公園に咲いていた花です。
「あっかんべえ」とタイトルをつけました。
時には、こう言いたい。
今日のタイトルは、「聞く耳と話す目」です。
常日頃から、ひとの話を聞く人になりたいと考えている。
人は、誰かに聞いてもらいたい。
辛い胸のうちを分かってほしい。
悩むことの千分の一でも相談したい。
時として、話す側も分からない胸の内である。
聞く人にとっては、話す人よりさらに分からない。
それでも聞く人になりたい。
聞く耳を持つには、まず自分がやっていることを傍に置くことから始まる。
静かに、相手に心を向ける。
どうしましたと心の準備をする。それから、と真剣になることです。
相手の気持ちになって、そうですねと相槌も打つ。
話す人が、心地よい環境づくりをする。
伝える手段は数々あれど、話すことについて考えてみる。
話すとき、相手に伝わっているか気になるものである。
話す時は、自分の話に酔わないで、聞き手を観察しなければならない。
自分の話に興味があるか相手の表情を見ながら話す。
ゆっくりと話す。
なるべく平易な言葉で話す。
自分の心を穏やかにして話す。
相手が寝ていたり、興味がないと感じたら速やかに話をやめる。
「聞く耳と話す目」は、表裏一体である。
コミュニケーションは、相互に「聞く耳と話す目」を持ちながらやり取りをすることが基本です。
それが怪しい場合は、次の機会にしたほうがよいでしょう。
かつて、妻と付き合い始めた頃のこと。
同僚に、「女が寝かせてくれない」とぼやいたことがあった。
それは幸せなことと、同僚が羨望のまなざしで私を見た。
帰宅しご飯を急いで作り、これからご飯を食べるからと、彼女が短い会話の電話を切った。
そして、夜中に洗い物をし風呂に入ってこれから寝ると、電話ではなくメールが来た。
なんと、一生懸命生きているのだろう。
いつでも出られるように、携帯電話を離せない夜が続いた。
電話を切ってメールをくれる迄、忙しい身に何が起こっているのだろうと想像した。
あとから分かった。
ご飯のあとは疲れて寝た。夜中に起きて風呂に入った。
それだけのことでした。
いつになく 黙って聞くは 寝るサイン
2020年2月7日