる風情にみとれてしまった。雪も滅多に降らない地域だけに、珍しい光景だった。

降った「あられ」が溶けてしまわないうちにと、あわててカメラを持ち出した。

カーポートの屋根

気象庁によると、直径がだいたい2~5ミリメートルのものを「あられ」と呼び、直径5ミリ以上のものになると「ひょう」と呼ぶらしい。今回のは2mm以上5mm未満みたいだったので、「あられ」だった。

 

・・・水炊き・・・

寒い日は水炊きが嬉しい。

鶏肉・もやし・ちくわ・お豆腐・きのこに、自家製の白菜をたっぷり。

薬味は自家製の大根と人参。一味はお好み。

白菜をどっさり入れたので、これでたっぷりの2食分。残りは雑炊で1回。我が家の水炊きは体が温まるだけでなく、1回で3食分を賄う優れもの。

 

・・・ロケット打ち上げ・・・・

県内からのカイロス2号打ち上げ。

地上の天候だけでなく、はるか上空の風速なども考慮して打ち上げ判断をしているとのこと。

思い出した。かつてハワイやアメリカ西海岸へ行くのに飛行機へ乗った時、行くときよりも帰りの飛行時間が何時間も余計にかかった。上空の偏西風パワーって地上で暮らす人間には想像もつかない世界なのかも知れない。


玉レタス 順調そう

2024年12月14日 | 家庭園芸&直売所

生野菜で自分が最もよく食べるのは玉レタス。

数カ月前のことだった。スーパーに行くと言う家内に「玉レタス買ってきて」と言うと、『今は高くて買えん』と言われた。

それを聞いて、「ならば」と遅まきながらも10月中旬に種まきした。

・・・・・・・

水滴がつき曇っている透明マルチの中で育っている玉レタスだけに、その成長ぶりは外からはわかりにくい。

ときどき、空気穴から覗いて様子をみたりしている。覗いた。「オッ 巻き始めかけている!」

順調そうだった。間引いた方が良さそうな苗を探して採ってきた。

間引き菜とは言っても今季の初物。家内と相談し、焼き肉に巻いて食べることにした。

我が家の焼き肉は焼き肉用の肉ではなく、スライスした霜降りの入った柔らかい薄切り肉。量はいらない。

たまたま孫2人も一緒に食べることになった。孫達の家の焼き肉ではサンチュに包むらしく、玉レタスに包むのは初めてとのことだった。薄切り肉の焼き肉も初めてだった。

2人とも『お肉もレタスも美味しい!』と言ってくれた

サンチュは釜山の焼き肉店で食べたことはあったが、食感はサニーレタスっぽかった記憶がある。

玉レタスは他の葉っぱと違って水分を含んでいて、しかも葉っぱにクセがない。シャキシャキ食感でサッパリと焼き肉が食べられるのがいい。自分は、焼き肉には玉レタスが一番と思っている。

1月になれば、玉レタスも巻いてくるはず。レタス三昧が始まる。でも我が家計、おいそれと焼き肉ばかりを食べられるはずもない。

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今日の11時頃、本州最南端の串本から国内初の民間ロケットが打ち上げられる。我が地では今、小雨がパラついている。風もある。

串本の天気が心配。それ以上に、前回のことがあるだけに発射が成功するかどうかが気にかかる。


最後の早生みかん

2024年12月12日 | 我が家の食&漬物作り

いつもみかんを頂くご近所の農家に、白菜を3個届けに行った。

自分:「虫に食べられた葉っぱを取り除いたので、小ぶりになったけど」

農家:『おおきに。助かる』

自分:「この白菜の上部1/3だけカットしてお好み焼きにしたら美味しいで」

農家:『エッ 白菜、お好み焼きにできるん? いつもキャベツやけど』

自分:「白菜の旨味が出てキャベツとは比べ物にならないくらい美味しいで。卵を溶いてからザク切りした白菜を絡め、お好み焼きの粉は少しだけで水は使わない。白菜焼きのつもりでいい。フワフワで柔らかいお好み焼きになるで」

