故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

発汗とこむら返り

2016-07-19 02:54:00 | よもやま話

一昨日は、手甲脚絆に長靴姿で、朝早くから前の山の下草を刈った。
長靴に汗が溜まっていた。こんなことは久しぶりのこと。
体重は、3Kg近く減っていた。
手が足りず、誰も手をつけなくなった森を守りたいと始めたのであった。

その後も、頼まれていた草刈りに出かけた。
蕎麦を植える畑のあぜ道と周囲の道路の草刈りである。
少し無理すると、つるような感じになってきた。
これがこむらがえりである。
それからは、極力体力を使わぬよう休みながら動いた。
夕方になりやっと回復した。

ネットで調べてみた。
発汗により体液の電解質のバランスが崩れたのであろう。
休みながら塩飴や砂糖飴でもなめてれば、こむら返りにはならなかったのである。
水分と砂糖を補給しても、一度なったこむら返りは急には改善しないようである。

昨日も、摘果で落とした桃を拾いにいった。
持ち主の「もったいない」をいくらかでも改善してあげたかった。
完全に摘果の時期を逸した桃の実はたわわに実り、多くの枝が折れていた。
ご主人を亡くされて一人で果樹園を守ってきたようであった。
同居の子供は、サラリーマンで果樹には興味がないようであった。
約40Kgの熟れる一歩手前の桃を、友人と半分ずつ加工しようとしたのである。

果樹園から戻り、漬ける壜、氷砂糖と塩などの調味料を大量に買い込んだ。
途中、たまらず一眠りして起きたのがもう夕方。
それから、果実を種から次々にはずしたり、煮たりして
様々な味付けをした試作品を10種類は作った。
私はひたすら桃の実の表面についている繊毛を洗い落とし、カットするのである。
完熟前の桃の実は固く、包丁で蜜柑の一房くらいの大きさに切り取っていく。
味付けは妻の役目である。
処理できないものは、明日の仕事にして終わったのが夜中になった。

特産品を作るのも私の仕事の一つである。
野菜や果樹は、少しの売り物と多くのB級品が生産される。
このB級品をなんとか美味しいものに変えたいのである。

自分の身を守りながら、思いつきをぎりぎりまで追い込むのである。
田舎暮らしは簡単ではない。地域おこしは、さらに簡単ではない。
困っていることを、一つずつ解決していくしかないのである。
この体験がなければ、誰も耳を貸さないのである。
友人や妻に感謝である。

二週間もすれば、味がしっかりしてくるであろうから、皆で試食できる。
皆さんの面白いの火つけになれば良いのである。

こむら返しも良い経験であった。
皆さんがやっていることである。

今日になって、やっと机に向かいブログがかけるようになった次第です。

一つずつ 覚えていって 仲間入り

2016年7月19日
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人の輪

2016-07-17 04:27:39 | プロジェクトエンジニアー

人を幸せ駅まで運ぶ仕事をされてる方です。
アプローチの練習は、人の輪の中でされています。


今日のテーマは「人の輪」です。
輪とは、長いものを曲げて円くしたもの。と広辞苑に出ていました。
人の輪の中に入って行くのが苦手な人がいます。
多くを語らなくても良い。
まず一声を出す。人が反応します。
それからは、聞き役でも話し役でも良い。

人の話に加わるにはきっかけが必要です。
話にうなづくだけでも、会話に加わっています。
話すことだけが、会話に加わることでもないようです。
話し手がいれば、聞き手も必要です。

長いものを曲げるのが輪としたら、いろんな人がいて最初は長く(縁遠く)見えます。
それを円くするのが、会話でありコミュニケーションです。
一つの話題で、円くなります。中心にいる必要はありません。
話の輪の中にいることです。

初めての人と会ったとき、どうしても気後れします。
それは、どちらにも言えることです。
まず一声出す。話を聞く。それで十分です。

皆さんが偉そうに見える。相対的に自分は欠点だらけだと感じています。
「幸せアレンジャー」は、当たりがソフトです。
人の話を聞いているから、人の心配事に相談にのれます。
そして優しくアドバイスができます。

結婚しない若者が増えてきました。
男は3人に一人、女は5人に一人の割合で生涯未婚のままだそうです。
何が、結婚の障害なのでしょう。
出会いがない。自然の付き合いができない。
自分がやりたいこと(仕事や趣味)ができなくなると怖れている。
一人暮らしは、寂しい時がある。でも、誰かと一緒に居ることを選択できない。
気持ちが通じ合わないのではないかと、心配をしてしまう。

電話やネットでは、面白そうに会話が成立しているように見えます。
私の体験では、電話もネットも非常手段です。
やはり、直接会って話した方がずっと良いと感じています。
夫婦とは、どちらかが相手の価値に気付くことだと思います。
残念ながら、両方が相手の価値に同時に気付くことは少ないのではないかと思います。
どちらかが、一声を発して付き合いは始まります。
釣りバカ日誌の浜ちゃんのように、
「結婚してくれたら、僕は幸せになる自信があります」と言う。
結婚してからも、大勢の素敵な人に会います。
人の心には扉は建てられません。

