美人姉妹が、カフェを訪ねてくれます。
妹さんを描きました。ハードルは上がるばかりです。
意を決して描いた一枚が、「すてき」です。
テレビの横に、額に入れて飾ってくれている。
世の中には、惜しい人がたくさんいます。
しゃべらなけりゃ、めんこいのに。
と言われるのは、自称古手川祐子さんです。
今日のタイトルは、「全部がだめじゃない」です。
似顔絵を描く時、その人の良いところから描き始めます。
唇なら口元から、目なら目元から。
正しくなぞっていくと、顔全体が画面からはみ出します。
バックシャンだからと言って、後ろから髪だけ描いたことはありません。
常に真正面からトライしています。
それが描かせていただく者の仁義です。
寒い冬の日、先輩は小便に行きました。
用を足そうにも、肝心な奴が引っ張り出せません。
捜索願を出したくなった。と、あとで私達を笑わせました。
股引を前後反対に履いちゃってました。
料理も生きざまも完璧なことは何一つない。
汗をかいたものには、塩気が足りない。
コップの水を、かつてのように満杯にしたい。
幸せだった出会いの頃でさえ、本当は二者択一の結果でした。
気づけば、多くの溢れる幸せを取りこぼしてしまった。
コップの容量は限られていましたから。
「全部がだめじゃない」のです。
残った水が、あなた自身です。
多くの人は見過ごしたが、一人だけ気づいてくれたじゃないですか。
亭主なのか、思い出の彼なのか。
あなたの笑顔が素敵です。
誰が言おうと、幸せな気分に密かに浸れる。
ゴルフの青木や倉本は、試合中反省はしない。と言われた。
常に、次のプレーに集中する。
あれが無ければ、これをしなければ。
気づいただけよかった。
私は、ポジティブです。
40歳までの顔は、両親からいただいたもの。
その後は、自分が作ったものです。
やらかした過去は、残念なことばかりです。
生きていていいんだよ。
そんな風に誰かが言ってくれてるような気がします。
あばたをえくぼと勘違いしてくれる人が、きっといると信じています。
その日のために、入れ歯(奥歯用)をはずしています。
あほんだら どこまでいっても あほんだら
2021年3月11日
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