故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

デジタル音痴

2020-10-22 08:58:14 | よもやま話

甘く煮た果物が、透き通るゼリーを通して、冷えて美味しく見えます。
タイトルは、「挑戦は美しい」です。やったれや。


いきなり、テレビが映らなくなりました。
’’B-CASカードを正しく装着してください’’とテレビ画面に書いています。
このカードの存在を初めて知りました。
今日のタイトルは、「デジタル音痴」です。

インターネットで、「テレビが映らなくなった」と質問して、
B-CASカード(デジタル受信に必要)は何かを知り、テレビのどこに装着しているかを調べました。
ロックを外し、抜き取りカードを見ました。ほこりもぐれ(もぐれは広島弁)になっていました。
金線で配線されているように見える箇所を、パジャマではなくきれいな布で拭きとりました。
一度目装着した。やはり映らない。ロックをしっかりして、もう一度電源を入れました。
映りました。

銀行カードが使えなくなったと、妻の娘から電話がありました。
同時期、私の銀行カードも使えなくなりました。
財布に入れていて、カードが割れていました。これかなと思いました。
違いました。妻の指導で、ICチップ(金色)を乾いた布できれいに拭きました。
娘も私のカードも使えるようになりました。
B-CASカードと同じ原因でした。

ある日、スマホの充電時間が、いつもよりかかるようになりました。
ポケット入れて、持ち歩いています。画面を保護している薄いシートが汚れて来たので剥がしました。
私が意図せぬ電話をかけたり、極端に電源消費が速くなりました。
知らずに画面を触り、各種アプリや記憶された電話番号を押していたのです。

娘に電話をして、問題の改善方法を教えてもらいました。
暗証番号を入れないと起動しない設定(かかってきた電話は取れる)を電話で教えてもらいました。
妻が、スマホの消費電力のデータを調べてくれました。
ストップウォッチ機能が何十時間も働いていました。
グーグルプレーが起動していました。
妻が、ストップウォッチの設定をオフにしてくれました。
私が、グーグルプレー(アプリ)をオフにしました。

私は、生物や物理は好きでした。化学と電気が苦手でした。
化学も電気も触(さわ)れないし、見ることもできない。
特に、コンピューターは苦手でした。
フロッピーにインデックス(糊のついた紙)を貼りました。
インデックスに付いた糊が、フロッピーボックス内で貼りついて、フロッピーが取り出せなくなりました。
会社の友人にコンピューターごと預け、修理を依頼しました。
いつものように、忙しいのに「どうしました」とかかってくれました。
友人は、私の目の前でコンピューター(その頃PCはねじで止めていた)のキーボードを外し、
コンピューターをバラバラにしました。私は、もう一台買うしかないと覚悟しました。
30分で、フロッピーを取り出し、10分で復元しました。
友人は、あれだけのねじの数々(種類が違う)をよく覚えていたし、的確に締めていきました。

カフェでは、妻が料理をします。「塩梅」と言って、妻は適当に塩をつまんで入れ、調味料の瓶を振ります。
味をみて、繰り返します。
私が料理をするときは、あんちょこ本で、レシピーを見ながら、各種調味料の重量を計り、入れます。
どちらが美味しいかと言うと、妻の方に軍配があがります。調理は、味見(舌)が基本と言われます。
世界中のお袋やママが同じことをしています。恐れ入り屋の鬼子母神です。

世は、どんどん便利になっていきます。
つまりは、知らぬ(理解できない)ことが増える。
私も古いけど現代人です。一生懸命学ぶだけです。
威張っていないで、知っている人に積極的に教えを請うことにしています。
理解ができる知識やモノばかりが増えていきます。
そして、昔話を繰り返し、飽きられます。
「デジタル音痴」を嘆いていないで、挑戦しましょう。
デジタルは、目に見えないだけです。
理屈が分かれば、頭で見る(理解)ことができるのです。

斜面ゆえ 陽(ひ)と風めぐむ そばぶどう 

2020年10月22日
コメント
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