故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

感性

2015-07-30 02:21:24 | よもやま話
  横浜で出会ったブロンズ像

  
深い眼、しゅっと伸びた鼻と厚ぼったい唇に魅かれました。

なによりも肩にいたるまでの窪みが美しいのです。

少し顔を傾けているポーズが謎めいて良いのです。

表現できているでしょうか。
おそらく、横浜関内で出会ったのではないかと記憶しています。

私は、感性を大事にします。
感性は、生きて来た全部だと感じています。

昨日も草取りをしました。
敷地境界から、西瓜のつるが伸び出してきていました。
敷地のフェンスとお隣のブロックの間に、野菜が植えられていました。
手入れは充分ではありませんでした。
この狭い場所のわずかの土に野菜を植えられていました。
敷地いっぱいの草を取り除きました。きっと陽当たりが良くなることでしょう。

面白いものを見た。

人間の業というような、ちょっとした考え方のことです。

会議でも、議論に勝とうとする話し合いが行われました。
本質からどんどん離れて行きました。
こんな風にして会社をだめにしていったんだな。と思いました。

美しいと思うのは、景色ばかりではありません。
心根を美しいと思います。
考え方で、心の持ち方で、ものの見方は変わってきます。
支配しているのは、感性だと思います。

感性は、汗を流すほど研ぎ澄まされるのです。
頭でこねくり回しても、感じることはありません。

困難と向き合い、人の気持ちになって初めて解ることがあります。
議論に勝ったとて、不毛の大地がさらに広がるだけです。

人を迎えるために、表を掃きます。
暑かった日の夕暮れには、水を打ちます。
これだけのことです。
来られたゲストは、大事に迎えられたなと感じるのです。

感性は、嘘をどんどん排除していくのです。

今回のプロフェッショナル、東大阪の獣医、蓮岡さんは、
プロフェッショナルと言う問いに
「今日起きてMAXで働き、
明日また起きてMaXで働く人がプロフェッショナル」と言われました。
プロフェッショナルの仕事は、終わりがないのです。
そしてどんどん進化していくのです。
後押しするのは研ぎ澄まされる感性です。

一滴 池が川へと 命水

2015年7月30日

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