妻は、私の絵の使いまわしを「やめなさい、みっともないから」と叱ってくれます。
今日の絵のタイトルは、「発見」です。
少しだけ似顔絵を描きました。今は一大決心しないと描けなくなりました。
描き上げた似顔絵に、私の印象を短い言葉にしました。
いつしか、私の脳に忖度が芽生えました。印象を正直に書けなくなった。
言い分ですが、描く楽しみがひとつ減りました。
私こそ、「発想の転換」が必要です。
今日のテーマは、「発想の転換」です。
人生どん詰まりのなか、悪人たちはどう更生していくのか。
会社や家庭のパワハラ、モラハラのなか、どう生き抜いていくのか。
周りの人は、みんな分かっています。なにか変だぞ。
上司だから、法律的に罰することができないから。
暴力が怖いから、等々理由はいっぱいあるでしょう。
暴力の対処は、その人が年寄りになって復讐すればよい。そんな夢をみることで解消されます。
モラハラも同様です。勉強しなさい、片づけなさいとママがうるさい。
認知寸前の母に、かつての娘が片づけなさい、不要なものは捨てなさい。
上司のことは語らない。定年後の姿を見れば分かるでしょう。
パワハラ、モラハラから逃れた時、あれはやっぱり変だった。
あれがあったから、価値観の違う世界を見ることができた。
いろいろでしょう。
農業では、雑草をあえて抜かない話を聞いたことがある。
雑草に余分な水分を吸収させる。ついでに養分も雑草が食い尽くしちゃう。
我が家でも試してみました。
トマトの水分量を抑えるために、ビニールの屋根をかけた。
骨組みは、竹害駆除で伐り払った竹材を使った。
屋根をかけたばかりの時、土の水分と養分を雑草に吸ってもらった。
サナダムシに、腸内のばい菌を食ってもらった。
今はいなくなったサナダムシを身体に入れるためにインドネシアに行った。
蛭に毒を吸わせた。よくわからないけど、あるみたいです。
ばあちゃんは、草むしりが得意です。
抜いた草は、山際に積んでいく。
段々と、ばあちゃんの畑は地盤沈下していきます。ほったらかしの畑より1mは沈んでしまった。
今は、抜いた草は畑内に積んでおられます。
草マルチで使った草を丁寧に何度も鋤きこみました。みみずが増えていました。
ただ抜くだけの草取りは大変です。花と野菜を植えました。
花が草で埋もれるのを見るのは忍びない。花より高い草を抜く。
今度は何ができたかな。見回りついでに草を抜く。楽しいじゃあーりませんか。
作物の周りの草は抜かない。野菜の根を支え、日陰を作り水分蒸発を防ぐ。
ごみが、こんなに拾えたよと子供が親に見せている。
散歩がてらに、道の両端のゴミを拾う。
やはり、草むらには捨てるが、きれいな場所には捨てにくい。
雪解け水が小川を流れる。冷(つめ)た過ぎて田植え前の田んぼには引けない。
野菜の水やりに使えない。
小川を広くし、水位を下げて広く日光にさらす。堰を何段も造り空気と触れさせる。
下流で田んぼに引くころには、水温が10℃も上がったとも。やれやれ。
山のものがいなくなり、森を管理できなくなった。
海のものが、森の管理を積極的にやり始めた。
森の恵みが、海の恵みとなるのを知っているからできること。
朝ドラ「エール」で歌のバックに見える林は、氾濫が予想されるときは一時的に貯水池に変身する。
川がそういう風に作られていると聞きました。
科学的に埋もれている技術を他の分野に応用する。
ニーズが先か、発想の転換が先か。専門分野を極めた人の転職を促すでしょう。
それは、産業人にお任せする。
私は、多くの人に知っていただきたい。
古人(いにしえびと)が、遠くの山の雪解け具合を見て稲の苗を植えることを伝えてきた。
発想の転換をいっぱいしてきたことを知ってほしい。自らも知りたい。
あきらめないで、やりきれない気持ちをばねにして欲しい。
伸びきり、元に戻らなくなる前に助けてあげたい。助けてもらいたい。
脳がやられて、半身不随の方でも、残った片手で役に立ちたい。
使えぬ手で押さえることができないから、切るものを釘に刺す。
使える手に包丁を持ち、人の倍の時間をかけて、味噌汁の菜を切る姿を見た。
その方は真剣で、笑顔に溢れていました。
年寄りを床の間(奥)に飾るのをやめて、玄関に寝ていただいた。
バリアフリーをやめて、困難極まる段差をつけた。
毎日、どうしてこうなんと、気を付け筋肉を否応なしに使わさられる。
隣人と価値観が違うことを発見し、楽しんでほしい。
あっち水 うまいんじゃない 飲んでみろ
2020年10月15日