絵のタイトルは、「いちゃりば、ちょうでえ」(袖触れ合うも他生の縁)です。
気の迷いであろうが、出会ったんだから。
悪いことばかりじゃない。
よいこともありました。
人には、無くて七癖あるという。
墓場まで持っていきたい過去がある。
今日のタイトルは、「あんたと一緒の墓に入らない」です。
約4割の奥様が、そう希望されます。
6割は入ってくれるのです。
そりゃそうですね。
墓場まで持ってきた悪さの話なんか聞きたくない。
咳払い一つで、謝る姿が想像できる。
金輪際と、何度許してきたことか。
そういう私も、心の浮気は数知れず。
どっちもどっち。
そう、悪さの話です。
いつかは、懺悔しなければならない。
やらかした罪を、人は忘れても、棘となりわが身を割くものです。
生きても生きても、後悔は尽きない。
例え謝ることができても、わが身可愛さの言い訳ばかりです。
そして、良からぬことをまた考える。
煩悩は年齢に関係なく醸成される。
罪深きは、わが身かな。
別れた恋人がお骨になり、私も骨になる。
娘が二人のお骨を合わせると、骨壺が熱を持つ。
そんな小説を読みました。
二番目に好きだった人と、あきらめるように所帯を持った。
どこまでも哀しい迷い道です。
死んだあとくらい、奥様の希望をかなえてあげたい。
聞いておきたい、誰と一緒の墓に入るの。
どこまで聞いても、奥様は知らぬ顔です。
「あんたと一緒の墓に入らない」と言われるだけです。
2024年10月29日
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