故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

深酒と味噌汁

2020-10-05 10:06:40 | よもやま話

絵のタイトルは、「島影に沈む夕日」です。
酒は、静かに飲みたい。


今年の奉納相撲が終わりました。
今年は、コロナの影響で相撲はなしで、神事だけになりました。
私は、今年も写真を撮らしていただきました。今年で、5年連続です。
この地の奉納相撲は、「がち」です。その方が、怪我が少ない。
帰ってきて、撮った写真を印刷しました。今年の枚数は少ない。

役員だけが、お忍びでカフェを利用してくださいました。
お任せ料理を出し終えたころ、酒盛りに交じることにしました。
すっかり盛り上がった場では、私は聞き役です。
奉納相撲を仕切るのは、名誉なことです。
皆さん、別の仕事をされて地域に貢献されています。全員現役です。
私と同年配か先輩方です。
しゃべらず聞き入り、酒だけが進んでしまいました。

あんなに飲んだのに、今日の目覚めは爽やかでした。
いただいた茸を鍋いっぱいに入れ、味噌汁を炊きました。
合わせたのは、煮ても崩れぬ野菜ばかりです。
喉が渇きます。
(中略)
いただきました。飲んだ後の汁物は最高です。
酔っぱらって初めて分かる味噌汁の味です。

「わたしゃ 立つ鳥波に聞け」

ソーラン節の歌詞でした。
舟歌の一節と思っていました。
酔っぱらって未練を吐き出し、突き放さられる。
飲み助には、味噌汁が一番の良薬です。

帰ろかな もう一杯が 命取り

<<あとがき>>
「これくらいが、ちょうどよい」と酒場を出ましたが、すでに酩酊状態でした。
40歳を過ぎたころから、黄色信号と赤色の時間差が、極端に短くなりました。
かかあが、一週間は口をきいてくれない。
こんなことが何度かありました。それでもやめられない。
味噌汁だけが、慰めてくれます。 
コメント
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