*2014年6月21日撮影
二週間程お休みをしてしまいましたが、再開です。
会津の鶴ヶ城の南側、湯川の川沿いに桑の木が生えています。
たいてい背が低いのであまり目立ちませんが、なかにはけっこう大きい木もあって、ムクドリやヒヨドリが群がっています。
ちょうど今は実が赤く実って、黒く熟しているものもあります。
かつては養蚕のために広く栽培されていた桑ですが、今は野生化して生き残っています。
*2014年6月21日撮影
桑の実は子供の頃はクワゴといって類い稀なごちそうでした。
たくさんのお蚕(かいこ)さんが、音をたてて桑の葉を食べる姿を見て育った年代としては、クワゴはとても懐かしいもの。
黒く熟すととても美味しいのですが、摘み取ってジャムにしようかなどと、今風のことを考えてしまいます。
*2014年6月21日撮影
栽培された桑は中国原産の桑でマグワとよばれ、在来の桑はヤマグワとよばれるようです。
どちらもクワとして区別しない見方もあるようです。
湯川沿いにある桑は、実が小さめで細長いのでヤマグワではないかと思っています。
木によっては赤く実っていない実もたくさんあって、受粉がうまくいかなかったのかこれから赤くなるのか、疑問です。