私と居ることで、幸せになってくれる人がいる。
これが始まりです。つまり、人の輪に入ったことになります。
昨日まで、単なる知り合いだった人が、急接近です。
嫌だったら断れば良い。
そうでもなかったら付き合ってみれば良い。
相手の臭いを感じてみたら良い。

女の人は、生涯のパートナーを嗅覚で判断できるとのことだから。
見知らぬ五人の若者の汗が滲み込んだシャツの中から、
一枚だけかぐわしい臭いのシャツを発見します。
二人の遺伝子(DNA)を組み合わせ、仮の子供を合成してみると。
免疫力の高い子どもが誕生する可能性が高いとのこと。

十人十色。どうしてあの美人があんな風采の上がらぬ奴と一緒になったのか、
不思議がられることがあります。本人たちも「どうしてかな」と思うでしょう。
特に風采の上がらぬ男の方は思うでしょう。

人の輪の中に入って行かなければ、自分に合う人を見つけることは出来ないでしょう。
また、婚活ネットで互いの条件が合った人だからと言って、即結婚はありません。
見える条件は、一般的に高いものばかりです。臭いも仕草も見えません。

今日のテーマは「人の輪」です。
どうしてこんなことを書こうとしたか、種明かしをします。
一昨日、職場の大勢の人との飲み会がありました。
中には、話したことがない方も大勢いらっしゃいました。
互いに顔は知っています。

話してみると、案外いいやつだったりします。
一声かけて良かったなと思いました。

いくじなし 言われてはっと 振り返る

2016年7月17日
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配管工事

2016-07-16 14:49:31 | プロジェクトエンジニアー

いつも野菜作りのアドバイスをくださるおばちゃんです。
この方は、夜が明けるまえから働いておられます。
4か所ある畑は、草一本生えていません。
だから、このおばちゃんの畑とわかります。
同時に渡した写真の写りが良かったのか、
絵手紙には関心を持たれませんでした。


どうも身体が重い。
なにしろ飲み過ぎです。
妻は心配してくれるよりあきれています。
私も勢いで飲んでるもんですから、あとで後悔しきりです。

今日のテーマは配管工事です。
50mmより小さい径の配管(鋼管)はねじ込み継ぎ手で施工しても良い。
50mmより大きい径の配管はパッキンをしてフランジ継ぎ手で施工する。
と先輩から教わりました。

中味水(飲料用)用配管にガス用シール剤を使って大失敗したことがありました。
ガス配管用シール剤は、頑丈に接着されるけど、シール剤の臭いが強いのです。
ガスに臭いをつけるためにもそのような材料を選んだのでしょう。
結局、そのシール剤は全部剥がしとりました。

他にも似たようなことがありました。
小麦粉排出用スクリューコンベア(φ250)の落ち口(φ350)の穴埋めにコーキング剤を
使用しました。スクリューコンベアで排出した小麦粉をベースにしてミックス粉を
作りました。スポンジケーキが均等に膨らまず困ったことになりました。
どれかの原料に消泡剤が使われているのです。
最初は塩が疑わしいから始まり、順番に他の原料を一つずつ調べて行きました。
残った疑わしいものは、スクリューコンベアから排出される小麦粉と判明しました。
さらにコーキング剤が消泡の役割をすると判りました。
すべてのコーキング剤を剥がし、水でふき取り溶接で再度スクリュートと落ち口を
接続しました。30本近くのスクリューコンベアを手直しできたのは1か月後でした。

蒸気配管(鋼管φ300)の突き合わせ溶接部から蒸気もれが発生しました。
溶接を調べたところ、三回溶接すべきところを一筆書き(波を描く)ように
溶接されていました。0.5-0.6MPaの蒸気の温度は約150℃です。
配管は150℃と常温では、配管長さ10mで約15mm程度配管が伸び縮みします。
この応力が、溶接部を切断したのでした。
配管の伸びを考えた固定方法になっていませんでした。これも全部やり直しました。

空気搬送で米を搬送しました。800Rのエルボ部で配管(バフで内面研磨♯200)
に穴があきました。すべてのエルボ配管を1200R~1500Rに変更しました。

配管にもいろいろあります。
圧空配管、集塵ダクト、空気搬送管、水配管、電気配線管の業者はすべて異なります。
5つの業者が、自分勝手に工事を進めると、細い配管を避けて太いダクト管が
逃げなければならなくなります。
天井部に500mm高さで各種配管ゾーンを決めて配管させました。
メンテナンス頻度が高いものを下にし、メンテナンスが少ないものを上にしました。
漏水時の漏電も考慮に入れて、電気配線管(ラック)が一番上になりました。
上部配管からつけさせて、吊材は延長共有できるよう最下端に50mm程度
ネジ部を残させました。吊材を共有できない時は、吊元のアンカーを
すべての配管工事の先に打たせました。

