故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

お客様と自分

2020-10-09 13:00:07 | よもやま話

絵のタイトルは、「海に落つるがごとく」です。
香川県雄島の港の風景です。一日何便かの定期船が高松と結びます。
狭いひな壇に家が密集しています。住めば都です。


コロナで、飲食店は客入りが悪く苦戦している。
私達の地域でも、どの店も苦戦を強いられている。
そんな中、飲食店応援券(1000円払えば1200円分の料理が食べられる)が出た。
換金が2か月に一回なので、自転車操業の小さなカフェでは厳しい。
店側には目に見えるメリットが少ない。大きく構えれば、地域経済がまわる手助けではある。
今度は、Go to キャンペーンが実施される。10000円で12500円分の飲食券が買える。
お客さんにとっては、25%オフとなる。店側には、未入金分(25%)が一時負債となる。
今度は、一カ月に一回の換金である。

回転が速い飲食店では、店側の説明と客側のサイン、双方の手間が嫌がられる。
1000枚の飲食店応援券を売った店は、手間ばかりかかって20万円の売掛金が残る。
私達のようなカフェでも、券の管理(未入金の記載と2か月保管)が煩雑である。
これも、地域経済活性化が狙いである。
面倒と言えば、書類づくりなど面倒である。
これがあるから、客足が伸びたかと言うと、依然として厳しい。

じゃあどうすればと、閉塞感に悩まされる。
カフェの周りの草刈も、生花が客の癒しになるだろう。と考えるのも戸惑いがちになる。

どうも、「お客様と自分」という、比較では語れない何かがある。
どちらかが得をして、どちらかが面倒になる。

私達は、注文生産にこだわっている。
リスク(見込み生産)を減らすと同時に、時間にゆとりがある方に温かい新鮮な料理を食べて欲しい。
レンジで解凍して出す料理は極端に避けている。地域の食材で、手間をかけた料理を出したい。
料理中でも、話したいお客様とはできるだけ会話をしている。

原点に返りたい。
なぜ、カフェをやるのか。
地元密着型の経営方針を貫くのか考えてみた。
コップに半分だけ、水が残っている。これは命の水である。
誰しもいっぱいにしたいだろう。
地域活性化を語るとき、コップの水をいっぱいにしたいでは進まぬことがある。
自分の感性に問うたところ、残った半分の水を大事にしたい。愛おしいほど大事にしたい。
空き家の草刈ができない。それには理由がある。その理由を知ることで、訳など不要で草刈がしたくなる。
少しだけの助成で、地域は光り回り始める。
1億2千万の人が、何十年後には7000万人になる。空き家は朽ち果て、原野に帰る。
それだけのことです。人数が増えても減っても、楽しいし苦しい。

畑を荒らしたくない。誰でもそう思う。
できない人もいて、頑張る人もいる。
頑張っている人の周りは、整然として居心地がよい。
また行ってみたい。頑張る人と触れ合いたい。
だから、大きく構えたい。
コロナだっていつかは収束する。
カフェを閉店させずに頑張りたい。
誰にも故郷がある。

渡航して 日本人から 地球人 

2020年10月9日
コメント
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