故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

一人と話し込む

2017-06-24 06:21:25 | プロジェクトエンジニアー

母の法事で久しぶりに会った従兄です。
上手に皆さんの話を聞かれていました。
何が上手なのか。


今日のテーマは、「一人と話し込む」です。
若い頃は、多くの人と話しの輪の中心にいるようにしていました。
やらかすことも半端ではなく、犯罪に近いことも幾度となくやらかしていました。
公安警察に、「今晩泊まっていくか」と脅かされたり、
起きたら、バス停で大勢の会社員が私の顔を覗き込んでいました。
昨夜動かしたバス停のコンクリートを枕に寝てしまいました。
飲み会の幹事を任されて、飲み会のお金と同じくらい店の破壊料を払ってきました。
面白い奴だと皆からはやされて大いに羽目を外していました。

亡きかみさんが、総務課長に私との結婚報告に行くと、
あいつだけはやめとけ。と諭されたそうです。

いつしか大人になり、一人と話し込むようになりました。
大人と言っても最近のことです。
知らない人と友達になる。
胸襟を開き、とことん話を聞く。
そんな訳で、初めての会ではあいつは何者となってしまいます。

昨日がそんな夜でした。
お前のやっているカフェに行こうとなりました。
総勢11人が妻の運転する軽自動車のピストン輸送で乗り込んできました。
今日はレンタル料だけで後は店のサービスと、
酒と肴(お好み焼きとつまみ)を出しました。
飲むこと騒ぐこと、階段から落ちる者。
皆さん、どこかで何かの会社の社長さんばかりです。

とことん話したゴルフの先生が、集めてきたよとレンタル料を渡してくれました。
会も終わりの頃、みんなからさらに集めておいたよ。
と飲み代を置かれて行きました。さすがです。

小さな田舎の魑魅魍魎(山の怪物や川の怪物。さまざまのばけもの。広辞苑より)の
世界です。酔っぱらっていない時に、似顔絵にしてお礼をしましょう。

「一人と話し込む」でした。

月夜寺 狸と狐 ぽんぽこぽん

2017年6月24日
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