農家:『一度、やってみる』

・・・・・・

農家:『丁度、良かった。みかんのコマ(ミニサイズ)、置いてあるので持って帰って』

自分:「今、空コンテナ積んでない」

農家:『ウチのコンテナ、持って行ってくれたらいい』

コンテナに2杯の早生みかんをもらってきた。

我が家のコンテナに移し替え倉庫に保管。今季は、みかんの収穫量が少ないらしく、コマであろうと貴重品。

近隣農家では、早生みかんが終わり中生みかんや晩稲みかんの収穫に取りかかっている。ただ周辺農家は早生みかんが主力なので最盛期のヤマは越えた模様。


白菜の漬け込み 31kg

2024年12月11日 | 我が家の食&漬物作り

白菜を漬け込んだ。

半分に裂いた白菜を水で軽くジャブジャブ洗いした後、数時間、天日干しした。

調味料は粗塩・昆布・自家製の鷹の爪の3種類。

最も大きいポリ容器とナイロン袋を使い、白菜一段分ごとに「調味料」を入れながら漬け込んだ。ギリギリ一杯で収まった。

重しをして、漬込みが完了した。約1週間で漬け上がる。

 

・・・今季は散々だった・・・

種を植えてから間もなく芽が出始めていたのに、多くが次から次へとカタツムリに食べられてしまった。残った苗が少し成長し始めたころ、1か所3粒まきしていたので間引く苗を移植したりで少しはカバーしたが、この時点で今季の白菜の漬物作りはあきらめていた。

少しだけでもいいから白菜の漬物が食べたいと、作業にとりかかった。防虫ネット越しに害虫被害があるのはわかっていたが、表皮を剥ぐと思った以上に害虫被害が多かった。

農薬散布が1回だけだったからか、防虫ネットしているにもかかわらず「芋虫」が食い荒らしている白菜が結構あった。加えて、「カタツムリ」が食い荒らしている白菜も結構あった。食害の程度に多い少ないはあったものの殆どの白菜が被害を受けていた。

被害に遭った葉っぱを取り除くと、小さな芯だけしか残らない白菜も結構あった。

今季の白菜は、芽が出た直後に食い荒らされ、成長してからも食い荒らされて散々だった。昨年の4割ぐらいしか漬け込めなかった。

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大根の麹漬け、白菜の漬物づくり、例年ならば2回目・3回目も漬け込むが今季は1回ずつで終了してしまった。

でも・・・

一時はあきらめていた今季の白菜の漬物づくり。それが31kgも漬け込みできた。大根の麹漬けも何とか45kgだけは塩漬けできた。

これだけの漬物、とても買ってまでは食べられない。これだけあれば値打ちもの。有難いと思わなきゃ・・・


大根の塩漬け 45kg 不作だった!

2024年12月10日 | 我が家の食&漬物作り

大根の「麹漬け」の下準備として、大根45kgを「塩漬け」した。

大根を水洗い

ポリ容器に塩漬け:下の段に太い大根、粗塩を振りかけながら上段に行くほど小さい大根を並べた

重しを載せた。バランスを崩して落下しないよう紐で支えた。

約1週間の塩漬けが終われば、麹漬けにとりかかる。お正月に間に合うかどうかギリギリ。

 

・・・今季は不作・・・

今季はカタツムリなど病害虫被害が多く、不作な上にきれいでない大根や生育不良の大根も多かった。

例年なら90kg以上は漬け込み、それでも多くが畑に残る。今季は45kgを漬けた後は、わずかしか残らなかった。

今季は、我が家の甘くない「大根の麹漬け」を待ってくれている人に少しずつしか配れない・・・

1回だけの薬剤散布で、ほぼ放任栽培の大根だけに病害虫被害は覚悟していたが、今季みたいな不作は初めて。あまりにも病害虫被害が多すぎた・・・


寒い! こんな日は鍋

2024年12月08日 | 我が家の食&漬物作り

北からの冷たい風が吹き荒れる季節になってきた。寒さに滅法弱い自分、こんな日は暖房を入れた部屋にとどまるか、コタツに潜っているしかない。

でも近隣の農家は、みかん最盛期だけにそんな寒さをものともせず、日中はみかん園・夜は倉庫で日夜頑張っている・・・

近隣から軽トラのエンジン音や倉庫でコンテナを積み下ろしする音が聞こえてくると、コタツに潜っている自分が情けなくなってくる・・・

 

