故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

毎日を過ごす

2019-12-29 12:28:13 | よもやま話

大病から生還された奥様です。
旦那様がしっかり支えておられます。
タイトルは、「どの日も一日」です。
どちらにも見習いたいし、エールを送りたい。


今日のテーマは、「毎日を過ごす」です。
商売をやっていると、休みがない。
お客さんが無くてもあっても開店する。
今年からカフェ一本でやってきました。
お客さんがない日でも忙しく過ごしています。

予約客に出す仕込みに精を出します。
カフェの中では、りんごジャムを作ったり、餃子を作ったり、辛子味噌を作り普段できないことをする。
カフェの外では、草を刈ったり木を伐ったり、畑では耕したり土づくりをしたりする。
夏は草刈、冬は剪定が加わる。

価格は維持したい、赤字は出したくない。
そんな理由で、自分たちで作った野菜を取り込んだ料理の研究に余念がありません。
すべての料理が美味しくなくてはならない。
野菜の出来具合をみて、何を作るか地域の方に教えていただいたり、インターネットで検索しています。
今時風に言えば、6次産業化の実践です。
必要に迫られて辿り着いた解決法です。

料理に使うからには、美味しい野菜を作らなければならない。
料理方法を研究し、お客様の食事の進み具合に合わせて料理を出していく。
メンバーを見て、酒の飲み具合を観察して、減らしたり増やしたりします。
冷蔵庫にある材料を使ったり、畑に走ったりします。

こんな毎日です。
忙しくてもブログは書きたい。
今しか思いつかないから書き留めておきたい。
歳をとるごとに忙しくなるようです。
仕事より暮らしに眼を向けるようになってから、どんどん忙しくなりました。
やりたいことがさらにさらに増えていく感じです。
できないとわかったら、うじうじせずにすっぱりとあきらめる。
他にもやりたいことがいっぱいあるからです。

目下のテーマは、赤字の出ない人生設計です。
わずかでもよい貯金をしたい。
やりたいことをし続けながらできれば最高です。
これまで見向きもしなかった健康にも気を付けています。
眼科に歯科、メタボにならぬよう毎日体重計に乗り記録しています。
市の保健の先生に会うのを楽しみにしています。
カフェに来られるお客さんを見ていると、60代は元気そのものです。
70代になると、食も細くなりがちでなんとなく元気がありません。
身体の不調も出てくるようです。

故郷で、素晴らしい88歳に会いました。
元気そのもので、今でも現役の農家です。
2000人が暮らす村で、2軒だけの農家です。
やらなきゃしょうがない。と重いタンクを背負い除草剤を撒いておられました。
足が悪い、病院に通う同年代が多い中、元気ばりばりでした。

何かに追われているでもなく、大きな目標に向かうでもなく、
毎日を過ごしておられました。
やることがないなんて、贅沢な話です。
一日が長くて、一年が短い。
忘れることが多いから仕方がありません。
忘れたっていいじゃない。
新たに覚えることを喜びたい。

一歩だけ 進めたかなと 前を向く

2019年12月29日
コメント
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