
碧い美味しそうな葡萄です。
何を思ったか、「まだまだ」とタイトルをつけています。
まだまだですね。
ありがとう。
この頃、よく出る言葉です。
やりたいけど、できないことの連続です。
妻がやってくれます。
若い人がやってくれます。
病気見舞いの先輩は、病院中を歩きまわっていました。
朝飯前、消灯後も歩いていました。
退院後、仲間からゴルフの誘いを受けていました。
何度か入院し、気力を失っていく人もいるらしい。
今日のタイトルは、「若い人と同じ」です。
少しでも楽になりたい。
少しでも楽しいことがしたい。
若い時は出来たことも、できなくなってきます。
パワーがなくなると、何かを犠牲にせざるを得なくなります。
何かの代表は、時間です。
何事にも時間がかかるようになります。
暮らしを続けることは、若い時と変わりがありません。
家族のために何かをすることは少なくなってきました。
家のことは妻に任せて飛び回っていました。
今はそうはいきません。
小さな家族です。
家はひとつです。
妻に任せることもできないから、自分も積極的に動くようになります。
家の仕事は増えていきます。
新たにカフェを始めたことで、やるべき仕事も増えました。
トータルで、自由な時間が少なくなったと言えます。
若い時は、子どものため、会社のためや地域での役割などやることが多かった。
その役割は少なくなったが、家族が小さくなった分、休むことは出来なくなった。
まとめて稼いだり、仕事をこなしたりできなくなった。
毎日のこつこつが欠かせなくなったと言える。
楽しさは、質が変わってきたと言える。
無限大にあった夢は、現実と向き合っているうちに狭められていった。
今の楽しさは、「できること」にある。
やればできる。できるように準備をすることになる。
追われることの質が変わってきた。
やらなければならないことが少なくなってきた。
どうしてもではなくなってきた。
出来れば良いに変わってきた。
出来ることが楽しい。
若い時にできなかったことも、今はやろうとすればできる。
視野が広がったともいえる。
諦めていたことも、案外できるのである。
全てのキーワードは、「やろうとする」気力である。
一点集中ではなくなった。
他のこともやることで、仕事にもよい影響があると判ってきた。
芸術や経済を学ぶことが、自分を豊かにすると判ってきた。
トータルで、「若い人と同じ」である。
一雨は 野菜だけとは いかないな
2017年6月8日