
さるすべり(モジュール)というタイトルです。
百日紅のすべすべした木肌が表現できませんでした。
何度も描き直し、開き直ったのが冒頭の絵です。
今日のタイトルは、「できなくても仕方がない」です。
大人の男になれば、やりたくてもできないことがあります。
アルコールが入り過ぎたり、やってはいけないと思い直したりします。
相手の気持ちのことより、自分の良心に問うことです。
一線を越えるより、人としての道を優先する。
男は、出来なくなると自信を失うことがあります。
私は、それでよかったと考えます。
中途半端は、却って失礼にあたると言い訳をします。
長く生きていれば、いや短く生きても「できないこと」があります。
子供は、ひっくり返って泣き叫びます。
親に向かって、「この人は人殺しだ」と叫ぶのは落語の世界。
そういえば、この手の子どもを最近は見ませんね。
出来ないことをどう思うか。
言い訳を第一に考えます。
これでは、三流。
出来ないことを反省します。
これでも、二流。
一流は、「出来ねえものは、できねえ」と開き直ります。
出来ないことを反省して、ぐちぐちと人の所為にするのをよく見ます。
勝手にやってろ。と相手にしません。
誰にもできない時があります。
頑張れない。気持ちが、どうしても向かない。
そんな時は、潔く身を引くことです。
力が足りなかった。それだけです。
また、元気が出てできる時がきます。
その時は、一生懸命やりましょう。
「出来なくても、仕方がない」でした。
ストレスを残さぬ、気持ちの切り替えが大事です。
駄犬でも 出迎えうれし 他になし
2017年6月17日