短編小説「さなさん」14の挿絵です。
タイトルは、'To be or not to be’です。
困った時は、踊りましょう。
今日のタイトルは、「彼方を立てれば此方が立たぬ」です。
英語訳は、どうなのと調べたら
こんなのがありました。
You're damned if you do, and damned if you don't.
(日本語訳:どっちにしても悪く言われる)
(オーレックス英和辞典より)
こんな経験は、誰にもたくさんある。
移住したら、「移住の不自由」と「移住の自由」をどちらも感じる。
不自由は、誰からも相手にされないこと。
自由は、なにをしても誰からも文句を言われないこと。
じゃあ、どっちなのと後から来る人に伝えたい。
移住の不自由につぶされないことです。
相手にされない不自由をなんらかの工夫と努力(例えば、下手な英語でも繰り返し話しかける)で克服し、
コミュニケーションをとり、自分の得意なことで関係づくりをする。
二人の意見が異なる上司のどちらにも忖度をする。
この方の出世の行方は知れたものです。
どちらかに賭けるしかありませんね。
彼女のいいなりになる。
女性側の言い分は、理想的な関係となります。
毎日のように、どうしたらよいのとジレンマに陥ることでしょう。
彼女の機嫌をとることほど難しいものはない。
悟りを開くまで、苦行の連続でしょう。
ブログを書きたい。
ルーチンワーク(掃除洗濯、朝餉のしたく)をしなければならない。
炊き込みご飯の素を入れて、炊飯器にまかせることにした。
炊けるまでの時間で、ブログを書き、掃除洗濯をする。
主婦は、毎日が八面六臂です。
10日連続のゴールデンウィークが忌々しい。
だって、3x10よ。と言われました。家族の食事の支度数です。
やりたくないけど、やらなければいけないと思わないこと。
させていただきます。と謙虚な気持ちになればすべてが丸く収まる。
苦手なことも積極的になれば、少しずつ上手になるでしょう。
職場(例えばレストラン)の先輩は、極意を教えてくれない。もう、三年になるというのに。
ここで、させていただきます。
先輩が使う鍋をピカピカにした。
いつしか、ちょっぴりと「料理のかす」が付くようになりました。
職場の後輩に、「鍋の磨き方が足りない」と忠告しました。
笑っていました。
毎日の生活、「彼方を立てれば此方が立たぬ」の連続です。
どちらからも悪く言われるだけ、関心を持たれていると密かに思うことです。
気持ち的に塞ぐこともあるでしょう。
溜息を深呼吸に変えるだけで、落ち着くことでしょう。
私も妻の家来になるために精進しています。
やったろか。あかんか。ほなーどないしょ。
シェイクピアのハムレットの有名な台詞''To be or not to be''の関西弁訳です。
呆けかましながら、生きまひょか。
2020年10月13日