久米宏の『新ニッポン人現る』というテレビ東京の番組を観たです。
最近の20代の若者は、
・車に興味ない
・海外旅行行かない
・酒飲まない
・お金使わない(貯金してる)
という特徴があるそうです。
ま、僕も表面的には新ニッポン人です。
・車持ってない
・海外旅行行ったことない
・外にお酒は飲みに行かない
・お金使わない(貯金はしてないけど)
20代にして株取引によって200億円もの資産を持つ男性は言います。
「お金を使うことに興味がない」
なるほど、わかる気がします。全然違うこと考えてるかも知れないけど。
430円の立ち食いうどんも、10万円のフレンチも、そうそう違いはあるものじゃない。空腹を満たすという点においては、どちらも同じ。しかもどちらも美味い。大金を使う意味があるのか?と思います。
僕がお金を持っていた頃、何にお金を使っていたかというと…ほとんど有意義に使った記憶がないです。2年に一回100万円もするバイクを買い換えたり、毎日外食したり、読みもしない本をネットで大量に買ってみたり…。
でも、いよいよそういう生活も終わりを告げようとした時、人間は有意義にお金を使おうとするようです。僕も、パチスロ漫画の連載をやめる直前に自動車の普通免許を取りました。あれは有意義な使い方だったな~。
とにかく、人間、お金があるとロクな使い方しないというお話です。お金が無いと、少額でも吟味して、考えて使うのです。そして気づくのです。「あ、これ欲しい」という気持ちの99%がマボロシであるという事に。
よくよく考えたら、まったく欲しくなかった、まったく必要なかった、という物のオンパレード。お金が無いからこそ気づけます。お金があると即買い間違いなし。で、商品が届くのを首を長くして待つ日々ですよ。
すべてはビジネス野郎どもの経済活動なんです。ヤツらは経済活動を活発化させるために生きています。経済活動活発化こそ、仕事することだと思っているのです。間違いにまったく気づくことなくね。
例えば、いい材料を使って、高級なお菓子を作って売るとします。最高級の卵を作るために最高級のニワトリが必要となります。その他にも最高級のバター、最高級の小麦粉…いろいろ。お金をふんだんに使って、輸送コストを使い、エネルギーを使い、とっても高価なお菓子を発売します。スウィーツ好きの女の子が、脚を棒にして働いたお給料でそのお菓子を買って食べます。「あ~美味しい」っておい!その「おいしい」の99%はマボロシなのだぞ!と僕は言いたいのです。
腹が減ってりゃ何でも美味しいのです。その上の、もっと上の美味しさを追求する必要など無いのです。そのために高額の対価を払う必要はないのです。だって、そのお金、我々が大切な時間を使って働いて得たお金なんですから。
そのお菓子買うお金を稼ぐために仕事するんだったら、そのお菓子いらないから仕事時間減らして欲しいのです。
美味しい、気持ちいい、面白い、楽しい、は生活のいたるところに転がっています。それをゴテゴテ飾りをつけてマボロシに包み、民衆にお金を使わせようとするビジネス野郎どもを僕は許さない。
ふざけるなよ、ビジネス野郎ども!
ああ…また駄文だった。
しかも最初のテーマとズレてる…
すいません。
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