故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ベンチ

2020-10-01 07:03:08 | プロジェクトエンジニアー

今日のタイトルに合わせ、この絵を選んだ。絵のタイトルは「気品」です。
帝国ホテル前にあった彫像です。
何かを追求することは、いずれはこんな姿になる。
人生、楽しまなくっちゃ。


草は、種を付けると一年の役割を終える。
9月に入り、種を付けた草から順に刈っている。
次から次に違う植物が種をできるだけ遠くまで飛ばそうと背を伸ばす。
生えるときも同様で、刈っても次に違う植物が、「これ幸い」と伸びてくる。

今日のタイトルは、「ベンチ」です。
2020年9月22日投稿記事「我慢が効かない」では、
一過性のイベントを打つより、ベンチやトイレを作るのが先ではないでしょうか。
滞在時間を延ばしていただく工夫が足りない。
遠くから来て、お好み焼きとピザをテイクアウトしてくださいました。
「食べるのに、適当な場所を教えてください」と聞かれました。答えようがありませんでした。
(中略)
良いことを思いついた。空き家をただ遊ばせておく必要がない。
害になりつつある竹を伐って、ベンチと椅子を作って、空き家に置こう。
(記事より抜粋)

この記事を受けて、ベンチを作ることにしました。
まずは、オーソドックスなベンチからと計画しました。
ベンチは、両脇の枠にすべての始まりがある。
竹製の枠にするには、強度と美しさを求めるため、竹を曲げなければならない。
斜面に生えた竹は、自然と曲がっている。これを利用したとしても、もう2か所曲げたい。
炭を熾して竹を炙る。曲がるだろうか。
曲げることができたら、15mの竹をどこまでもループ状に曲げたい。
ループ状になった竹を丈夫な竹にぶら下げ、下部にかご(椅子)を付ける。
かごは、8分割した竹で編み上げる。編み上げる際の末端の始末をどうしよう。
丈夫な竹の両端に竹製かごをぶら下げる。
中心に芯になる竹を組み合わせ、やじろべえのような椅子を1セット作る。
8セットでメリーゴーランドのように円にする。家族で座って、それぞれの体重にあわせバランスをとる。
メリーゴーランドだから、地面を蹴って回す。あるいは、他の一人が回してもよい。
そんなベンチを寝床の中で、あれこれ考えた。

先人は、もっと良いものを考えているに違いないとネット検索することにした。
あるある。
一つは、10本くらいのまっすぐな竹をハウスロープ(ビニール製で安価)で結ぶもの。
ベンチ全体の長さに合わせ、3か所に受けのクロスの竹(4本組を座る面の反対側)を結ぶ。
その3か所に下には、土嚢を積み座る高さとする。
囲炉裏も作っていた。囲炉裏の高さに合わせて、本数を選んで4方を囲み、中に土を入れる。

もう一つは、本格的なものであった。直系の大きな竹に穴をノミで穴をくりぬき、穴に入る竹を入れる。
竹を止めるのは、竹製くぎであった。
曲がる部分は、曲げたい側の竹半分を切り欠き、火であぶる。切り欠き部分に補強の竹を挿み曲げる。
角には、竹が通っており補強になるとともに、座り心地の良さを出していた。
背もたれと、脇も同様にノミでくりぬき、細めの竹を入れ竹釘で止める。この繰り返しである。
座る面、テーブルになる面には、割った竹を通していた。まとめて桟を交互に通し、最後には竹釘で止める。
デザインが優れていて、家具としても十分な価値を醸し出していた。
ベンチとテーブルとベッドを作っていた。いやあ素晴らしい。
私は、後者の竹製家具に挑戦したくなった。中国の方が製作したユーチューブであった。
これなら、友人が俺にも作ってほしいと依頼するに違いない。
なにしろ、古い家具(桐製)を古民家から持ってくるほど好きなのである。

夢がまたできた。

想い先 工夫はあとで やるだけさ

2020年10月1日
コメント
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