・・・すき焼き・・・

温まる鍋料理になった。

自家製の白菜1個を大半使った。

孫も食べると言うので要望のあった「コシのある讃岐うどん」と「えのき」を入れた。うどんは取り出しやすいようにと味が浸み込んでから鍋の上に集め、あまり食べない白菜は下に入れた。

「玉ねぎ」と「お豆腐」も追加した。

牛肉は家内がバーゲンで買ってきたという100g399円の黒毛和牛の切り落とし肉を1パック数百グラム。

白菜をタップリ入れ量が多くなったので、2回分の食事が賄える。


富有柿 & タイムスリップ?

2024年12月05日 | 家庭園芸&直売所

・・・富有柿・・・

ほどよい食感になった分だけ収穫していた富有柿。

その間、一つ、また一つと野鳥についばまれていく様子にみかねて残りを収穫した。

今季の柿は散々だった。

太秋柿は生理落下で壊滅的だったし、富有柿も生理落下やカメムシ被害で散々だった。

でも柿は悪くない。

猛暑と日照り続きに気づくのが遅れた散水、カメムシ襲来に気づかず薬剤散布をしてやれなかったこと、いずれもオーナーがしっかりと守りきってやれなかったことは明らか。

ご近所の年配のお婆ちゃんの言葉を思い出す。

『毎日、畑に行くのは孫の顔を見にいくのと一緒!』

ズボラなオーナーには耳の痛い言葉。

 

・・・タイムスリップ?・・・

ここ1~2年、朝食は茶粥が多くなってきた。

幼少の頃の朝食の定番だった郷土料理の茶粥が美味しく感じるようになってきた。歳老いて、昔懐かしい思い出に浸りたくなったのかも知れない。

久しぶりに、朝食をパン食にしてみた。

食だけでなく、何かにつけて昔と現代が頭の中で行ったり来たりしている気がする。

これって タイムスリップ? 

ならば、「昭和の中頃」と「今の令和」、行ったり来たりして楽しまなくっちゃ!


早生みかん & 鶴首かぼちゃ

2024年12月03日 | 家庭園芸&直売所

・・・早生みかん・・・

近所のミカン農家から連絡をもらったので、軽トラで「早生みかん」をもらいに行ってきた。

すでに別のミカン農家から「早生みかん」をコンテナ1杯もらっていたが、先日、久しぶりに立ち寄った娘に全部持って帰ってもらったので「早生みかん」は倉庫になかった。

我が家の食べるミカンは、倉庫にコンテナ1/3ぐらいに減った「ゆら早生みかん(極早生)」だけだったので、もらってきたコンテナ2杯分はグッドタイミングだった。

軽トラでもらいに行った時、家庭選別中だった農家の倉庫には、何十杯もの早生みかんが入ったコンテナが積まれていた。

『これ、選別が終わってコマ(ミニサイズ)が出たら、また連絡する』と言ってくれた。そのときは、アチコチの親戚にもおすそ分けできそう。

 

・・・鶴首かぼちゃ・・・

初めて植えた気がする「鶴首かぼちゃ」。1本の苗から20個ほどが実をつけ肥大していたが、ネットで調べると表皮の黒っぽい緑色が色変わりしてからが収獲適期みたいだった。

でも、もう12月。

苗を持ってきてくれたご近所さんに相談すると、『表皮の色が緑色でも十分美味しいで』と。

試しに、少し色変わりし始めた1個を採ってみた。

10日ほど熟成してから味見するつもりにしている。