配管は、単純な工事のようで、段取り次第では、大変なことになります。
いい加減な工事と自主検査をやったために、工事代金の10%(15億円)にあたる
損失を出して、倒産した会社もあります。
工事終了後の客検査で、1か所不具合が見つかったのです。
すべての検査のやり直しとなりました。
工事完了した保温材を剥がし、再度全数検査となりました。
日本中の検査要員を集めなければなりませんでした。
一度終わった工事の手直しは、元の配管工事の2-3倍手数がかかります。

今日のテーマは「配管工事」でした。
我が家の外回りの配管(井水用)が、冬場の凍結により漏水したのでした。
実際は、接続箇所の両方に糊をつけてない手抜き工事でした。
分岐点で、配管を切り離し、切り離した、上手と下手の両方の配管に水圧をかけて
漏水箇所を特定していきます。気の長い調査です。どうやら見つかったようです。
しかし床下工事個所のようです。さて、配管業者はどうするのでしょう。
屋外の長い配管でなくて良かったとも言えます。

今日は、配管工事について書いてみました。
冒頭の絵とはなんの関係もありませんでした。

秘密とは 漏らさぬ前に 忘れよか

2016年7月16日
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あと一勝

2016-07-14 00:48:43 | プロジェクトエンジニアー

昨日の黒田投手は残念でした。
金沢につぎ、二度目の200勝達成は、連続で失敗しました。
コーナーを突く、打者心理を巧みにかわす投球は見られませんでした。
流れが掴めなかった。あの一塁線ゴロがアウトにできていれば。
勝負球がことごとくイマイチでした。

広島カープは貧乏球団で、年棒2億円を越す選手をつなぎ留められませんでした。
幾多の名選手が去っていったことか。

今日は勝てるかもをいつも裏切られる球団でした。
中学生の頃から勉強をしながらナイター中継を聞いていました。
私の育った島には、信号がありませんでした。
広島カープは、コンプレックスの代表のような存在でした。
特に、東京の巨人、大阪の阪神に弱かった。

黒田投手が広島を去った時、またかと思いました。
ドジャースに行って、お山の大将が活躍できるのか心配でした。
黒田投手は、丈夫な身体にクレバーな投球術を持っていました。
あの大リーグで7年間で79勝をあげています。
打線の援護がなくても黙々と投げる姿をテレビ中継でよく目にしました。
大リーグに行けば大リーグの方針に従う柔軟な人柄のようです。

200勝を達成するであろう今季で引退するかもしれません。
今季好調な広島の選手に大いに刺激となっているベテラン選手の一人です。
アメリカでも、日本でも玄人受けする選手です。
あと一勝をつかみ取って欲しい。

あと少し 常に上みて 楽しむか

2016年7月14日

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ごめんねを言わない

2016-07-13 18:33:57 | よもやま話

たくさんの人にありがとう。
と素直に言えれば何の問題もありませんでした。
言えないばかりに、ずいぶん苦労しました。

真逆の馬鹿野郎と強がって生きてきました。
役割分担など決めないで、出来る人が出来る時にやっていれば、
丸く収まったはずなのに、これはあなたの役目なんて決めつけちゃったから
争いになったのかもしれません。
何だか自分だけ苦労しているみたいな感じになったんだと思います。

損なことなんて何もなかった。
苦労した分だけ、頑張った分だけあとで自分を助けてくれた。
こんなことが先に解っていれば、苦労は買ってでもしたはずです。

今日のテーマは、「ごめんねを言わない」です。
謝りたいことは、山ほどあります。
弁解したいことも、山ほどあります。
甘んじて受け止める度量がありませんでした。
「ごめんね」と言うくらいなら、しなければ良いのです。
弁解をしたって始まらない。一度芽生えた疑惑はぬぐえないのです。
争うなら、法廷闘争です。

自分がやったこと。
自分ができなかったこと。
あの時、こう言えばがなんとか修復できたかもしれません。
勇気を持ってやっていれば出来たかもしれません。
結局は、出来なかったんです。

「ごめんねを言わない」
口から出まかせの「ごめんね」なんて言わない。
誰にも間違いはあります。
事実だけが残ります。
歯を食いしばって強がりましょう。
腹が立っても許しましょう。
「ごめんね」の心で、その後を生きるのです。
言ってしまった。やってしまった。
石を投げられようと、「ごめんねを言わない」ことです。

この頃、不倫をしたり、悪さをしたら儀式のように謝る風潮があります。
性根は変わらない。口先だけ、謝罪すれば一応許してあげる。
ふてぶてしく最期まで貫いて欲しい。
過去の大物は、悪事がばれたって誰も謝ったりしなかった。
誤解は、する人に任せれば良いのです。
解ってくれる人は必ずいます。
すべての人に謝るなんてできない。
生きる道を選ぶなら、「ごめんねを言わない」で欲しい。
「ごめんね」を腹に据えて生き抜いて欲しい。 
いつか真実を話す時が必ず来ます。
生涯に無くても良い。

黙る人 眼が語るとて 胸を張れ 

2016年7月13日
<<投稿後>>
疲れてしまい、何も出来なくなりました。
しばし、休みました。
あれこれ言い訳を思いました。
そんな気持ちを蹴っ飛ばしたくなりました。
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