絵のタイトルは、「無言で語る女」です。
この人にどれだけ助けられているか、身体が知っています。
阿呆出せ 親か椿か ほっこりと
寒の戻りで、寒い日が続きます。
風を読みながら、農作業を続けています。
半割りのみかんが枝に刺されるのを、黄梅で小鳥たちが待っている。
休むことなど許されない二人だけの暮らしが始まる。
結婚してから、すべてはスタートする。
結婚がゴールではないと言うことか。
今日のタイトルは、「鬼嫁上等」です。
こんなはずじゃなかった。
どちらにも言える小さな発見です。
鬼嫁と阿保嫁の違いはあるのだろうか。
我が家の鬼嫁は、直線まっしぐらでゴール前に差されるようなお人よしの馬に似ている。
阿呆と呼ぶには、少し戸惑いがある。
漏れる仕事を私が拾う。
拾ううちに、身体がよろよろと蠢(うごめ)きだす。
こなしているうちに、いつもの身体になっている。
そんな毎日です。
鬼嫁に感謝の言葉を投げる。
鬼嫁は、それほどでもと微笑む。
嫌味は通じない。
2022年2月21日
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