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絵のタイトルは、「肝っ玉かあちゃん」です。
単身チュニジアから来て、チュニジアと日本の文化交流に尽力されています。
今日のタイトルは、「コーディネート」です。
地域おこしの仕事にインバウンドがあります。
地域外の方達に来ていただいて、地域の魅力を知っていただく。
地域外の良さを地域の方たちに知っていただき交流を深める。
二年連続で、中学生に「チュニジア国際交流授業」を開きました。
チュニジア人の先生が地域の中学を訪問し、アラビア語の授業をします。
英語でチュニジアを紹介する。中学の英語の先生が通訳をする。
中学生は、簡単な英語は理解する。
中学生は、アラビア語の法則を学び自分の名前を書く。
それを、チュニジア人の先生がその日のうちに添削して返す。
アラビア語の勉強の後は、チュニジア音楽にあわせてチュニジアダンスを踊る。
中学生も見よう見まねで音楽に合わせて踊り出す。
エキゾチックな踊りに、男子学生は興奮する。
興奮は女子学生にも移り、皆が興味津々で楽しんでいます。
中学生へのお礼として、私は彼ら全員の似顔絵を描く。
約70名の似顔絵を終業式にプレゼントする。
国際交流授業は良いことです。
外国の文化に触れる絶好の機会です。
チュニジアの先生も自国の文化を伝えられ、楽しそうです。
双方が楽しんでいます。
私がこの企画を考案し、神奈川県に住むチュニジア人の先生に相談しました。
チュニジア人の先生を紹介してくださったのは、
故郷会副会長であり、地域の商工会の会長です。
二人の故郷を想う気持ちは熱いのです。
しかし、二人が企画を実行するとなると厄介なことです。
地域おこし協力隊員である私が、自ら企画し担当となりました。
中学校に出向き、主旨を説明する。
中学は、職員会議で授業の内容を説明し話し合い、賛同を得た。
授業の枠(曜日、時間、参加人数、会場)にあわせて、
チュニジア人の先生と授業内容を相談する。
授業の初めに、チュニジアのお茶(ミント茶)とお菓子を参加する中学生に配る。
お菓子は、最初の年はチュニジアから輸入した。
二年目は、カフェで妻が焼きました。
チュニジアの先生の送迎も私達の役割です。
チュニジアの先生の食事と宿泊は、初めの年は地域の公民館で、
二年目はカフェでし、我が家に泊まっていただきました。
いつも心を痛めるのは、チュニジア人の先生の交通費などの経費です。
チュニジアの先生は、ボランティアで来てくださいます。
地域からも教育員会からも経費は出ません。
企画を担当した地域おこし協力隊員の負担となります。
最初の年は、まあ面白そうだから試しにやってみるかという雰囲気でした。
二年目は、昨年参加した中学生の反応は上々だったから今年も是非にとなりました。
三年目の今年も悩んでいます。
続けることが大切です。
誰かがコーディネートしなければなりません。
しかし、一人で悩むわけにはいかない。前に進まないからです。
まずは、中学校に出向いて意思確認をしなければならないでしょう。
チュニジアの先生の都合を確認しなければならない。
コーディネートはこんなことから始まります。
種を撒き 土持ち上げて 芽が伸びる
2018年9月14日
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