コロナ対策として町から送付されてきた2回目の1万円クーポンが使わずに残っていた。使わないと、町の活性化に協力できない。
家内がクーポン登録事業者一覧を確認し、1つは自分の大好きな「金山寺味噌」2パックを直売所で買ってきてくれた。
ただ、隣町の垣内みそ店で製造された「金山寺味噌」だったので、クーポンが町内活性化に貢献したのは直売所の手数料だけだったが・・・
冷凍保存してあったご近所さんが作った自家製の「金山寺味噌」と比べてみた。買ってきた2パック分より多かった。
鎌倉時代から作られてきたという「金山寺味噌」。その「金山寺味噌」の副産物がきっかけとなって作られるようになったという「醤油」。
その後、「金山寺味噌」は今もローカルなままだが、副産物だった「醤油」は日本料理にかかせないほどの全国区となった。
『金山寺味噌と醤油』。その何百年もの歴史を今も受け継いで製造しているのは、お隣の湯浅町。その名残からか、我が地域では今も「金山寺味噌」を作る家庭がある。かつての我が家もそうだった。
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自分が「金山寺味噌」を好むのも、我が遺伝子にその要素が引き継がれているからかもしれない。
自分の味わい方は、ご飯のお伴が多い。また、きゅうりに載せると特有の甘味と深みがマッチし、「もろきゅう」の比ではないと思っている。
あー 「きゅうり」の収穫が待ち遠しい。