故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

以上

2024-12-22 04:47:58 | よもやま話

絵のタイトルは、「永観堂」です。
人の生き方は、「以上」でも「以下」でもない。
自分基準であれば、幸せをより感じられます。
ただ、仏に会うと揺さぶられます。
頭を撫でられるようです。


びっくり仰天。
ブログの読者数が爆発しています。
異常のタイトルで、書こうかとひらがなを変換したら、「以上」(今日のタイトル)が出てきました。
このタイトルで、挑戦します。
まずは、調べましょう。
以上とは、
・程度・数量などについて、それより多い、または優れていること。
・これまで続けてきたこと。今までに述べたこと。
・手紙・目録・箇条書きなどの末に記して、「これまでで終わる」という意を表す語。
・高度の位置・技量などに達すること。
・御目見以上(おめみえいじょう)の略
・(接続助詞のように)・・・・からには。・・・・の上は。
(広辞苑より)

私のブログ(暮らし)も「以上」(これまでで終わる)とピリオドを打つ時が来る。
その時はいつだろう。
書けなくなったときか、生きられなくなったときか、はたまた書くことがなくなったときか。
御目見以上(一万石以上)が旗本で、御目見以下が御家人と江戸幕府では決められていました。
「以上」と宣言して、「世話になったの」と人生を終えたいものです。
そんな晴れやかな舞台はいつ来るのだろう。

野垂れ死にだって、そんな風に天に呼びかけたい。
母さん、俺は全うしたよ。
呼吸の間隔が数十秒になり、やがて数分になり、「思い残すことはない」と賑々しく途切れたい。

あそこの病院(終末医療)に入ったらもう出てこれないよ。
95歳の方が、施設に入ることにしたとあいさつに来られました。
今まで言われたことがない、「さよなら」を告げられました。
暮らしを、「以上」と区切りをつけられました。
数日後に息子さんらしき車が停まっていて、福祉協議会の車とすれ違いました。

箇条書きのような人生でした。
産声を上げ、両親のおかげで人並みに生きてこれました。
親になり、「勝手に作りおって」とかみさんに言われながらも、4人の子供に恵まれました。
子供たちが巣立ち、長い長い老後です。
「以上」が見えない暗闇を生きています。
老人のように、「さよなら」が言えるか不安です。

そんなことはない。
これまでも「以上」と何度も別れをしてきました。
人並み「以上」の幸せも経験しました。
いつの時代を生きたいかと問われたならば、「今」です。
今こそ、本当の自分を生きている。

2024年12月22日
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