すぐ前が海。
毎日のように海で遊びました。
満潮になれば釣りをし、
干潮になれば貝を掘り飽きることがない海遊び。
親がやるように子供は真似をしました。
今日のタイトルは、「草刈りとゴルフ」です。
ここに来てとってもよかったことがあります。
ゴルフ場まで10分で行けます。
3時間かけて、プレーをして帰ったら暗かった。
今までのゴルフは何だったの。
練習場で打つお金で、プレーができる。
草刈りもしないで、芝刈りばかりしています。
定年退職したらゴルフ三昧です。
家の前の草刈りは二の次になっています。
少子高齢化で負の遺産が子どもに引き継がれています。
すまん。と言いながら今日もゴルフです。
この辺りの人は、草が伸びていると恥ずかしい。
柿の実がついているとやはり恥ずかしい。
それでももう放ったらかしにするしかないと開き直っています。
空き家が見えない位、草が伸びています。
心がなんとなく痛みます。
経済が立ち行かない。
銀行は支店を畳み、スーパーは閉店です。
手押し車にすがりながら、ばあちゃんがコンビニまで通います。
一日、3便のバスは頼りにならない。
少ない人口の中から、毎年百人単位で減少する。
子供を通わせる小学校から中学まで統合が始まる。
15の旅立ちと言って、高校生は隣町に下宿する。
うーん。
ゴルフをやめて、草刈りをした方が良い。
卒業した高校が廃校になる。
どこそこ高校の卒業生じゃなければ、相手にしない。
と馬鹿なことを言っておられるのも今のうちです。
子供が住める環境を維持しようと、婆ちゃんや爺ちゃんが子どもを迎えに行きます。
何とかしなければならない。
労働力が不足するなら外国人労働者を雇えばよい。
安い米と冷凍野菜を輸入すればよい。
草刈りよりゴルフだ。
とはいきません。
そんなことを話す今晩の飲み会です。
はるばる山口県から来られます。
分校が本校を吸収した実績を引っ提げて来られます。
会津と長州。危険な匂いがします。
草を刈れ 先の空き家を 開けてやれ
2017年6月27日