現在41歳ですが、
観るテレビ番組も若いころとは違ってきました。
お笑い番組はほとんど興味なし。
バラエティも まったく内容が無いと思うようになり観なくなりました。
観たいと思うのは教養番組とかドキュメンタリー番組。
意味の無い時間を過ごしたくないという気持ちが強くなったのでしょうか。
若いころは、無駄なことをすることが美徳とでも思っているかのように無駄ばっかりやってました。
無駄に無駄な時間を過ごすことが将来何かの役に立つような気がして…。
しかし今、若いころ色々やったけど、何か役に立っているかと考えるにつけ、う~む、どうなんでしょう。
少しずつですね。
何か少しずつ体験した、そのことが、何か僕の中に体験として蓄積して現在の人格を作っている…そんな感じですかね~。
これをやったからこういう役に立っている、そう言えるものは一つもありません。
しいて挙げるなら、ずっと漫画にたずさわってきて、背景、効果、マンガ製作をやってきた、その技術だけが現在僕の役に立っているでしょうか。
でも、マンガの技術だけあれば、いまの僕が出来上がるかと言うとそれは違うのであって、全ての体験が少しずつプラスされて現在の僕自身になっているんだと思います。
はっきり役に立つと言えること、マンガの技術や国家資格など、そういうものだけならとても薄っぺらな人間になってしまう気がします。
結論を言うと、
やっぱり人間って、基本人格の上に無駄な経験が積み重なって人格を形成しているのではないかと思うのです。
「無駄 バンザイ!」
と叫ぶことは無いんですけど、
やっぱり人間の経験の70~80%は無駄なことではないかと思います。
逆に言うと、役に立つと言われていることこそ無駄なことなのではないかと。
じゃあ、無駄って何よ?
訳わからなくなりました。
アニメ「ムーミン」の中で、ジャコウフクロウ(でしたっけ?)のおっさんがいつも言ってました。
「無駄じゃ無駄じゃ」
って言ってましたけど、あれってそういう意味だったのかな…と思う今日このごろ。
以上。久々の駄文でした。
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